今回は、イタリアンの巨匠である落合務さんのレシピをご紹介します。夏野菜とビーフのパスタは、旬の美味しさがぎっしりと詰まった贅沢な一皿です。トマト、ズッキーニ、なす、とうもろこしといった色鮮やかな夏野菜をふんだんに使い、旨味たっぷりの牛肉とショートパスタを合わせました。
落合務さん直伝の作り方では、野菜の下ごしらえや香りの移し方に丁寧な工夫があり、それぞれの素材の持ち味が見事に引き出されます。トマトの爽やかな酸味と夏野菜の食感、そして牛肉のコクが絶妙に絡み合い、一口食べれば南イタリアの風を感じるような豊かな味わいが広がります。
ご家庭の食卓をパッと華やかに彩ってくれること間違いなしの素晴らしいレシピですので、ぜひじっくりと作り方を見ていきましょう。
【落合務さんのレシピ】夏野菜とビーフのパスタの作り方
Course: 主菜Cuisine: 洋食1
servings15
minutes15
minutes680
kcal30
minutes今回は、イタリアンの巨匠である落合務さんのレシピをご紹介します。夏野菜とビーフのパスタは、旬の美味しさがぎっしりと詰まった贅沢な一皿です。トマト、ズッキーニ、なす、とうもろこしといった色鮮やかな夏野菜をふんだんに使い、旨味たっぷりの牛肉とショートパスタを合わせました。
材料
「カッチャトーラ風」用のゆで肉 100~120g(牛肉のカッチャトーラ風参照。)
ショートパスタ 120g(写真のパスタはフジッリ 。)
トマト(大) 1コ
ズッキーニ 1/2コ
なす 1コ
とうもろこし 1/2本
にんにく 1かけ
赤とうがらし(種を抜く) 1/2本
パルメザンチーズ 適量
塩 適量
オリーブ油
作り方
- トマトは皮を湯むきして種を取り、さいの目形に切る。ズッキーニとなす、 「カッチャトーラ風」用のゆで肉 は、ショートパスタの大きさに合わせて拍子木形に切る。とうもろこしは包丁で粒をこそげ落とし、サッとゆでる。
- ショートパスタは、多めの塩を入れたたっぷりの湯でゆではじめる。
- フライパンにオリーブ油大さじ2、つぶしたにんにくを入れて温め、油ににんにくの香りを移す。赤とうがらしも加えて温め、いずれも取り出す。
- ズッキーニとなすを加えて炒め、火が通ったら肉も加え、塩少々をふる。トマトを加えて水(あれば肉のゆで汁)カップ1/2を加えて煮詰める。
- ゆで上がったパスタ、すりおろしたパルメザンチーズを加えてあおりながら混ぜ、オリーブ油少々をふる。器に盛り、とうもろこしをのせる。
メモ
- 落合務さんのレシピ (夏野菜とビーフのパスタ)
夏野菜とビーフのパスタを美味しく作る3つの極意
野菜と肉をショートパスタに合わせた形に揃える切り方の工夫
このレシピのポイントは、ズッキーニとなす、「カッチャトーラ風」用のゆで肉をショートパスタの大きさに合わせて拍子木形に切ることです。具材の大きさをパスタと揃えることで、口に入れたときにパスタと具材が均一に絡み合い、絶妙な食感のハーモニーを楽しむことができます。
また、トマトは皮を湯むきして種を取り、さいの目形に切ることで、煮込んだ際にソースにとろりと馴染みやすく、酸味と甘みのバランスが良い滑らかな仕上がりになります。とうもろこしは包丁で粒をこそげ落とし、サッとゆでることで鮮やかな色合いとプチッとした食感をそのまま活かすことができます。
にんにくの香りを丁寧に油に移す引き算の加熱調理
フライパンにオリーブ油大さじ2、つぶしたにんにくを入れて温め、油ににんにくの香りを移す工程が美味しさの決め手となります。赤とうがらしも加えて温め、香りがしっかりと油に移った段階で、にんにくも赤とうがらしもいずれも取り出します。
これにより、ニンニクや唐辛子が焦げて苦みが出てしまうのを防ぎ、ピリッとした上品な辛みと豊かな風味がベースとなったピュアなオリーブ油のソースが完成します。あとの調理工程で素材の持ち味を邪魔せず、すっきりとしながらも奥深い味わいを生み出すための大切なひと手間となっています。
肉のゆで汁を活用したトマトの煮込みとパスタとの一体感
ズッキーニとなすを加えて炒めて火が通った後、肉も加え塩少々をふり、トマトを加えて水、あれば肉のゆで汁カップ1/2を加えて煮詰めることが重要です。肉のゆで汁を使用することで、旨味がさらに凝縮され、全体の味わいに深みとまとまりが生まれます。
その後、ゆで上がったパスタ、すりおろしたパルメザンチーズを加えてあおりながら混ぜ、オリーブ油少々をふります。器に盛り付けた後にサッとゆでたとうもろこしをのせることで、ソースのコクの中にとうもろこしの甘みとフレッシュな食感が引き立ち、最後まで飽きずに美味しく食べ進めることができます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
夏野菜とビーフのパスタに合わせるワインとしては、イタリア・シチリア州などの爽やかでありながら果実味しっかりの白ワインや、軽やかな赤ワインが非常によく合います。
特に、フレッシュな酸味とミネラル感を感じるイタリア産のトレッビアーノや、果実の旨味が豊かなキャンティなどのライトボディの赤ワインを選ぶと、トマトの酸味やビーフのコク、夏野菜の甘みと見事に調和します。
ワインの持つ程よい酸味が、オリーブ油やパルメザンチーズのまろやかさをすっきりと洗い流し、次の一口をより美味しく引き立ててくれます。冷やし気味にして楽しむことで、夏の食卓をより一層優雅で心地よい時間にしてくれること間違いなしの素晴らしいペアリングです。
保存テクニックと温め直し方
この夏野菜とビーフのパスタは、調理したてをその日のうちに美味しく召し上がっていただくのが一番おすすめですが、余った場合の保存についてもご紹介します。保存する際は、パスタとソースが伸びてしまわないよう、密閉容器に入れて粗熱を取ったのち、冷蔵庫で保存してください。
保存期間の目安としては、冷蔵で翌日までには食べ切るようにしてください。温め直す際は、フライパンに少量のオリーブ油や水、または肉のゆで汁を足して弱火で優しく加熱し直すと、麺の食感や香りを損なわずに美味しく復活させることができます。
なお、夏場の調理品となりますので、保存状態には十分に注意し、お早めにお召し上がりください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、落合務さん直伝の夏野菜とビーフのパスタの作り方をご紹介しました。トマトの湯むきや拍子木形に切り揃えられたズッキーニやなす、肉の下ごしらえから始まり、にんにくの香りを丁寧に油に移して取り出すプロの技まで、家庭のパスタ作りをワンランク上の味わいにしてくれる素晴らしいポイントが詰まっています。
肉のゆで汁やトマトの旨味を凝縮させながら煮込み、ゆで上げたショートパスタとパルメザンチーズをしっかりあおって乳化させることで、具材とソースが見事に一体化します。仕上げにのせるとうもろこしの甘みとプチッとした食感も良いアクセントとなり、見た目も華やかで大満足の一皿に仕上がります。
ぜひ今回のレシピを参考に、ご自宅のキッチンで本格的なイタリアンの味わいを楽しんでみてください。
