飛田和緒さんのレシピ「初夏の根菜スープ」をご紹介します。新じゃがいも、にんじん、新ごぼうといった、初夏ならではのみずみずしく新鮮な根菜類をたっぷりと使った、シンプルでありながら素材の旨味を存分に楽しめる一品です。最大の魅力は、野菜を皮ごと調理することにあります。
皮の周辺に詰まった野菜本来の豊かな香りや栄養を逃さず、大地の力強い風味をまるごと味わうことができます。味のベースは市販の固形スープの素を使いますが、水から煮るのではなく、最初になべでオリーブ油と合わせてサッと炒める工程を挟むことで、全体に香ばしいコクが加わり、驚くほど深い味わいに仕上がります。
調理工程も非常にシンプルで、乱切りにした野菜を炒めてからお湯で煮込み、最後に塩で味を調えるだけという手軽さも大きな魅力です。忙しい平日の朝食や、少し肌寒い日のホッと温まるランチ、あるいは夕食の満足感を高めるもう一品など、幅広いシーンで活躍してくれる万能スープです。
季節の恵みと豊かな風味を堪能できる、飛田和緒さん直伝の本格レシピを、ぜひご自宅のキッチンで再現してみてください。
【飛田和緒さんのレシピ】初夏の根菜スープの作り方
Course: スープCuisine: 洋食2
servings10
minutes15
minutes70
kcal25
minutes飛田和緒さんのレシピ「初夏の根菜スープ」をご紹介します。新じゃがいも、にんじん、新ごぼうといった、初夏ならではのみずみずしく新鮮な根菜類をたっぷりと使った、シンプルでありながら素材の旨味を存分に楽しめる一品です。最大の魅力は、野菜を皮ごと調理することにあります。
材料
新じゃがいも 1コ
にんじん 1/4本
新ごぼう 10cm
固形スープの素 1コ
オリーブ油
塩
作り方
- 野菜類をたわしなどでよく洗ってから、皮ごと小さめの乱切りにする。
- ポイント
- 皮ごと食べるので、土や汚れはていねいにきれいに落とす。野菜類は大きさをそろえて、乱切りに。
- なべを温めて、オリーブ油小さじ1と 1 を入れてサッといため合わせる。全体に油が回ったら湯カップ2と固形スープの素を入れて煮る。
- 野菜に火が通ったら、塩で味を調える。
メモ
- 飛田和緒さんのレシピ (初夏の根菜スープ)
初夏の根菜スープを美味しく作る3つの極意
皮ごと調理して素材の風味を最大限に引き出す
このレシピの最大のポイントは、新じゃがいもや新ごぼう、にんじんといった根菜類を皮ごと使うことです。野菜の皮の周辺には、豊かな香りや栄養、そして独特の旨味が詰まっています。皮ごと煮込むことで、スープ全体に大地の力強い風味が溶け出し、奥深い味わいになります。
ただし、皮ごと食べるため、調理前の準備としてたわしなどを使って土や汚れを丁寧かつきれいに落としきることが極めて重要です。新鮮な素材の味を濁らせないためにも、この洗浄工程は妥協せずに行いましょう。
大きさをそろえた「乱切り」で火の通りを均一に
野菜を切る際は、すべて小さめの乱切りにすることが推奨されています。乱切りにすることで野菜の断面が大きくなり、短時間の煮込みでも固形スープの旨味が中心までしっかりと染み込みやすくなります。また、ゴロゴロとした不規則な形になるため、食べたときの食感のバリエーションが豊かになり、満足感が向上します。
この時、種類が異なる野菜でも全体の大きさをなるべくそろえるように意識して切るのがコツです。大きさが均一になることで火の通りが一定になり、煮崩れや生焼けを防ぐことができます。
煮る前にオリーブ油でサッと炒めてコクを出す
切った野菜はすぐに水で煮るのではなく、あらかじめ温めたなべにオリーブ油小さじ1を入れてサッと炒め合わせる工程が味の決め手になります。根菜類を油でコーティングすることで、野菜の甘みが引き出されるとともに、オリーブ油のフルーティーな香りが加わり、スープ全体に豊かなコクが生まれます。
全体にしっかりと油が回ったのを確認してから、お湯(カップ2)と固形スープの素を加えて煮ることで、ただのコンソメスープとは一味違う、風味豊かで深みのある味わいに仕上がります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
初夏の根菜スープには、軽やかでありながら程よいミネラル感を持つ白ワインが非常によく合います。例えば、フランスのロワール地方で造られる「ソーヴィニヨン・ブラン」は、若草やハーブのような爽やかな香りが特徴で、新ごぼうや新じゃがいもが持つ大地の香りを引き立ててくれます。
また、調理に使用したオリーブ油のフルーティーな風味とも相性が良いため、スープ全体のコクを優しく包み込んでくれます。さらに、イタリアの「ピノ・グリージョ」のような、スッキリとした心地よい酸味と果実味のバランスが綺麗に取れたフレッシュな白ワインもおすすめです。
しっかりと冷やした白ワインと、ホッと温まる根菜スープの温度のコントラストが、初夏の食卓をより一層華やかで豊かなものにしてくれるはずです。お好みの一杯とともにぜひお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
このスープは、密閉できる清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で保存すれば、2〜3日程度美味しく楽しむことができます。保存する際は、スープが完全に冷めてから容器に移し替えてください。温め直すときは、小鍋に移して弱火でゆっくりと火を入れるか、電子レンジを活用してください。
ただし、じゃがいもは冷凍すると食感が悪くなり、パサパサになってしまうため、冷凍保存には向いていません。作り立ての新鮮な風味と食感を損なわないよう、冷蔵保存の期間内に食べ切ることをおすすめします。
このレシピのまとめと栄養のポイント
飛田和緒さんの「初夏の根菜スープ」は、新じゃがいも、にんじん、新ごぼうといった旬の根菜の魅力を一杯のスープに凝縮した素晴らしいレシピです。皮ごと調理するというシンプルな手法だからこそ、素材の持つ本来の旨味や香りをストレートに味わうことができます。
また、乱切りにした野菜をオリーブ油でサッと炒めるひと手間が、スープ全体に深いコクと風味をもたらします。調理工程が少なく、お湯と固形スープの素で手軽に作れるため、毎日の食卓に無理なく取り入れられるのも嬉しいポイントです。
朝食のパンのお供や、夕食のメインディッシュを引き立てるサイドメニューとして、心も体も温まる飛田和緒さん直伝のこのスープをぜひ作ってみてください。
