藤井恵さんのレシピ「ラーパーツァイ(辣白菜)」の作り方をご紹介します。ラーパーツァイは、白菜の甘みとシャキシャキとした食感に、ピリッとした辛味と程よい酸味が絡み合う、中華料理の定番の前菜です。
塩もみした白菜さえ用意しておけば、あとは調味料を合わせて熱々の香味油をかけるだけで、本格的な味わいがご家庭で簡単に再現できます。このレシピの大きな魅力は、赤とうがらし、しょうが、粉ざんしょうといった香り豊かな食材をごま油とサラダ油で熱し、白菜にジュワッと回しかける工程にあります。
熱した油の香ばしさが白菜全体に行き渡り、食欲をそそる一品に仕上がります。日々の食卓の副菜としてはもちろん、お酒のおつまみや、作り置きのおかずとしても大活躍してくれる便利なレシピです。白菜が美味しい季節にたっぷり作って、中華の風味豊かな甘酢漬けをぜひご堪能ください。
手軽な材料で本格的な味を楽しめる、藤井恵さんならではの素晴らしいレシピとなっています。
【藤井恵さんのレシピ】ラーパーツァイの作り方
Course: 副菜Cuisine: 中華2
servings5
minutes5
minutes120
kcal10
minutes藤井恵さんのレシピ「ラーパーツァイ(辣白菜)」の作り方をご紹介します。ラーパーツァイは、白菜の甘みとシャキシャキとした食感に、ピリッとした辛味と程よい酸味が絡み合う、中華料理の定番の前菜です。
材料
塩もみ白菜 300g
【A】
酢 大さじ3
砂糖 大さじ2
しょうゆ 大さじ1/2
【B】
赤とうがらし(斜め半分に切り、種を除く) 1本分
しょうが(細切り) 1かけ分
サラダ油 大さじ1/2
ごま油 大さじ1/2
粉ざんしょう 少々
作り方
- 耐熱ボウルに水けを軽く絞った 塩もみ白菜 を入れ、【A】を加えて混ぜる。
- 小鍋に【B】を入れて中火にかけ、香りがたったら 1 に加えてあえる。時々混ぜ、冷めたらすぐに食べられる。
メモ
- 藤井恵さんのレシピ (ラーパーツァイ)
ラーパーツァイを美味しく作る3つの極意
塩もみ白菜の水けを適度に絞る
手順1にあるように、塩もみ白菜は耐熱ボウルに入れる前に水けを軽く絞るのがポイントです。ここで水けを絞りすぎると白菜の瑞々しい食感や風味が失われてしまい、逆に水けが多すぎると後から加える甘酢や香味油の味が薄まってしまいます。
「軽く」絞ることで、白菜のシャキッとした心地よい歯ごたえを残しつつ、調味料がしっかりと絡み合うベストな状態を作り出すことができます。塩もみ白菜のポテンシャルを引き出す重要な下準備です。
甘酢調味料を先にしっかりと混ぜ合わせる
手順1で、白菜に【A】の調味料(酢、砂糖、しょうゆ)を加えて先に混ぜ合わせておく工程が、味を均一に仕上げるための要となります。熱々の香味油をかける前に甘酢をしっかりと白菜に馴染ませておくことで、白菜の芯まで味が浸透しやすくなります。
酢の爽やかな酸味、砂糖のコクのある甘み、しょうゆの旨味がバランスよく合わさった甘酢は、ラーパーツァイのベースとなる味です。この段階でムラなく和えておくことが、全体の完成度を大きく左右します。
香味油は香りが立つまで中火で加熱する
手順2で小鍋に【B】の材料(赤とうがらし、しょうが、サラダ油、ごま油、粉ざんしょう)を入れて中火にかける工程は、このレシピ最大のハイライトです。油を加熱することで、しょうがの爽やかな風味、赤とうがらしのピリッとした辛味、そして粉ざんしょうの華やかな香りが油に溶け出し、極上の香味油が完成します。
香りがしっかりと立った熱々の状態で白菜に加えてあえることで、油の熱が白菜にほんのりと入り、香ばしさと奥深い味わいが一気に広がります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
藤井恵さんのレシピで作るラーパーツァイは、程よい酸味とピリッとした辛味、そして香味油の豊かな香りが特徴で、様々なお酒と素晴らしい相性を見せてくれます。まずおすすめしたいのが、スッキリとした辛口の白ワインです。
特に、ソーヴィニヨン・ブランやリースリングなどの品種は、ラーパーツァイの甘酢の酸味と美しく調和し、粉ざんしょうやしょうがのスパイシーな風味を引き立ててくれます。冷えた白ワインのフルーティーな香りが、中華風の味わいに爽やかなアクセントを加えます。また、定番のビールとの組み合わせも間違いありません。
キリッと冷えたビールの炭酸と苦味が、ごま油の香ばしさと赤とうがらしの辛味をすっきりと洗い流し、次の一口を誘います。さらに、中華料理ならではのペアリングとして、熟成された紹興酒を常温やぬる燗で合わせるのもおすすめです。
保存テクニックと温め直し方
ラーパーツァイは作り置きにも適した副菜です。粗熱が完全に取れたら、熱湯消毒やアルコール消毒をした清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。
作ってから冷めた時点ですぐに美味しく食べられますが、冷蔵庫で半日から1日ほど寝かせると、甘酢や香味油の風味が白菜にさらに馴染み、まろやかで奥深い味わいへの変化を楽しむことができます。保存の際は、白菜が調味液に浸かるようにしておくと味が均一に保たれます。
日持ちはしますが、風味や食感が良いうちに、2〜3日を目安に食べ切ることをおすすめします。
このレシピのまとめと栄養のポイント
藤井恵さんのレシピ「ラーパーツァイ」は、シンプルな材料と手軽な手順でありながら、本格的な中華料理店のような味わいを家庭で実現できる素晴らしい一品です。
あらかじめ用意しておいた塩もみ白菜に、酢と砂糖の効いた甘酢を絡め、そこへ熱した香味油をジュワッとかけるというダイナミックな工程が、料理を作る楽しさと食べる喜びの両方を与えてくれます。しょうがや赤とうがらし、粉ざんしょうといったスパイスの香りが油に移り、食欲を強く刺激します。
毎日の献立の副菜として重宝するのはもちろんのこと、お酒のおつまみや、急な来客時のおもてなしの一品としても大変優秀です。シャキシャキとした白菜の食感と、甘味、酸味、辛味、香ばしさが一体となった絶妙なバランスを、ぜひご自宅のキッチンで体験してみてください。
