料理研究家のきじまりゅうたさんのレシピ「きゅうりとゆで鶏のヨーグルトサラダ」をご紹介します。きじまりゅうたさん直伝のこのサラダは、しっとりと茹で上げた鶏もも肉と、叩き割って味を染み込みやすくしたきゅうりを、さっぱりとしたヨーグルトベースのドレッシングで和える一品です。
鶏肉をゆでる際にひと手間かけることで、パサつきがちな鶏肉が驚くほどしっとりと仕上がります。厚手の鍋を使い、余熱でじっくりと火を通すというきじまりゅうたさんの手法により、肉の旨味がしっかりと閉じ込められるのが特徴です。
また、ドレッシングには水切りしたプレーンヨーグルトにオリーブオイルや少量のカレー粉を効かせることで、さわやかな酸味の中にほんのりとしたスパイシーさが加わり、食欲をそそる奥深い味わいを生み出しています。紫たまねぎのシャキシャキとした食感と彩りもアクセントになり、食卓を華やかに彩ってくれます。
暑い季節や、さっぱりとした肉料理を食べたい時にもぴったりの、きじまりゅうたさんならではの工夫が光るサラダレシピです。ぜひご家庭で、プロの味をそのまま再現してみてください。
【きじまりゅうたさんのレシピ】きゅうりとゆで鶏のヨーグルトサラダの作り方
Course: 副菜Cuisine: 洋食2
servings20
minutes5
minutes340
kcal25
minutes料理研究家のきじまりゅうたさんのレシピ「きゅうりとゆで鶏のヨーグルトサラダ」をご紹介します。きじまりゅうたさん直伝のこのサラダは、しっとりと茹で上げた鶏もも肉と、叩き割って味を染み込みやすくしたきゅうりを、さっぱりとしたヨーグルトベースのドレッシングで和える一品です。
材料
鶏もも肉 1枚
きゅうり 2本
紫たまねぎ 1/4コ
プレーンヨーグルト(無糖) 60g
【A】
酒 大さじ2
塩 小さじ1/2
【B】
酢 大さじ1
オリーブ油 大さじ1
はちみつ 大さじ1/2
カレー粉 小さじ1/4
塩 小さじ1/4
作り方
- 鶏肉は観音開きにして厚さを均等に開き、縦半分に切る。
- なるべく厚手の鍋に熱湯500ml程度をわかし、【A】を入れる。鶏肉を入れて再度沸騰したらアクを引き、ふたをして弱火で5分間ほどゆでる。
- 火を止め、ふたをしたまま粗熱が取れるまで1時間以上おく。
- 厚手のペーパータオルを敷き、ヨーグルトを広げて10分間ほどおいて水切りし、ボウルに移す。
- 4 のボウルに【B】を加えて混ぜ、ドレッシングをつくる。
- きゅうりの両脇を落とし、包丁の腹を当てて、上からたたき割り、食べやすい長さに切る。たまねぎは繊維と並行向きにごく薄切りにして水にさらす。
- 鶏肉は皮をとり、包丁の腹でたたいてから粗く裂く。皮は細切りにする。
- 6 と 7 の具を盛り、ドレッシングをかける。
メモ
- きじまりゅうたさんのレシピ (きゅうりとゆで鶏のヨーグルトサラダ)
きゅうりとゆで鶏のヨーグルトサラダを美味しく作る3つの極意
余熱を利用して鶏肉をしっとり仕上げる
このレシピの最大のポイントは、鶏もも肉のゆで方です。熱湯に鶏肉を入れて再沸騰させ、アクを引いた後は弱火でわずか5分間だけゆでます。その後は火を止め、ふたをしたまま粗熱が取れるまで1時間以上置くことで、余熱を使ってじんわりと中まで火を通します。
グラグラと煮立て続けると肉のたんぱく質が急激に収縮し、水分が抜けてパサパサになってしまいますが、この方法なら肉の繊維が縮まず、驚くほどしっとりジューシーなゆで鶏が完成します。厚手の鍋を使用することで保温性が高まり、より効果的に熱が入ります。
ヨーグルトの水切りでドレッシングを濃厚に
