料理研究家の荻野恭子さんが提案する「鶏じゃがパクチーのカレー蒸し煮」は、素材の持ち味とスパイスの香りが絶妙に調和した魅力的な一品です。
鶏むね肉や新じゃがいも、トマト、たまねぎといったお馴染みの食材に、たっぷりのパクチーと風味豊かなカレー粉を合わせることで、いつもの食卓がパッと華やかなエスニックな雰囲気に包まれます。
鍋に具材を重ねて蒸し煮にするだけのシンプルな調理法でありながら、食材からじっくりと引き出された旨みがスープに溶け込み、奥行きのある味わいを生み出します。さらに、仕上げに加えるカレー粉が香ばしいアクセントとなり、食欲をそそること間違いなしです。
手に入りやすい食材で手軽に作れるため、忙しい日のメインディッシュにもぴったりです。ぜひ荻野恭子さん直伝のレシピを参考に、ご家庭で本格的な味わいをお楽しみください。
【荻野恭子さんのレシピ】鶏じゃがパクチーのカレー蒸し煮の作り方
Course: 主菜Cuisine: エスニック1
servings10
minutes20
minutes420
kcal30
minutes料理研究家の荻野恭子さんが提案する「鶏じゃがパクチーのカレー蒸し煮」は、素材の持ち味とスパイスの香りが絶妙に調和した魅力的な一品です。
材料
鶏むね肉(小/一口大に切る) 1枚分(150g)
新じゃがいも 2コ(150g)
パクチー 2株
たまねぎ 1/2コ(100g)
トマト 1コ(100g)
しょうが(皮付きのまま薄切り) 1かけ分
にんにく(芯を取って薄切り) 1かけ分
植物性の油(なたね油、ごま油〈白〉など) 大さじ2
カレー粉 大さじ1/2
【A】
水 カップ1/4
カレー粉 大さじ1/2~1
塩 小さじ1
作り方
- 新じゃがいもはよく洗い、芽があれば除き、皮付きのまま1cm角に切って水にサッとさらす。パクチーは【全体備考】を参照して切る(ザク切りでもよい)。たまねぎは縦に薄切りにする。トマトはヘタを取り、1~2cm角に切る。
- 鍋に油を入れ、たまねぎ、しょうが、にんにく、パクチーの根、じゃがいも、トマト、鶏肉、パクチーの茎を順に重ねる。【A】をよく混ぜ合わせて回しかける。
- ポイント
- 辛みと味つけのカレー液をかける。
- ふたをして弱めの中火にかけ、汁けが少し残る程度に15~20分間、蒸し煮にする。ふたを取り、カレー粉大さじ1/2を加えて混ぜ、汁けがほぼなくなるまで煮る。器に盛り、パクチーの葉をのせる。
- ポイント
- 煮込む間にカレーの風味がとぶので、仕上げに香りづけのカレー粉を足す。
メモ
- 荻野恭子さんのレシピ (鶏じゃがパクチーのカレー蒸し煮)
鶏じゃがパクチーのカレー蒸し煮を美味しく作る3つの極意
具材を順番に重ねて旨みを引き出す
鍋に油を入れ、たまねぎ、しょうが、にんにく、パクチーの根、じゃがいも、トマト、鶏肉、パクチーの茎を順番に重ねていくことが大切なポイントです。食材を重ねていくことで、それぞれの持つ水分や旨みが加熱の過程でしっかりと合わさり、全体に深みのある味わいが行き渡ります。
特にトマトやたまねぎから出る水分を活用しながら蒸し煮にすることで、余計な水分を加えすぎずに素材本来の濃厚な味わいを楽しむことができます。
汁けが少し残る程度に15~20分間蒸し煮にする
【A】の水をカップ1/4、カレー粉大さじ1/2~1、塩小さじ1をよく混ぜ合わせて回しかけたあと、ふたをして弱めの中火にかけ、汁けが少し残る程度に15~20分間じっくりと蒸し煮にします。この加熱時間によって、新じゃがいもや鶏むね肉にしっかりと火が通り、柔らかく仕上がります。
じっくりと熱を加えることで、スパイスや香味野菜の香りが具材の芯まで染み込み、まとまりのある味わいに仕上がります。
仕上げのカレー粉で香りを際立たせる
蒸し煮が終わったらふたを取り、カレー粉大さじ1/2を加えて混ぜ合わせ、汁けがほぼなくなるまで煮詰めます。調理の過程で煮込む間にカレーの風味が一部とんでしまうため、仕上げに香りづけのカレー粉を足すことで、食べる直前に最も引き立ったスパイスの香りと風味を楽しむことができます。
最後に器に盛り、パクチーの葉をのせることで、フレッシュな香りと彩りがプラスされ、全体の完成度がより一層高まります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
鶏じゃがパクチーのカレー蒸し煮には、スパイシーなカレーの風味が香るため、相性の良いお酒を選ぶことで食事の時間がさらに充実したものになります。お酒を選ぶなら、フルーティーで爽やかな香りの白ワインがぴったりです。
例えば、すっきりとした酸味を持つソーヴィニヨン・ブランなどは、パクチーの独特な清涼感やスパイスの刺激を心地よく受け止め、口の中を爽やかに整えてくれます。また、軽やかな口当たりのロゼワインや、心地よい苦みと炭酸が楽しめるビールなども、カレー風味の料理と非常によく合います。
お好みの飲み物とともに、素材の旨みとスパイスのハーモニーをゆっくりとご堪能ください。
保存テクニックと温め直し方
作り置きや保存をする場合は、粗熱をしっかりと取った後に清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。保存期間の目安は、冷蔵庫で2~3日以内となります。食べる際には、電子レンジなどでしっかりと中心まで再加熱してからお召し上がりください。
なお、パクチーの葉は変色しやすく風味が落ちやすいため、あらかじめトッピング用として別にしておくか、食べる直前に新鮮なものを添えるのが美味しく楽しむコツです。
このレシピのまとめと栄養のポイント
料理研究家の荻野恭子さんによる「鶏じゃがパクチーのカレー蒸し煮」は、鶏むね肉や新じゃがいも、トマト、パクチーを使い、スパイスの香りを効かせた味わい深い一品です。鍋に油や具材を順番に重ねて、【A】の調味料を回しかけたあと、弱めの中火で15~20分間しっかりと蒸し煮にします。
仕上げに香りづけのカレー粉を加えて汁けがほぼなくなるまで煮詰めることで、スパイスの豊かな風味が引き立ちます。器に盛り付けてからフレッシュなパクチーの葉をのせることで、彩りと爽やかな香りがプラスされます。手軽な材料でありながら、本格的なエスニックの雰囲気を自宅で手軽に楽しめる魅力的なレシピです。
