堀江ひろ子さんのレシピをご紹介します。今回は、じっくりと煮込んでとろけるような食感に仕上げる絶品の豚の角煮です。豚バラ肉をしょうゆやはちみつなどの調味料にしっかりとつけ込み、ねぎやしょうがと一緒に時間をかけて煮込むことで、お肉の旨味が最大限に引き出されます。
さらに、一度冷まして表面の余分な脂をきれいに取り除くひと手間を加えることで、驚くほどすっきりとした上品な味わいになります。卵にもしっかりと味が染み込み、ご飯のおかずとしてはもちろん、お酒のおつまみとしてもぴったりの一品です。ご家庭の食卓を贅沢に彩る本格的な味わいを、ぜひじっくりとお楽しみください。
【堀江ひろ子さんのレシピ】豚の角煮の作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings1
hour2
hours750
kcal180
minutes堀江ひろ子さんのレシピをご紹介します。今回は、じっくりと煮込んでとろけるような食感に仕上げる絶品の豚の角煮です。豚バラ肉をしょうゆやはちみつなどの調味料にしっかりとつけ込み、ねぎやしょうがと一緒に時間をかけて煮込むことで、お肉の旨味が最大限に引き出されます。
材料
豚バラ肉(塊) 400~500g
卵 2コ
ねぎ(青い部分) 1本分
しょうが(薄切り) 1かけ分
練りがらし 適宜
酢 大さじ1
酒 大さじ2
水 適量
【A】
しょうゆ 大さじ2
はちみつ 大さじ2
【B】
水 小さじ2
かたくり粉 小さじ1
作り方
- 豚肉は4等分に切る。ポリ袋に豚肉と【A】を入れて1時間つけ込む。アルミ箔(はく)を一度丸めてから広げ、鍋(直径16cm)に合わせて円形にし、穴を開けて落としぶたをつくる。
- ポイント
- 肉をつけ込むときは、冷蔵庫に入れず常温で。
- 卵の丸いほうの底をスプーンの背で軽くたたいてひびを入れる。鍋に卵、酢大さじ1を入れて卵がかぶるまで熱湯を注ぐ。中火で7分間ほどゆで、すぐにたっぷりの冷水にとる。
- ポイント
- 卵の底にひびを入れると殻がむきやすくなる。酢で卵白が固まるので、卵白が漏れ出ない。
- スプーンの背で卵の殻を細かくたたいて全体にひびを入れ、水の中で殻をむく。
- ポイント
- 細かくひびを入れると殻がきれいにむける。
- 鍋に 1 の豚肉をつけ汁ごと入れる。ねぎ、しょうが、酒大さじ2、水カップ2を加え、 1 の落としぶたをのせて中火にかける。沸騰したらさらにふたをして弱火にする。煮汁が少なくなったらやっとかぶるくらいまで水を足しながら、1時間30分~2時間煮て、火を止める。
- 煮汁が人肌程度まで冷めたら、 3 の卵を鍋の隙間に加える。ピッチリとラップをかけ、さらにふたをする。冷蔵庫などの寒い所に、表面の脂が白く固まるまで一晩(5時間以上)おく。
- 白く固まった脂ごとラップをそっとはがす。ねぎ、しょうがは取り除き、卵は取り出す。鍋を中火にかけ、角煮が温まったら器に盛る。
- ポイント
- ラップに付着して固まった脂を一気に取り除く。脂はラードとして使ってもよい。
- 【B】は混ぜ合わせる。フライパンに 6 の煮汁カップ3/4を入れ、中火にかける。煮立ったら【B】を少しずつ加え、混ぜながら十分とろみがつくまで煮て、角煮の上から回しかける。卵を半分に切って盛り、好みで練りがらしを添える。
メモ
- 堀江ひろ子さんのレシピ (豚の角煮)
豚の角煮を美味しく作る3つの極意
お肉を冷蔵庫に入れず常温でつけ込む
豚肉を4等分に切り、ポリ袋に豚肉と【A】のしょうゆ、はちみつを入れて1時間つけ込みます。このとき、冷蔵庫に入れず常温でつけ込むことが大切です。温度を一定に保つことで、調味料がお肉の繊維にしっかりと浸透しやすくなり、加熱した際にも硬くなりにくいジューシーな仕上がりを実現できます。
お肉の旨味をしっかりと引き出すための大切な工程となります。
一晩おいて表面の脂を白く固めて取り除く
鍋に豚肉をつけ汁ごと入れ、ねぎ、しょうが、酒、水を加えて1時間30分~2時間煮た後、煮汁が人肌程度まで冷めてから卵を加え、冷蔵庫などの寒い所に一晩(5時間以上)おきます。表面に白く固まった脂ごとラップをそっとはがすことで、余分な脂をすっきりと取り除くことができます。
これにより、くどさがなくなり、上品でコクのある味わいに仕上がります。
卵の底にひびを入れてきれいに殻をむく
卵の丸いほうの底をスプーンの背で軽くたたいてひびを入れます。鍋に卵、酢大さじ1を入れて卵がかぶるまで熱湯を注ぎ、中火で7分間ほどゆでたあと、たっぷりの冷水にとります。酢を加えることで卵白が固まり、万が一ひびから卵白が漏れ出るのを防げます。
さらに水の中で細かくひびをたたいてむくことで、白身を傷つけずにつるんときれいに殻をむくことができます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
じっくりと煮込んだ豚の角煮には、しっかりとしたコクと果実味を感じる赤ワインがよく合います。例えば、軽やかでフルーティーなピノ・ノワールや、まろやかな口当たりのメルロなどがおすすめです。
お肉の脂の甘みと醤油やはちみつの甘辛いタレの味わいを、ワインの酸味とタンニンが心地よく受け止め、口の中をすっきりとリフレッシュさせてくれます。また、定番のビールや冷えた日本酒、すっきりと爽やかなハイボールとも抜群の相性を誇ります。お好みの飲み物とともに、極上のひとときをお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
作った豚の角煮を保存する場合は、完全に冷ましてから密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。保存期間の目安は2〜3日程度です。食べる際には、食べる分だけ鍋に取り分けて温め直してください。また、長期間保存したい場合は、タレごとジッパー付きの保存袋に入れて冷凍保存することも可能です。
その際は、卵は食感が変わってしまうため取り除いてから冷凍してください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
堀江ひろ子さんのレシピによる豚の角煮は、丁寧な下ごしらえと長時間の煮込みが生み出す極上の味わいが魅力です。豚バラ肉を調味料にしっかりとつけ込み、ねぎやしょうがと共にじっくりと煮ることで、お箸でスッと切れるほど柔らかく仕上がります。
さらに、一晩おいて余分な脂を取り除くことで、見た目にも美しく、しつこさのない上品な口当たりを実現しています。卵にも煮汁の旨味がしっかりと染み込み、最後にとろみをつけたタレを回しかけることで、お店のような仕上がりになります。特別な日の食卓や、おもてなし料理としても大変おすすめの一品です。
