初夏の風物詩といえば、鮮やかなルビー色が美しい赤じそジュース。今回は、人気料理家であるワタナベマキさんのレシピによる「赤じそジュース」の作り方をご紹介します。市販のジュースでは味わえない、手作りならではの豊かな香りとすっきりとした爽快感が魅力の一品です。
ワタナベマキさんのレシピでは、たっぷりの赤じそ(正味300g)を使用し、甘みにはちみつ(200g)とグラニュー糖(100g)を組み合わせることで、コクがありながらも後味のよい絶妙なバランスに仕上がっています。
さらに、最後の仕上げにレモン汁(1個分・約大さじ2)を加えることで、赤じそのアントシアニン色素が酸に反応し、パッと色鮮やかな発色に変わる瞬間は何度見ても感動的です。水や炭酸水でお好みの濃さに割って楽しむことができ、暑さで食欲が落ちやすい時期の水分補給やリフレッシュにもぴったり。
保存容器に入れて冷蔵庫でストックしておけば、いつでも手軽におうちカフェ気分を味わえます。無添加で体に優しく、お子様からご年配の方まで安心して飲める、ワタナベマキさんならではの丁寧に作られた赤じそジュースを、ぜひ今年の夏はご家庭で手作りしてみてはいかがでしょうか。
【ワタナベマキさんのレシピ】赤じそジュースの作り方
Course: ドリンクCuisine: 和食10
servings15
minutes8
minutes108
kcal23
minutes初夏の風物詩といえば、鮮やかなルビー色が美しい赤じそジュース。今回は、人気料理家であるワタナベマキさんのレシピによる「赤じそジュース」の作り方をご紹介します。市販のジュースでは味わえない、手作りならではの豊かな香りとすっきりとした爽快感が魅力の一品です。
材料
赤じそ (正味)300g
はちみつ 200g
グラニュー糖 100g
レモン汁 1コ分(約大さじ2)
水 1リットル
作り方
- 赤じそは葉を摘み、たっぷりの水でよく洗ってざるに上げる。
- 水1リットルを中火にかけ、沸騰したら赤じそを入れてひと煮立ちさせる。アクを取りながら2~3分間煮る。
- 赤じそが緑色になったら取り出す。はちみつ、グラニュー糖を加えて中火にかけ、沸いたらアクを取る。弱めの中火で5分間ほど煮詰める。
- レモン汁を加えて火を止め、ざるでこす。粗熱が取れたら消毒した保存容器に入れる。水や炭酸水で好みの濃さに割って飲む。
メモ
- ワタナベマキさんのレシピ (赤じそジュース)
赤じそジュースを美味しく作る3つの極意
葉の丁寧な洗浄とアク取りがすっきりとした味わいの鍵
赤じそジュースを澄んだ美しい色合いと雑味のないすっきりとした味わいに仕上げるための重要なポイントは、最初の水洗いと煮出し中のアク取りにあります。赤じそは葉に土やほこりが付着しやすいため、たっぷりの水で何度か水を替えながら丁寧に洗い、しっかりと汚れを落とすことが大切です。
また、沸騰した水1リットルに赤じそを入れ、2〜3分間煮出す際に出てくるアクをこまめにすくい取ることで、えぐみや渋みが取り除かれ、クリアで飲みやすいシロップになります。このひと手間を惜しまないことで、仕上がりのクオリティが格段に向上します。
葉の色が緑に変わるタイミングを見逃さず色素を抽出
赤じそを煮出す工程では、煮すぎに注意し、葉が緑色に変わったタイミングで速やかに取り出すのがコツです。赤じそを熱湯に入れると、葉に含まれていた赤い色素(アントシアニン)が瞬時にお湯の中に溶け出し、葉自体は赤紫色から青みがかった緑色へと変化します。これが色素がしっかりと抽出されたサインです。
長く煮込みすぎると、えぐみが出たり香りが飛んだりする原因となるため、2〜3分間という短い加熱時間を厳守し、色が変わったらすぐに引き上げてください。これにより、豊かな風味を残したまま色鮮やかなベースが完成します。
レモン汁は火を止めてから加え、鮮やかな発色と香りを活かす
このレシピの最大のハイライトであり、美味しく仕上げるためのポイントがレモン汁を加えるタイミングです。レシピの手順にある通り、レモン汁は必ず「火を止めてから」加えてください。
はちみつとグラニュー糖を加えて弱めの中火で5分間ほど煮詰めた後、火を止めてからレモン汁を加えることで、レモンの爽やかな香りが熱で飛ぶのを防ぐことができます。
また、酸性のレモン汁が加わることで、煮汁に溶け出したアントシアニン色素が化学反応を起こし、暗い紫色から透き通るような鮮やかなルビー色へと一気に変化します。目でも楽しめる美しいジュースにするための大切な工程です。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
ワタナベマキさんの赤じそジュースは、その爽やかな酸味とすっきりとした甘さが特徴で、食事のお供やリラックスタイムの飲み物として幅広く活躍します。ノンアルコールで楽しむなら、シンプルに強炭酸水で割るのが一番のおすすめです。
シュワっと弾ける炭酸が赤じその清涼感を引き立て、夏の暑い日のリフレッシュに最適です。また、大人向けのアレンジとしては、お酒と合わせるのも素晴らしいアイデアです。
例えば、クリアな味わいのジンやウォッカなどのスピリッツをベースに、この赤じそジュースと炭酸水を合わせれば、鮮やかなルビー色が美しいオリジナルカクテルが完成します。
さらに、辛口の白ワイン(例えばソーヴィニヨン・ブランなど)やスパークリングワイン(カヴァやプロセッコなど)に少量の赤じそシロップを垂らしてキール風の食前酒に仕立てると、華やかな香りと程よい酸味が食欲を刺激し、前菜や魚料理とも見事に調和します。
保存テクニックと温め直し方
完成した赤じそジュース(シロップ)は、粗熱がしっかりと取れてから、あらかじめ煮沸消毒などで清潔にしたガラス瓶などの保存容器に移し替えてください。保存は必ず冷蔵庫で行い、雑菌の繁殖を防ぐために容器の口周りを清潔に保つことが大切です。
はちみつとグラニュー糖がしっかりと入っているため比較的日持ちしますが、風味や香りが良いうちに飲み切ることをおすすめします。飲む際に使用するスプーンなども、水滴がついていない清潔なものを使用してください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、ワタナベマキさんのオリジナルレシピによる、鮮やかな色合いと爽快な風味が魅力の「赤じそジュース」をご紹介しました。
たっぷりの赤じそ(300g)と、グラニュー糖(100g)だけでなくはちみつ(200g)をブレンドしてコクを出し、最後にレモン汁で酸味と色合いを整えるという、素材の持ち味を最大限に引き出した絶品シロップです。
煮出す時間はわずか数分と短く、手順も非常にシンプルなので、保存食作り初心者の方でも失敗なく手軽に挑戦できるのが嬉しいポイントです。美しいルビー色のジュースは、グラスに注ぐだけでパッと気分を明るくしてくれます。
水割りや炭酸割りはもちろん、かき氷のシロップとして楽しんだり、お酒の割材として使ったりと、アレンジ次第で楽しみ方は無限大です。ぜひ赤じそが出回る時期にたっぷり仕込んで、暑い季節を美味しく健やかに乗り切るための自家製ドリンクとしてお楽しみください。
