陳建一さんのレシピをご紹介します。今回お届けするのは、鶏ささ身と卵白を使って作り上げる、上品で優しい味わいの「鶏おぼろふわふわスープ」です。中華料理の奥深い技術が光るこのスープは、滑らかなペースト状にしたささ身と卵白をスープの中で優しく火を通し、ふわふわのおぼろ状に仕上げるのが特徴です。
ミキサーを使って丁寧に作り上げるささ身ペーストは、ヨーグルトのようななめらかな質感がポイントとなり、口に入れた瞬間にふんわりととろけるような食感をお楽しみいただけます。家庭でも本格的な中華の味わいを再現できるように、手順を一つひとつ分かりやすく解説していきます。
おもてなしの席はもちろん、特別な日の食卓や、優しく温まる汁物を欲する日にもぴったりの一品です。ねぎ油の香ばしい風味とシブレットのアクセントが全体の味を引き締め、最後の一滴まで飽きずに美味しく召し上がっていただけます。
ぜひこの機会に陳建一さん直伝の本格スープ作りに挑戦し、極上の口溶けと豊かな風味をご堪能ください。
【陳建一さんのレシピ】鶏おぼろふわふわスープの作り方
Course: 汁物Cuisine: 中華4
servings15
minutes6
minutes185
kcal21
minutes陳建一さんのレシピをご紹介します。今回お届けするのは、鶏ささ身と卵白を使って作り上げる、上品で優しい味わいの「鶏おぼろふわふわスープ」です。中華料理の奥深い技術が光るこのスープは、滑らかなペースト状にしたささ身と卵白をスープの中で優しく火を通し、ふわふわのおぼろ状に仕上げるのが特徴です。
材料
チキンスープ 1リットル(顆粒チキンスープの素(中国風)を表示どおりに溶いたものでもよい。)
ねぎ油(市販) 大さじ1
シブレット(小口切り) 10本分(ハーブの一種。あさつきでもよい。)
酒 大さじ2
塩 少々
こしょう 少々
【ささ身ペースト】
鶏ささ身 2本
卵白 4コ分
チキンスープ カップ1(顆粒チキンスープの素(中国風)を表示どおりに溶いたものでもよい。)
コーヒー用ミルク 1コ(約小さじ1)
塩 小さじ1/2
酒 大さじ2
こしょう 少々
水溶きかたくり粉 大さじ2(かたくり粉を同量の水で溶く。)
作り方
- 鶏ささ身は適当な大きさに切る。
- ミキサーまたはフードプロセッサーに 1 の半量、卵白2コ分、チキンスープカップ1/2を入れ、かくはんしてペースト状にする。残りの 1 、卵白、チキンスープを加え、再度かくはんしてペースト状にしてボウルに移す。
- ポイント
- ◆【ささ身ペースト】の堅さは、ヨーグルト状が目安◆ 【ささ身ペースト】は、一度にかくはんすると混ざりにくいので、2回に分ける。トロッとしたヨーグルトくらいの堅さになったら取り出す。
- 2 にコーヒー用ミルク、塩、酒、こしょう、水溶きかたくり粉を加えて混ぜ、【ささ身ペースト】をつくる。
- チキンスープを中華鍋に入れて軽く煮立たせ、 3 の【ささ身ペースト】を少しずつ全体に回しながら加える。煮立ってきたら弱火にし、ポコポコと軽く煮立つくらいの火加減を保ちながら、5~6分間煮る。途中、アクが出てきたらていねいに取り除く。
- 【ささ身ペースト】がふわふわのおぼろ状になり、スープが澄んできたら、酒大さじ2、塩・こしょう各少々で味を調え、仕上げにねぎ油を回し入れる。
- ポイント
- ◆軽く煮立つくらいの火加減をキープし、おぼろ状に火を通す◆ スープを完全に煮立たせてしまうと、ふわふわに仕上がらないので注意。ゆっくりと火を通し、おぼろ状に仕上げていく。
- 器に盛り、シブレットを散らす。
メモ
- 陳建一さんのレシピ (鶏おぼろふわふわスープ)
