落合務さんのレシピをご紹介します。イタリアンの名シェフとして知られる落合務さんが手がける「かまぼこアラビアータ」は、伝統的なイタリアンのテクニックと日本のおなじみ食材であるかまぼこが見事に融合した独創的な一品です。
トマトの水煮にニンニクと赤唐辛子を効かせた本格的なアラビアータソースに、うま味たっぷりのきのこ類を合わせ、さらに香ばしく揚げ焼きにしたごぼうを加えることで、これまでにない深い味わいと食感のコントラストを生み出しています。
おなじみのかまぼこが洋風のソースと絶妙に絡み合い、ワインのおつまみや食卓の主役としても大活躍します。ご家庭にある身近な食材を使いながらも、プロの技が光る本格的な仕上がりをぜひお楽しみください。
【落合務さんのレシピ】かまぼこアラビアータの作り方
Course: 主菜Cuisine: 洋食2
servings15
minutes15
minutes331
kcal30
minutes落合務さんのレシピをご紹介します。イタリアンの名シェフとして知られる落合務さんが手がける「かまぼこアラビアータ」は、伝統的なイタリアンのテクニックと日本のおなじみ食材であるかまぼこが見事に融合した独創的な一品です。
材料
かまぼこ(紅) 1/2本
かまぼこ(白) 1/2本
ごぼう 1/3本
まいたけ 1/3パック
しめじ 1/2パック
生しいたけ 2枚
ローリエ 適量
サラダ油
【アラビアータソース】
トマトの水煮(缶詰) 1缶(400g)
エクストラバージンオリーブ油 大さじ2
にんにく(厚めの薄切りにする) 2かけ
赤とうがらし(半分に切って種を除く) 1~2本
塩 小さじ1/3~1/2
作り方
- 【アラビアータソース】をつくる。冷たいフライパンににんにくとエクストラバージンオリーブ油を入れて強火にかける。にんにくの周りから泡が出始めたら弱火にし、竹ぐしがスッと通るまで火を通す。とうがらしを加え、手でつぶしたトマトの水煮、塩を加えて中火で5分間ほど煮る。
- かまぼこは3~4cm長さの拍子木形に切る。まいたけ、しめじは石づきを除いて大きめにほぐす。しいたけは軸を除いて四つ割りにする。
- 1 のソースに 2 を加え、きのこに火が通るまで弱火で軽く煮る。
- ごぼうは皮をこそげて洗い、2cm長さの細切りにする。フライパンにやや多めのサラダ油(フライパンの約5mm深さまで)を熱し、揚げるように焼く。カリッとしてきつね色になったら、油をきっておく。
- 3 に 4 を加えて、ざっと混ぜ合わせ、ローリエを敷いた皿に盛る。
メモ
- 落合務さんのレシピ (かまぼこアラビアータ)
かまぼこアラビアータを美味しく作る3つの極意
冷たいフライパンからじっくり引き出すニンニクの香り
このレシピでは、冷たいフライパンにニンニクとエクストラバージンオリーブ油を入れて強火にかけ、ニンニクの周りから泡が出始めたら弱火にするという丁寧な手順を踏んでいます。
急激に加熱して焦がしてしまうと苦みが出てしまいますが、低温からじっくりと火を通すことで、ニンニクの香りをオイルへ完全に移し、アルデヒドや甘みを引き出すことができます。竹ぐしがスッと通るまでしっかりと火を通すことで、ソース全体にまろやかで芳醇な風味が広がり、アラビアータ全体の味に奥行きが生まれます。
きのこのうま味をしっかりと引き出す弱火の煮込み
まいたけ、しめじ、生しいたけといった豊富なきのこ類は、アラビアータソースに加えたあと、きのこに火が通るまで弱火で軽く煮込みます。強火で一気に加熱するのではなく、弱火でじっくりと加熱することで、きのこに含まれるグアニル酸などのうま味成分が十分に溶け出し、トマトの酸味やニンニクの風味と見事に調和します。
かまぼコの食感を損なわず、きのこがソースの旨みを吸い込むことで、一口ごとに豊かな香りが口いっぱいに広がる絶妙なバランスに仕上がります。
ごぼうを揚げるように香ばしく焼くことで生まれるアクセント
ごぼうは皮をこそげて洗い、2cm長さの細切りにしたあと、フライパンに約5mm深さのやや多めのサラダ油を熱し、揚げるように焼きます。カリッとしてきつね色になるまでしっかりと揚げるように火を通すことで、ごぼう特有の土の香りが香ばしさに変わり、シャキッとした食感とカリッとした歯ごたえが生まれます。
これを最後にソースとざっと混ぜ合わせることで、トマトの酸味や柔らかいかまぼことのコントラストが際立ち、最後まで飽きずに美味しく食べられる極上の仕上がりになります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
かまぼこアラビアータには、しっかりとした酸味と果実味を持つイタリア産の赤ワイン、例えばキャンティやサンジョベーゼ種をベースにした軽やかでフルーティーなワインが非常によく合います。トマトの酸味と赤唐辛子のピリッとした辛みが、ワインのタンニンや果実味と絶妙に調和し、料理の味わいを引き立てます。
また、キンキンに冷やした辛口の白ワインやスパークリングワインを選べば、ニンニクの風味やごぼうの香ばしさを爽やかに流してくれるため、おつまみとしても最高のペアリングとなります。
保存テクニックと温め直し方
作った翌日は味が馴染んでさらに美味しくなりますが、美味しく安全に召し上がっていただくために、保存容器に入れて冷蔵庫で保存し、1〜2日以内にお召し上がりください。食べる際には、電子レンジやフライパンでしっかりと再加熱してからお召し上がりください。
なお、ごぼうの食感を損なわないためには、なるべく作り立てをその日のうちに楽しむのがおすすめです。
このレシピのまとめと栄養のポイント
落合務さん直伝の「かまぼこアラビアータ」は、イタリアンの王道であるアラビアータソースに、和の食材であるかまぼことごぼう、そしてたっぷりのきのこを組み合わせた独創적かつ味わい深い一品です。
冷たいオイルからじっくりと香りを引き出したニンニクと赤唐辛子にトマトの水煮を合わせ、きのこのうま味をたっぷりと染み込ませました。さらに、香ばしく揚げ焼きにしたごぼうの食感と香りがアクセントとなり、これまでにない新しい美味しさを体験できます。
特別な材料を必要とせず、身近な食材だけで本格的なプロの味わいが再現できるため、毎日の食卓はもちろん、ワインなどのお酒のおつまみにもぴったりのレシピです。ぜひご家庭で挑戦してみてください。
