料理研究家の荻野恭子さんが手掛ける、本格的でありながら自宅で挑戦できる「白みそ」のレシピをご紹介します。白みそ作りといえば難しそうなイメージを持たれがちですが、丁寧な下処理と手順を踏むことで、上品でまろやかな甘みを持つ絶品の白みそをご自宅で仕込むことができます。
市販品では味わえない、作りたてのフレッシュな香りや、素材本来の優しい甘みを存分に堪能できるのが最大の魅力です。大豆の皮をむくひと手間や、湯を替えてしっかりとゆでる工程が、美しい白さと雑味のないクリアな味わいを生み出します。
米こうじの豊かな風味と水あめの自然なコクが絶妙に調和した、心も体も満たされる手作り味噌作りの世界をぜひお楽しみください。
【荻野恭子さんのレシピ】白みその作り方
Course: 調味料・保存食Cuisine: 和食4
servings30
minutes1
hour50
minutes331
kcal140
minutes料理研究家の荻野恭子さんが手掛ける、本格的でありながら自宅で挑戦できる「白みそ」のレシピをご紹介します。白みそ作りといえば難しそうなイメージを持たれがちですが、丁寧な下処理と手順を踏むことで、上品でまろやかな甘みを持つ絶品の白みそをご自宅で仕込むことができます。
材料
大豆(乾) 100g
米こうじ(乾) 200g(細かく粉砕するので、 つくりやすい。)
粗塩 15g
酒 大さじ2
水あめ 大さじ2
作り方
- ボウルに大豆を入れて熱湯をかぶるくらいに注ぎ、10分間おいてざるに上げ、皮をむく。たっぷりの水とともに鍋に入れて強火で煮立て、弱めの中火にして30分間ゆでてざるに上げ、湯を捨てる。
- ポイント
- 熱湯につけると、皮がむきやすくなる。白く仕上げるため、濁った汁は捨てる。
- 大豆を鍋に戻して ポリ袋みそ のつくり方 3 と同様にゆでる。ただし、ゆで時間は1時間30分にする。
- 2 をミキサーで粉砕して取り出す。
- ミキサーをきれいにし、米こうじを粉砕し、粗塩15gを加えて混ぜる。 3 、ゆで汁、酒大さじ2、水あめ大さじ2とともに耐熱ボウルに入れる。
- フライパンに3~5cm深さの湯をはって弱火にかけ、温まったら 4 のボウルの底を当てて10分間ほど練る。火から下ろして粗熱を取り、保存容器に入れる。
メモ
- 荻野恭子さんのレシピ (白みそ)
白みそを美味しく作る3つの極意
熱湯を活用した丁寧な皮むきと最初のゆで汁の工夫
ボウルに入れた大豆に熱湯をかぶるくらいに注ぎ、10分間おくことで皮がふやけてむきやすくなります。その後、たっぷりの水とともに鍋に入れて強火で煮立て、弱めの中火にして30分間ゆでてざるに上げ、一度湯を捨てます。白く美しく仕上げるために濁った汁は思い切って捨てるのが、このレシピの最も重要なポイントです。
柔らかく仕上げるための長時間のゆで工程
一度ゆでて湯を捨てた大豆を再び鍋に戻し、さらに1時間30分かけてじっくりとゆで上げます。この十分な加熱時間によって大豆の芯までしっかりと柔らかくなり、後のミキサーでの粉砕がスムーズに行えるようになります。素材の旨味を最大限に引き出すための欠かせない大切な工程です。
湯煎での丁寧な練り上げ作業
フライパンに3〜5cm深さの湯をはって弱火にかけ、温まったら材料を入れたボウルの底を当てて10分間ほどしっかりと練り上げます。米こうじ、粗塩、ゆで汁、酒大さじ2、水あめ大さじ2が均一に混ざり合い、味わいに一体感が生まれます。火から下ろしてしっかりと粗熱を取ることで、風味と食感が綺麗に落ち着きます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
手作りの優しい甘みとまろやかな口当たりが特徴の白みそには、すっきりとした酸味を持つ辛口の日本酒や、フルーティーな香りの白ワインがよく合います。特にキリッとした冷酒は、白みその上品なコクを引き立て、口の中を爽やかにリフレッシュしてくれます。
また、日常の食卓では、香ばしい焼きおにぎりに塗ったり、まろやかなポタージュや温かい和風スープの隠し味として合わせることで、料理全体の奥行きと深みを一層引き立てることができます。
保存テクニックと温め直し方
出来上がった白みそは、しっかりと粗熱を取った後に清潔な保存容器に移し替えて保存します。雑菌の繁殖を防ぎ、風味を保つために、表面にラップを密着させて空気に触れないようにすることが大切です。
冷蔵庫で保存し、なるべく早めにお召し上がりいただくことで、作りたてのフレッシュな香りと豊かな味わいを長期間楽しむことができます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
料理研究家の荻野恭子さんによる「白みそ」のレシピは、大豆の下処理からじっくりとしたゆで上げ、ミキサーでの粉砕、そして湯煎での練り上げまで、丁寧な手仕事を通じて極上の味わいを生み出す本格的な製法です。
熱湯を使って皮をむき、濁った汁を捨てることで美しい白さを引き出し、1時間30分のゆで時間で芯まで柔らかく仕上げます。米こうじ、粗塩、酒、水あめを合わせ、湯煎にかけながら10分間練り上げることで、なめらかな口当たりと奥行きのある甘みが完成します。
市販では味わえない贅沢な手作りの白みそを、ぜひご自宅の台所でお試しください。