鶏おぼろふわふわスープを美味しく作る3つの極意
ささ身ペーストは2回に分けてなめらかにかくはんする
ミキサーやフードプロセッサーを使用する際は、鶏ささ身の半量、卵白2コ分、チキンスープカップ1/2を一度に入れてかくはんし、ペースト状にします。その後、残りのささ身、卵白、チキンスープを加えて再度かくはんします。
一度にすべてを入れてかくはんすると混ざりにくいため、2回に分けることでしっかりと均一な状態になります。仕上がりの目安はトロッとしたヨーグルトくらいの堅さであり、この丁寧な下ごしらえが後のふわふわとした食感を生み出すための重要な基盤となります。
弱火でポコポコと軽く煮立つ火加減をキープする
中華鍋にチキンスープを入れて軽く煮立たせたら、ささ身ペーストを少しずつ全体に回しながら加えます。煮立ってきたら弱火にし、ポコポコと軽く煮立つくらいの火加減を保ちながら5~6分間煮ます。スープを完全に激しく煮立たせてしまうと、ふわふわに仕上がらず食感が損なわれてしまうため注意が必要です。
ゆっくりと丁寧に火を通すことで、ささ身ペーストがきれいなおぼろ状に変化し、スープ全体が澄んだ美しい仕上がりになります。
水溶きかたくり粉で絶妙なとろみと一体感を出す
ささ身ペーストにコーヒー用ミルク、塩、酒、こしょうと合わせて水溶きかたくり粉(かたくり粉を同量の水で溶いたもの)を加えてしっかりと混ぜ合わせます。この水溶きかたくり粉を加えることで、ペースト全体にとろみがつき、スープと合わせた際に分離せずきれいにふんわりとおぼろ状に固まりやすくなります。
細かな配合と混ぜ合わせの工程が、プロのような滑らかな口当たりと美しい見た目を作り出す秘訣です。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
鶏おぼろふわふわスープの繊細で上品な味わいには、すっきりとした辛口の白ワインが非常に合います。特に、ミネラル感が豊かでフレッシュな酸味を持つシャルドネやソーヴィニヨン・ブランは、鶏ささ身の旨味と卵白の優しい口当たりを心地よく引き立ててくれます。
また、中華料理特有のねぎ油の香ばしい風味とも相性が良く、料理全体の後味をさっぱりとまとめてくれます。もう少しカジュアルに楽しみたい場合は、冷えたジャスミン茶や、すっきりとした喉越しのビールを合わせるのも素晴らしい選択肢です。
それぞれの飲み物が持つ香りと温度感が、スープの優しさを一層引き立ててくれます。
保存テクニックと温め直し方
鶏おぼろふわふわスープは、その繊細な食感と風味を損なわないために、基本的には調理後すぐにお召し上がりいただくのが最もおすすめです。万が一余ってしまった場合は、密閉容器に移し替えて冷蔵庫で保存し、翌日までには食べ切るようにしてください。
温め直す際は、風味や食感が変わらないよう、鍋に移して弱火でゆっくりと優しく加熱してください。卵白を使用しているため、長期間の保存や冷凍保存には適していません。
このレシピのまとめと栄養のポイント
陳建一さんのレシピによる「鶏おぼろふわふわスープ」は、鶏ささ身と卵白をミキサーで滑らかなペースト状にし、スープの中で優しく火を通してふんわりとしたおぼろ状に仕上げる上品な中華スープです。
チキンスープをベースに、コーヒー用ミルクや水溶きかたくり粉を加えて絶妙なとろみとコクをプラスし、弱火でじっくりと5~6分間煮込むことで、口の中でとろけるような独特の食感を実現しています。
仕上げに回し入れるねぎ油の香ばしい香りと、鮮やかなシブレットの彩りが全体のクオリティを高め、視覚でも味覚でも楽しませてくれます。特別な日の食卓を華やかに彩る本格的な一杯を、ぜひご家庭でお試しください。
