今回は、人気料理家である飛田和緒さんのレシピ「もやしの香味重ね蒸し」をご紹介します。たっぷりのもやしとあさり、そして豚肉の旨味がぎゅっと詰まった、ヘルシーでありながらボリューム満点の絶品おかずです。
もやしは価格も安定しており、家計の強い味方ですが、メインディッシュとしては少し物足りなく感じることもあるかもしれません。しかし、この飛田和緒さんのレシピでは、あさりの持つ濃厚な海鮮の出汁と豚肉のコクを、もやしにたっぷりと吸わせることで、驚くほど風味豊かで奥深い味わいに仕上がります。
さらに、にんにくとしょうがの香味が食欲をそそり、手作りの特製ごまだれをかけることで、ご飯が止まらなくなる美味しさです。鍋に材料を重ねて火にかけるだけというシンプルな工程も魅力のひとつ。忙しい日の夕食にもぴったりです。
素材それぞれの持ち味を最大限に引き出す、飛田和緒さんならではの素晴らしいレシピですので、ぜひご家庭でお試しいただき、その味わいをご堪能ください。
【飛田和緒さんのレシピ】もやしの香味重ね蒸しの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings15
minutes15
minutes368
kcal30
minutes今回は、人気料理家である飛田和緒さんのレシピ「もやしの香味重ね蒸し」をご紹介します。たっぷりのもやしとあさり、そして豚肉の旨味がぎゅっと詰まった、ヘルシーでありながらボリューム満点の絶品おかずです。
材料
もやし 2袋(400g)
にら 1ワ
にんにく(大) 1かけ
しょうが(大) 1かけ
すりごま(白) 大さじ1
豚薄切り肉 120g
あさり(砂抜きしたもの) 400g
しょうゆ 大さじ2
ごま油 大さじ2
塩 少々
酒
作り方
- もやしはできるだけひげ根を取る。にらは3cm長さに切る。にんにくは薄切りにする。しょうがは5枚ほど輪切りにし、残りはみじん切りにして器に入れ、すりごまとしょうゆ・ごま油各大さじ2を混ぜ合わせてたれをつくる。
- 豚肉は一口大に切り、塩少々、酒小さじ2をまぶしておく。あさりは殻をこすり合わせて洗い、水けをきる。
- 厚手の鍋(直径20~22cmのもの)にもやしを入れて、にら、豚肉を重ねる。周りにあさりを入れ、にんにく、しょうがの輪切りを散らして酒大さじ2をふる。
- ふたをして強めの中火にかけ、沸いてきたら中火にして10~13分間、貝が開くまで蒸し煮にする。全体を軽く混ぜ、 1 のたれを適量かけて取り分ける。
- ポイント
- 中が見えないふたの場合は、10分間たったら様子をみて、貝が開いていなければさらに3分間ほど加熱する。
メモ
- 飛田和緒さんのレシピ (もやしの香味重ね蒸し)
もやしの香味重ね蒸しを美味しく作る3つの極意
もやしのひげ根を取り除く一手間
もやしのひげ根は、そのまま調理すると食感が悪くなり、見た目も少し雑多な印象を与えてしまいます。また、特有の青臭さやえぐみの原因になることもあります。このレシピのポイントは、もやしのひげ根をできるだけ丁寧に取り除くことです。
この一手間を加えるだけで、口当たりが格段に滑らかになり、あさりと豚肉の繊細な旨味をストレートに味わうことができます。料理の仕上がりが上品でワンランク上のものになるため、ぜひ省かずに実践してください。
材料を重ねる順番と厚手の鍋の使用
厚手の鍋(直径20~22cm)を使用し、もやし、にら、豚肉の順に重ね、周りにあさりと香味野菜を配置するのがこのレシピの肝です。一番下にもやしを敷くことで、上から落ちてくる豚肉の脂やあさりの濃厚な旨味を含む蒸し汁を、もやしが余すところなく吸収します。
厚手の鍋は密閉性が高く、熱が均一に伝わるため、素材から出る水分だけでふっくらと蒸し上がります。水っぽくならず、素材の味が凝縮された濃厚な仕上がりになります。
香味野菜を使った特製だれの絶妙なバランス
蒸し上がった料理にかけるたれは、みじん切りにしたしょうが、すりごま大さじ1、醤油大さじ2、ごま油大さじ2を混ぜ合わせたものです。この特製だれが、シンプルな蒸し料理に劇的な変化をもたらします。
しょうがの爽やかな辛みと、ごま油の芳醇な香り、すりごまのコクが合わさり、あっさりとしたもやしやあさりに深い満足感を与えます。食べる直前に全体を軽く混ぜてからこのたれをかけることで、香りが飛ばず、最高の状態で味わうことができます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
あさりの旨味と豚肉のコク、そしてしょうがやにんにくといった香味野菜の風味が際立つこの料理には、すっきりとした酸味と果実味を持つ白ワインがよく合います。特におすすめなのが、フランスのロワール地方で作られる「ミュスカデ」や、イタリアの「ピノ・グリージョ」です。
これらのワインは、魚介類との相性が抜群で、あさりのミネラル感を引き立てつつ、ごま油の香ばしさをすっきりと洗い流してくれます。また、ビールを合わせるなら、軽快な喉越しの「ピルスナー」スタイルが定番ですが、ほんのりと柑橘系の香りがする「ペールエール」も、香味野菜の爽やかさと見事に調和します。
日本酒の場合は、冷やして飲む「純米吟醸酒」を選ぶと、お米の甘みが豚肉の脂の甘みとマッチし、至福のマリアージュを楽しむことができます。
保存テクニックと温め直し方
保存する場合は、清潔な保存容器に移し、粗熱がすっかり取れてから冷蔵庫に入れてください。あさりを使用しているため、日持ちはあまり長くありません。冷蔵保存で翌日中には食べ切るようにしてください。温め直す際は、電子レンジで軽く加熱するか、小鍋に移して弱火で温めます。
加熱しすぎるとあさりの身が硬くなり、もやしのシャキシャキとした食感が失われてしまうため、温める程度にとどめるのが美味しくいただくコツです。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は飛田和緒さんのレシピ「もやしの香味重ね蒸し」をご紹介しました。もやし、にら、豚肉、そしてあさりという身近な食材を使いながらも、素材の旨味を何倍にも引き出す素晴らしい一品です。
鍋に材料を順番に重ね、お酒をふって蒸し煮にするだけという手軽さでありながら、あさりの出汁と豚肉のコクがもやしにたっぷりと染み込み、驚くほどの深い味わいを生み出します。しょうがとごま油が香る特製だれをかければ、ご飯のおかずとしてはもちろん、お酒のおつまみとしても大活躍間違いなしです。
もやしのひげ根を取るなどの少しの手間を惜しまないことで、お店で出てくるような本格的で上品な仕上がりになります。ぜひこのレシピを参考にして、ご家庭の定番メニューに加えてみてください。
