今回ご紹介するのは、人気料理家であるワタナベマキさんの「ぶりと根菜の油淋鶏(ユーリンチー)風」のレシピです。脂ののったぶりと、歯ごたえの良いごぼうやれんこんなどの根菜をカラッと揚げ、黒酢や香味野菜が効いた特製のたれをたっぷり絡めた、ご飯が止まらなくなる一品です。
ぶりの照り焼きや塩焼きといった定番の食べ方にマンネリを感じている方にもぴったり。揚げ物といっても、根菜は冷たい油からじっくりと揚げることで素材の持つ甘みとホクホク感を最大限に引き出し、ぶりはサクッとした衣で旨味を閉じ込めるという、ワタナベマキさんならではの丁寧な調理法が光ります。
黒酢のまろやかな酸味としょうが、にんにく、ねぎの香りが食欲をそそり、夕食のメインディッシュとしてはもちろん、冷めても味がしっかり馴染んで美味しいのでお弁当のおかずにも大活躍します。ぜひ、このワタナベマキさんのレシピで、旬の魚と野菜を存分に味わってみてください。
【ワタナベマキさんのレシピ】ぶりと根菜の油淋鶏(ユーリンチー)風の作り方
Course: 主菜Cuisine: 中華風和食3
servings15
minutes12
minutes500
kcal27
minutes今回ご紹介するのは、人気料理家であるワタナベマキさんの「ぶりと根菜の油淋鶏(ユーリンチー)風」のレシピです。脂ののったぶりと、歯ごたえの良いごぼうやれんこんなどの根菜をカラッと揚げ、黒酢や香味野菜が効いた特製のたれをたっぷり絡めた、ご飯が止まらなくなる一品です。
材料
ぶり(切り身) 3切れ(300g)
ごぼう 約1/2本(100g)
れんこん 200g
ねぎ 1本(100g)
塩 少々
揚げ油
小麦粉 適量
【A】
酒 大さじ2
みりん 大さじ2
しょうゆ 大さじ2
黒酢 大さじ1+1/2
塩 小さじ1/3
しょうが(みじん切り) 1かけ分
にんにく(みじん切り) 1かけ分
作り方
- ぶりは塩少々をふり15分間おき、水けを拭いて3等分に切る。
- ごぼうは皮をたわしでこすり洗いして7~8mm厚さの斜め切りに、れんこんは1cm厚さの半月形に切る。それぞれ水にさらし、水けを拭く。
- ねぎは7cm長さに切り、縦に切り目を入れて外側は白髪ねぎにする。芯はみじん切りにして【A】と合わせて小鍋に入れ、中火にかけてひと煮立ちさせ、たれをつくる。
- 鍋に揚げ油を3cm深さに入れ、 2 を加えて中火にかける。フツフツとしてきたら菜箸で時々混ぜながら5~6分間、油の温度が上がり、軽く色づくまで揚げて取り出す。
- ポイント
- 根菜は冷たい油から揚げるとホックリと仕上がる。
- 1 に小麦粉をはたき、 4 の油に入れる。途中返しながら4~5分間、カリッとするまで揚げる。 4 とともに 3 のたれをからめる。器に盛り、白髪ねぎを添える。
- ポイント
- ぶりは塩をふって余分な水けを出し、小麦粉をしっかりとまぶして余分な粉を落とす。
メモ
- ワタナベマキさんのレシピ (ぶりと根菜の油淋鶏(ユーリンチー)風)
ぶりと根菜の油淋鶏(ユーリンチー)風を美味しく作る3つの極意
根菜は冷たい油からじっくりと揚げる
このレシピの重要なポイントは、ごぼうやれんこんといった根菜を冷たい油から入れ、徐々に温度を上げながら揚げることです。冷たい状態から中火にかけ、フツフツとしてから5〜6分間じっくりと揚げることで、根菜の中心までじんわりと熱が入り、外は焦がさずに中はホクホクとした食感に仕上がります。
高温の油にいきなり入れると表面だけが焦げて中まで火が通らないことがありますが、この方法なら失敗知らずで、素材本来の豊かな甘みをしっかりと引き出すことができます。
ぶりに塩を振って余分な水分を出す
ぶりは揚げる前に塩を少々ふり、15分間置いてから水気を拭き取ることが美味しさの秘訣です。この一手間によって、魚特有の生臭さが抜け、旨味がギュッと凝縮されます。
また、表面の余分な水分をしっかりと拭き取ってから小麦粉をまぶすことで、揚げたときに衣が剥がれにくくなり、カリッとした心地よい食感に仕上がります。余分な粉はしっかり落としてから4〜5分間揚げることで、油っぽくならず、香ばしく軽やかな仕上がりになります。
香味野菜たっぷりのたれは一度煮立たせる
ねぎの芯のみじん切り、しょうが、にんにくを【A】の調味料(酒、みりん、しょうゆ、黒酢、塩)と合わせた特製だれは、小鍋に入れて中火でひと煮立ちさせることが重要です。加熱することで酒とみりんのアルコール分が飛び、黒酢のツンとした角が取れてまろやかな酸味に変化します。
また、香味野菜の豊かな風味がたれ全体にしっかりと移り、揚げたてのぶりと根菜に絡めた際、奥深く一体感のある味わいを生み出します。白髪ねぎとの相性も抜群です。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
ワタナベマキさんの「ぶりと根菜の油淋鶏風」には、黒酢のコクや醤油の旨味、そして揚げ物の香ばしさに寄り添うお酒がよく合います。ワインを合わせるなら、酸味が爽やかで果実味のある白ワインの「ソーヴィニヨン・ブラン」や、少し冷やした軽めの赤ワイン「ピノ・ノワール」がおすすめです。
黒酢のまろやかな酸味とワインの酸味が同調し、魚の脂をすっきりと流してくれます。また、和食の要素も強いため、ふくよかなお米の旨味が感じられる日本酒の「純米酒」をぬる燗で合わせると、ぶりの旨味と見事なマリアージュを奏でます。
カジュアルに楽しむなら、強炭酸で作った爽快なハイボールも、揚げ物と香味だれのしっかりとした味わいをリセットしてくれ、次の一口がさらに美味しく進みます。
保存テクニックと温め直し方
調理後は、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存し、2日以内を目安にお召し上がりください。翌日は衣のカリッとした食感は失われますが、その代わりに香味だれがぶりや根菜の中までしっかりと染み込み、南蛮漬けのようなしっとりとした深い味わいを楽しむことができます。
温め直す際は、電子レンジで軽く加熱したあと、オーブントースターで表面を少し焼くと香ばしさが戻ります。冷たいままでも美味しいので、お弁当のおかずにも最適です。
このレシピのまとめと栄養のポイント
いかがでしたでしょうか。今回は、ワタナベマキさんの「ぶりと根菜の油淋鶏(ユーリンチー)風」のレシピをご紹介しました。脂ののったぶりと、ホクホクとしたごぼうやれんこんの食感の違いが楽しく、黒酢ベースの香味野菜たっぷりのたれが食欲を刺激する絶品の一皿です。
根菜を冷たい油から揚げるコツや、ぶりの下処理といった丁寧な工程を踏むことで、家庭でもまるでお店のような本格的な味わいに仕上がります。ボリューム満点でありながら、黒酢の酸味でさっぱりといただけるので、世代を問わず喜ばれること間違いなしです。
今夜の夕食のメインディッシュに、ぜひワタナベマキさんのレシピを作ってみてください。