ドレッシングに使うプレーンヨーグルト(無糖)は、厚手のペーパータオルを敷いて10分間ほど水切りをしてから使用します。ヨーグルトの余分な水分(ホエイ)を抜くことで、ヨーグルトの風味が凝縮され、まるでサワークリームのようなコクのある濃厚なベースが仕上がります。
水っぽさがなくなるため、鶏肉やきゅうりといった具材と和えた際にも味がぼやけず、ドレッシングがしっかりと食材に絡みつきます。はちみつの優しい甘みやカレー粉のスパイシーな風味も引き立ち、全体の味のバランスが格段に良くなります。
きゅうりと鶏肉は叩いて味なじみを良くする
具材の下ごしらえにおける重要なポイントは、きゅうりと鶏肉を包丁の腹で「たたく」工程です。きゅうりは両脇を落としてから上からたたき割ることで、断面が複雑にひび割れ、表面積が大きくなります。これにより、切るだけよりも圧倒的にドレッシングの味が染み込みやすくなります。
同様に、ゆで鶏も皮を取った後に包丁の腹でたたいてから粗く裂くことで、肉の繊維がほぐれて柔らかい食感になるのと同時に、ドレッシングが繊維の奥までしっかりと絡むようになります。味の均一化を図るための欠かせないテクニックです。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この「きゅうりとゆで鶏のヨーグルトサラダ」には、爽やかな酸味とハーブのような香りを持つ白ワインが非常によく合います。特におすすめなのは、ニュージーランド産のマールボロ地区で造られるソーヴィニヨン・ブランです。
ソーヴィニヨン・ブラン特有の柑橘系や青草を思わせる清涼感のある香りが、きゅうりや紫たまねぎのフレッシュな風味と見事に調和します。また、ドレッシングに含まれるヨーグルトの酸味とも相性が良く、口の中をさっぱりと洗い流してくれます。
ほんのりと香るカレー粉のスパイス感には、少し果実味の豊かなドイツ産の辛口のリースリングなどを合わせても、はちみつの甘みとワインのフルーティーさがリンクして素晴らしいマリアージュを楽しむことができます。よく冷やしたワインとともに、軽やかな前菜としてお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
作ってから冷蔵庫で保存する場合、清潔な密閉容器に入れて1〜2日以内にお召し上がりください。ただし、時間が経つときゅうりや紫たまねぎから水分が出てしまい、せっかくの濃厚なヨーグルトドレッシングの味が薄まってしまう可能性があります。
一番美味しくお召し上がりいただけるのは作ってすぐの状態ですが、作り置きをしたい場合は、ゆで鶏のみを保存液(ゆで汁)ごとタッパーに入れて冷蔵保存しておき、食べる直前に野菜のカットやヨーグルトドレッシングとの和え作業を行うのが、美味しさを保つためのコツです。
このレシピのまとめと栄養のポイント
きじまりゅうたさんのレシピ「きゅうりとゆで鶏のヨーグルトサラダ」は、しっとりとした鶏肉とシャキシャキの野菜、そしてカレー粉が隠し味のヨーグルトドレッシングが絶妙なバランスで絡み合う素晴らしい一品です。
鍋の余熱を活用して鶏肉に火を通すという調理法を取り入れることで、誰でも失敗なく極上のしっとり感を生み出すことができます。さらに、具材を包丁でたたいて割る、ヨーグルトの水分を抜くといった一つひとつの丁寧な工程が、最終的な味のまとまりを大きく向上させています。
ボリュームがありながらもヘルシーでさっぱりといただけるため、食欲が落ちがちな季節のメインディッシュや、お酒のおつまみとしても大活躍すること間違いなしです。ご家庭の定番メニューにぜひ加えてみてください。
