今回は、料理研究家である斉藤辰夫さんのレシピをご紹介します。冬の美味しい味覚である大根をたっぷりと使用した、風味豊かな「大根めし」の作り方です。大根を薄いいちょう形に切り、お米と一緒に炊き込むことで、ご飯一粒一粒に大根の旨味と甘みがしっかりと行き渡ります。
さらに、香ばしく焼いた油揚げを加えることでコクが増し、シンプルな材料でありながらも奥深い味わいを楽しむことができます。炊き上がった後に加える大根の葉の鮮やかな緑色と、仕上げにすりおろす柚子の皮の爽やかな香りがアクセントとなり、見た目にも美しく、食欲をそそる一品に仕上がります。
特別な調味料を使わず、素材の持ち味を最大限に引き出した心温まる和食の炊き込みご飯を、ぜひご家庭でお試しください。
【斉藤辰夫さんのレシピ】大根めしの作り方
Course: 主食Cuisine: 和食4
servings20
minutes45
minutes385
kcal65
minutes今回は、料理研究家である斉藤辰夫さんのレシピをご紹介します。冬の美味しい味覚である大根をたっぷりと使用した、風味豊かな「大根めし」の作り方です。大根を薄いいちょう形に切り、お米と一緒に炊き込むことで、ご飯一粒一粒に大根の旨味と甘みがしっかりと行き渡ります。
材料
大根 1/3本(約300g)
米 3合(540ml)
油揚げ 2枚
大根の葉 1~2本(約60g)
柚子(ゆず)の皮 適量
塩
酒 大さじ2
【A】
だし カップ3+1/4
みりん 大さじ1
砂糖 大さじ1
しょうゆ 大さじ3
作り方
- 大根は4~5cm厚さの輪切りにして皮をむき、四つ割りにして薄いいちょう形に切る。
- ポイント
- 繊維を断つように薄く切ると、味がよくしみ込む。
- 米はよく研いでざるに上げ、約1時間おく。
- 油揚げを焼き網で軽く焦げ目がつくくらいに焼き、冷ましてから縦半分に切って、3mm幅に切る。大根の葉は細かく刻み、サッと塩ゆでして水にとり、冷めたら水けを軽く絞る。
- ポイント
- 油揚げは焼くと、より香ばしくなる。
- ボウルに【A】を合わせておく。
- ポイント
- あらかじめ合わせておくことで、調味料の味がご飯に均等にしみ込む。
- 炊飯器の内釜に 2 の米、 4 を目盛りまで入れて、油揚げ、大根を加えて普通に炊く。炊き上がったら、酒大さじ2と大根の葉を加えて蒸らす。
- 5 を器によそい、柚子の皮をすりおろしてふる。
メモ
- 斉藤辰夫さんのレシピ (大根めし)
大根めしを美味しく作る3つの極意
大根を繊維を断つように薄いいちょう形に切る
大根は4から5cm厚さの輪切りにして皮をむき、四つ割りにしてから薄いいちょう形に切ります。繊維を断つように薄く切ることで、炊き上げる際に調味料の味が中までしっかりと染み込みやすくなり、食べたときに柔らかくジューシーな食感を楽しむことができます。
大きさを揃えることで、ご飯全体に均一に行き渡る効果もあります。
油揚げを焼き網で香ばしく焼いてから切る
油揚げは焼き網で軽く焦げ目がつくくらいにしっかりと焼き、冷ましてから縦半分に切って、3mm幅に細かく切ります。事前に油揚げを焼くことで余分な油が落ちて香ばしさがグッと引き立ち、ご飯と一緒に炊いたときに香りとコクの深い奥行きをもたらす重要なアクセントになります。
調味料をあらかじめ合わせておくこと
だしカップ3と1/4、みりん大さじ1、砂糖大さじ1、しょうゆ大さじ3の【A】の調味料を、ボウルにあらかじめしっかりと合わせておきます。炊飯器の内釜にお米と合わせただし汁を目盛りまで入れてから、油揚げと大根を加えて普通に炊き上げることで、調味料の味がご飯や具材にムラなく均等に行き渡ります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この大根めしには、すっきりとした味わいの日本酒や、軽やかな渋みの緑茶が非常によく合います。大根の優しい甘みと、香ばしい油揚げのコク、そして仕上げに添える柚子の爽やかな柑橘の香りが、冷酒のキレや温かいお茶の旨味を引き立ててくれます。
また、洋風の組み合わせであれば、穏やかな酸味を持つ白ワインのシャブリなども、出汁の風味を損なうことなく美味しく合わせることができます。
保存テクニックと温め直し方
残った大根めしは、おにぎりにしてラップに包むか、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存してください。保存期間の目安は冷蔵で約2日です。食べる際は、電子レンジでしっかりと再加熱してください。
また、小分けにして冷凍保存しておけば、約2週間ほど美味しく保存でき、忙しい日の朝食や夜食としても手軽に楽しむことができます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
斉藤辰夫さんによる「大根めし」は、旬の大根の甘みと旨味を存分に味わえる、素朴でありながらも味わい深い炊き込みご飯です。繊維を断つように薄く切った大根と、香ばしく焼いた油揚げを一緒に炊き上げることで、ご飯全体に豊かな風味が広がります。
炊き上がりには、サッと塩ゆでした大根の葉を混ぜ込んで色合いと食感をプラスし、仕上げに柚子の皮をすりおろすことで、上品で爽やかな香りが鼻に抜けます。特別な技術を必要とせず、手順に沿って丁寧に作ることですべての素材の魅力が引き出される、心も体も温まる和食の定番レシピです。
