堀江ひろ子さんのレシピをご紹介します。春の味覚を代表する食材であるたけのこを、いつもとは一味違う形で堪能できる絶品の味つき天ぷらです。
一般的に天ぷらは素材そのものを揚げてから天つゆや塩でいただきますが、こちらのレシピではあらかじめ電子レンジを使ってたけのこに味を含ませるというひと工夫が取り入れられています。
めんつゆをからめて電子レンジで加熱することで、たけのこの内部までしっかりと旨味が染み込み、噛むたびに豊かな風味が口いっぱいに広がります。さらに、衣には香り高い桜えびをたっぷりと混ぜ込み、香ばしさと彩りをプラスしているのが大きな特徴です。
卵や塩、酒を加えた衣はサクッとした食感に仕上がり、たけのこの食感とのコントラストを楽しむことができます。仕上げに散らす木の芽の清涼感ある香りが全体の味を引き締め、最後まで飽きのこない味わいにまとまっています。
旬のたけのこを存分に味わい尽くしたいときや、ちょっとしたおもてなしの席の一品としても大変おすすめのレシピです。ぜひご家庭で挑戦して、プロならではのアイデアが詰まった美味しい天ぷらをお楽しみください。
【堀江ひろ子さんのレシピ】たけのこの味つき天ぷらの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings15
minutes4
minutes285
kcal19
minutes堀江ひろ子さんのレシピをご紹介します。春の味覚を代表する食材であるたけのこを、いつもとは一味違う形で堪能できる絶品の味つき天ぷらです。
材料
新たけのこ(ゆでたもの) 200g
めんつゆ(市販/濃縮タイプ) 大さじ2
卵 1/2コ
桜えび(乾) 大さじ4~5
木の芽 適宜(あれば。)
塩 小さじ1/2
酒 大さじ3
小麦粉 カップ1/2
揚げ油 適量
作り方
- たけのこは一口大に切り、耐熱の器に入れる。めんつゆをからめ、ラップをかけて電子レンジ(600W)に2分間ほどかけて味をつける。
- ボウルに卵をときほぐし、塩、酒、小麦粉、桜えびを加えて混ぜ、衣をつくる。
- 揚げ油を170℃に熱し、 1 に衣をたっぷりつけて入れる。カラッと揚げ、油をきる。器に盛り、粗く刻んだ木の芽を散らす。好みでレモンを添えてもよい。
メモ
- 堀江ひろ子さんのレシピ (たけのこの味つき天ぷら)
たけのこの味つき天ぷらを美味しく作る3つの極意
たけのこにめんつゆをからめて電子レンジで加熱する
このレシピの最大のポイントは、衣をつけて揚げる前に、一口大に切ったたけのこを耐熱の器に入れ、めんつゆをからめてから電子レンジ(600W)で2分間ほど加熱する点にあります。
あらかじめ下味をつけることで、淡白で水分を多く含むたけのこの芯までしっかりと旨味が行き渡り、噛んだときにじゅわっと美味しい風味が広がるようになります。生のまま揚げるだけでは出せない深い味わいが生まれ、衣の香ばしさとも絶妙に調和する重要な工程です。
桜えびをたっぷり入れた特製衣をつくる
ボウルに卵をときほぐし、塩、酒、小麦粉、そして乾燥の桜えびを大さじ4~5とふんだんに加えて混ぜ合わせて衣をつくります。桜えびを加えることで、揚げる際に香ばしい磯の香りが立ち上り、たけのこの素朴な味わいに強いアクセントと奥行きをもたらします。
また、酒を加えることで衣の仕上がりがより軽くなり、サクッとした食感を引き出すことができます。具材としての存在感もある贅沢な衣のバランスが絶妙です。
170℃の揚げ油でカラッと揚げる
揚げ油を170℃にしっかりと熱し、下味をつけたのち衣をたっぷりとまとわせた素材を油に入れます。170℃という温度は、衣の焦げ付きを防ぎながら水分を適度に飛ばし、全体を綺麗なきつね色にカラッと揚げるために最適な温度です。
衣をたっぷりとつけることで、中のたけのこに閉じ込められた旨味や水分を逃がさず、外側のサクサク感と中のジューシーな食感のコントラストを最大限に引き出すことができます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
豊かな風味を持つたけのこに、香ばしい桜えびの衣が合わさったこの天ぷらには、すっきりとした酸味と果実味を感じる白ワインが非常によく合います。
たとえば、軽やかな辛口のソーヴィニヨン・ブランや、日本の固有品種である甲州ワインなどを合わせると、揚げ物の油分を心地よく洗い流しつつ、桜えびの香ばしさとワインの爽やかなニュアンスが互いを引き立て合います。また、和食らしくすっきりと冷やした日本酒の純米酒なども最高の組み合わせです。
お好みでレモンを絞っていただくことで、ワインや日本酒の持つフルーティーな酸味と料理の味わいがさらに一体となり、より豊かな食卓の時間を演出してくれます。
保存テクニックと温め直し方
揚げたてのサクサクとした食感と風味が最も損なわれないうちに、当日中にお召し上がりいただくのが一番おすすめです。もし食べきれずに保存する場合は、粗熱を取った後に密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。
お召し上がりの際は、電子レンジで温め直したあと、オーブントースターや魚焼きグリルなどで数分間カラッと焼き直すことで、衣のサクサク感や桜えびの香ばしさをある程度蘇らせることができます。長期間の保存には向かないため、作った翌日までには食べ切るようにしてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
堀江ひろ子さんのレシピによる「たけのこの味つき天ぷら」は、春の恵みであるたけのこを最高に美味しく食べるためのアイデアが詰まった一品です。一口大に切ったたけのこをめんつゆにからめ、電子レンジで加熱してあらかじめ下味をしっかりつけることで、素材の芯まで旨味を染み込ませます。
さらに、卵や塩、酒にたっぷりの乾燥桜えびを混ぜ込んだ特製の衣をつくり、170℃の油でカラッと揚げることで、香ばしさと食感のコントラストが際立ちます。仕上げに散らす木の芽の香りが爽やかなアクセントとなり、全体の味を上品にまとめているのも魅力です。
特別な調理器具や難しいテクニックを必要とせず、身近な調味料と電子レンジの活用によってワンランク上の味わいに仕上がります。旬の味わいを存分に堪能できるおつまみやおかずとして、ぜひご家庭の食卓に取り入れてみてください。
