今回は、料理人・田村隆さんのレシピ「蒸し鶏のみそサンド」をご紹介します。サンドイッチといえば洋風の具材を挟むのが定番ですが、このレシピではしっとりとした蒸し鶏に、風味豊かな手前みそとねぎ、きゅうりを合わせて和風に仕上げます。
鶏もも肉を一度こんがりと焼いてから蒸し上げることで、香ばしさとジューシーさがギュッと閉じ込められ、深みのある味わいを生み出します。食パンはあらかじめ蒸し器で軽く温めておくことで、ふんわりとした柔らかさが保たれ、特製のみそだれや具材を優しく包み込みます。
ピリッとアクセントに添える溶きがらしが全体を引き締め、最後まで飽きのこない美味しさを楽しめます。これまでのサンドイッチの概念を覆すような、新しい和の魅力が詰まった一品を、ぜひご家庭でお試しください。
【田村隆さんのレシピ】蒸し鶏のみそサンドの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食4
servings15
minutes20
minutes420
kcal35
minutes今回は、料理人・田村隆さんのレシピ「蒸し鶏のみそサンド」をご紹介します。サンドイッチといえば洋風の具材を挟むのが定番ですが、このレシピではしっとりとした蒸し鶏に、風味豊かな手前みそとねぎ、きゅうりを合わせて和風に仕上げます。
材料
鶏もも肉 2枚(1枚300g)
きゅうり 1本
ねぎ 1本
しょうが(薄切り) 1かけ分
食パン(サンドイッチ用) 8枚
手前みそ カップ1/4
溶きがらし 適量
塩 少々
こしょう 少々
酒 カップ1/4
作り方
- きゅうりは5~6cm長さの細い拍子木形に切る。ねぎも白い部分を5~6cm長さのブツ切りにし、中を開いて芯(しん)を取り、重ねてごく細いせん切りにして水に放して水けをきる(白髪ねぎ)。芯はみじん切りにし、水に放して水けをきる。
- 鶏肉に塩・こしょうをもみこむ。フッ素樹脂加工のフライパンに皮めを下にして置き、強火でこんがりと焼き色がつくまで焼く。
- 2 をバットに入れ、ねぎの青い部分、しょうが、酒をふってラップをかけ、蒸し器で20分間蒸す。鶏肉を縦半分に切り、食べやすくそぎ切りにする。
- 小鍋に鶏肉の蒸し汁、 手前みそ を入れて中火にかけて練る。 1 のねぎの芯を加えて混ぜる。
- 食パンはみみを切って半分に切り、蒸し器で軽く蒸して温める。
- 皿にきゅうりと白髪ねぎ、鶏肉をのせ、パンで具と 4 のみそを包んで食べる。好みで溶きがらしを添える。
メモ
- 田村隆さんのレシピ (蒸し鶏のみそサンド)
蒸し鶏のみそサンドを美味しく作る3つの極意
鶏もも肉をフライパンで香ばしく焼いてから蒸す
鶏もも肉に塩・こしょうをもみこんだら、フッ素樹脂加工のフライパンに皮めを下にして置き、強火でこんがりと焼き色がつくまでしっかりと焼きます。このひと手間で鶏肉の表面に香ばしい風味と美しい焼き色がつき、その後の蒸し調理によって肉汁を中に閉じ込めてジューシーに仕上がります。
バットに移した後は、ねぎの青い部分、しょうが、酒をふってラップをかけ、蒸し器で20分間じっくりと蒸すことで、肉全体が柔らかくしっとりとした食感に生まれ変わります。
食感のアクセントとなる白髪ねぎと芯の使い分け
ねぎは白い部分を5〜6cm長さのブツ切りにし、中を開いて芯を取り除いたものを重ねてごく細いせん切りにして水に放し、シャキシャキとした白髪ねぎを作ります。一方、取り除いた芯は細かくみじん切りにして水に放ち、水けをきってから、鶏肉の蒸し汁と手前みそを中火にかけて練る小鍋の中に加えて混ぜ合わせます。
このようにねぎの部位によって白髪ねぎとみじん切りの芯を使い分けることで、シャキシャキとした食感と、みそだれに溶け込む豊かな風の両方を楽しむことができます。
食パンを蒸し器で温めてふんわり感を引き出す
サンドイッチに使用する食パンは、あらかじめみみを切ってから半分に切り、蒸し器で軽く蒸して温めます。トーストするのではなく蒸すことで、食パン全体が水分を含んで驚くほどふんわりとした柔らかさになり、中の具材や特製のみそだれを優しく包み込むのに最適な状態になります。
温かいパンならではの口当たりの良さが、香ばしく蒸し上げた鶏肉やシャキシャキのきゅうり、風味豊かなみそだれと見事に調和します。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
田村隆さんの「蒸し鶏のみそサンド」には、すっきりとした辛口の日本酒や、冷えたキリッとした白ワインがよく合います。特製の手前みそとねぎの風味、そしてジューシーな蒸し鶏の旨みが口の中に広がるため、お酒の持つ酸味やクリアな口当たりが料理全体の味わいを心地よく引き締めてくれます。
特に、果実味が穏やかですっきりとしたタイプの白ワインや、キレの良い純米酒を選ぶと、みその香ばしさと鶏肉の旨みが引き立ち、より一層美味しくお召し上がりいただけます。休日のランチや、ちょっとしたおつまみとしてもおすすめの組み合わせです。
保存テクニックと温め直し方
「蒸し鶏のみそサンド」は、時間が経つと食パンが乾燥したり、きゅうりや白髪ねぎから水分が出て食感が損なわれたりするため、調理後はできるだけ早めにお召し上がりいただくのがおすすめです。
どうしても作り置きをする場合は、具材(蒸し鶏、きゅうり、ねぎ、みそだれ)と食パンを別々に保存容器に入れて冷蔵庫で保管し、食べる直前に食パンを蒸し器で温めてから組み立ててください。具材自体の保存は、密閉容器に入れて冷蔵庫で2日以内を目安に使い切るようにしてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
料理人・田村隆さんの「蒸し鶏のみそサンド」は、和の素材とサンドイッチが見事に融合した絶品メニューです。鶏もも肉は塩・こしょうをもみこんでフライパンでこんがりと焼き色をつけ、ねぎの青い部分、しょうが、酒とともに蒸し器で20分間じっくりと蒸すことで、しっとり柔らかくジューシーに仕上げます。
きゅうりは細い拍子木形に切り、ねぎは白髪ねぎとみじん切りの芯に分けてシャキシャキとした食感を引き出します。小鍋に鶏肉の蒸し汁と手前みそを入れて中火にかけて練り、ねぎの芯を混ぜ合わせた特製のみそだれが味わいの決め手です。
食パンはみみを切って半分にし、蒸し器で軽く温めてから具材とみそを包み込んでいただきます。好みで溶きがらしを添えることでピリッとしたアクセントが加わり、最後まで飽きのこない美味しさを満喫できます。
