中華の大家である陳建太郎さんのレシピをご紹介します。今回お届けするのは、ピリッとした辛味と爽やかな酸味が絶妙に調和した本格的なサンラータンです。
ザーサイやたけのこ、干ししいたけ、豚バラ肉、帆立て貝柱といった多彩な具材をすべて細切りにして使用することで、スープとの絡みが良くなり、ひと口ごとに豊かな食感と旨味をお楽しみいただけます。お店で食べるような本格的な味わいをご自宅のキッチンで手軽に再現できるのが嬉しいポイントです。
ラーユのピリッとした刺激と、最後に加える酢のすっきりとした酸味がアクセントとなり、心も体もじんわりと温まる一品に仕上がっています。特別な日の食卓はもちろん、普段の夕食のスープとしても大変おすすめです。ぜひ作り方の手順をしっかりと確認しながら、こだわりの一杯を完成させてみてください。
【陳建太郎さんのレシピ】サンラータンの作り方
Course: 汁物Cuisine: 中華2
servings15
minutes5
minutes210
kcal20
minutes中華の大家である陳建太郎さんのレシピをご紹介します。今回お届けするのは、ピリッとした辛味と爽やかな酸味が絶妙に調和した本格的なサンラータンです。
材料
ザーサイ(塊) 30g(塩ぬきしたもの。下準備参照。)
ゆでたけのこ 30g
豚バラ肉(薄切り) 40g
干ししいたけ(戻したもの) 1枚
帆立て貝柱(水煮/缶詰) 2コ
スープ カップ2(湯カップ2に顆粒(かりゅう)チキンスープの素(もと)〈中国風〉小さじ1+1/2を溶く。)
水溶きかたくり粉 大さじ2(かたくり粉を同量の水で溶いたもの。)
溶き卵 大さじ2
ラーユ 適量
こしょう
酢
【A】
酒 小さじ1/2
かたくり粉 小さじ1/2
塩 少々
こしょう 少々
サラダ油 大さじ1
【B】
しょうゆ 大さじ1+1/2~2
酒 大さじ1/2
塩 少々
作り方
- ザーサイ、たけのこ、豚肉、しいたけはすべてせん切りにし、帆立て貝柱はほぐす。豚肉に【A】を順にからめて下味をつける。
- 鍋またはフライパンにスープを入れて煮立て、弱火にして 1 の豚肉をほぐしながら加え、火を強めて肉に火を通す。
- 残りの 1 を加えて1~2分間煮、【B】を加える。こしょうを多めにふり、水溶きかたくり粉を2~3回に分けて加える。
- 溶き卵を流し入れてサッと混ぜ、最後に酢大さじ1を回し入れて火を止める。器に注ぎ、ラーユをふる。
- ポイント
- とろみがついたところに卵を流し入れてふんわりと固める。酢は最後に加えないと、酸味が飛びやすいので注意。
メモ
- 陳建太郎さんのレシピ (サンラータン)
サンラータンを美味しく作る3つの極意
具材をすべて均一なせん切りにして旨味を引き出す
ザーサイ、たけのこ、豚肉、しいたけはすべてせん切りにし、帆立て貝柱はほぐすという下準備が非常に重要です。具材の太さや大きさを揃えることで、スープの中で火が均一に通るだけでなく、食べる際に複数の具材が一度に口に入り、それぞれの旨味や食感が絶妙に混ざり合います。
特に干ししいたけや帆立て貝柱から滲み出た出汁が、スープ全体のベースをより深く味わい深いものにしてくれます。
水溶きかたくり粉で絶妙なとろみをつけるタイミング
スープの具材を1~2分間煮て【B】の調味料で味を調え、こしょうを多めにふった後、水溶きかたくり粉を2~3回に分けて加えます。一度にすべてを加えるのではなく、数回に分けて少しずつ加えることで、ダマになるのを防ぎ、スープ全体に滑らかで美しいとろみをつけることができます。
このしっかりとしたとろみが、この後に加える溶き卵をふんわりと固めるための大切な土台となります。
溶き卵と酢を加えるベストなタイミングと火加減
しっかりとしたとろみがついたところに溶き卵を流し入れ、サッと混ぜ合わせてふんわりと固めます。さらに、最後に酢大さじ1を回し入れて火を止めるのが大きなポイントです。酢は加熱しすぎると酸味が飛んでしまうため、仕上げの段階で加えてすぐに火を止めることで、爽やかな酸味と香りを最大限に残すことができます。
香りと食感のコントラストをぜひお楽しみください。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
豊かな旨味とピリッとした辛味、そして爽やかな酸味が特徴のサンラータンには、すっきりとした辛口の白ワインや、フルーティーでキレのあるスパークリングワインが非常によく合います。
特に、ドイツやアルザス地方のリースリングなどは、酸味のあるスープの味わいと美しく調和し、料理全体の美味しさをより一層引き立ててくれます。
また、ビールやハイボールなどの炭酸系の飲み物を選ぶと、ラーユのピリッとした辛味やスープのコクをすっきりとリフレッシュしてくれるため、おつまみや晩酌の汁物としても最高の組み合わせになります。
保存テクニックと温め直し方
作り立てを美味しく召し上がっていただくのが一番ですが、万が一余った場合は、粗熱を取ってから密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。保存期間の目安は冷蔵で約1~2日以内となります。温め直す際は、鍋に移して弱火でゆっくりと加熱してください。
ただし、時間が経つと卵の食感や酢の風味が変化してしまうため、できるだけ早めにお召し上がりいただくことをおすすめします。
このレシピのまとめと栄養のポイント
陳建太郎さんのレシピで作るサンラータンは、多彩な具材の食感と、ラーユの辛味、酢の酸味が織りなす本格的な味わいが魅力です。ザーサイやたけのこ、豚肉、しいたけのせん切りを丁寧に準備し、それぞれの旨味をスープにしっかりと溶け込ませます。
スープにとろみをつけてから溶き卵をふんわりと仕上げ、最後に酢を加えることで、風味豊かな絶品スープが完成します。手順を守るだけでご自宅でも本格的な中華の味が再現できるため、ぜひ今夜の食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。
