今回は、料理研究家の杵島直美さんのレシピをご紹介します。ぷりぷりのむきえびやシャキシャキとした食感が魅力のチンゲンサイ、そして子供から大人まで大人気のうずらの卵をふんだんに使用した、彩り鮮やかで贅沢な「ごちそう三宝菜」の作り方をお届けします。
中華料理の定番である三宝菜を、ご家庭にある調味料を合わせた特製の「三宝菜の素」を使うことで、失敗知らずの本格的な味わいに仕上げるのが杵島直美さん直伝のスタイルです。
あらかじめ全ての合わせ調味料を用意しておくことで、炒め合わせる際も慌てることなく、食材の食感を損なわない絶妙なタイミングで火を通すことができます。エビの下ごしらえのコツや、炒める順番、そしてとろみを美しくつけるための大切なポイントまで、詳しく解説していきます。
毎日の献立のメインおかずとしてはもちろん、おもてなしの食卓や特別な日のテーブルを華やかに彩る一品として、ぜひ作ってみてください。
【杵島直美さんのレシピ】ごちそう三宝菜の作り方
Course: 主菜Cuisine: 中華2
servings10
minutes5
minutes145
kcal15
minutes今回は、料理研究家の杵島直美さんのレシピをご紹介します。ぷりぷりのむきえびやシャキシャキとした食感が魅力のチンゲンサイ、そして子供から大人まで大人気のうずらの卵をふんだんに使用した、彩り鮮やかで贅沢な「ごちそう三宝菜」の作り方をお届けします。
材料
むきえび 8匹(60g)
チンゲンサイ 1株(150g)
うずらの卵(水煮) 6コ
かたくり粉 大さじ1/2
塩 少々
サラダ油 大さじ1/2
ごま油 大さじ1/2
【三宝菜の素】
顆粒(かりゅう)チキンスープの素(もと)(中国風) 小さじ1
かたくり粉 小さじ1
砂糖 小さじ1/2
しょうゆ 小さじ1/2
塩 少々
水 カップ1/2
作り方
- 【三宝菜の素】は混ぜ合わせておく。
- チンゲンサイは軸と葉に分け、葉は4cm長さに切る。軸は縦半分に切り、縦に7~8mm幅に切る。サッと洗って根元の汚れを落とし、水けをきる。むきえびはボウルに入れて、かたくり粉大さじ1/2、塩・水各少々をふってからめる。水で洗ってぬめりを落とし、水けを拭く。
- フライパンにサラダ油・ごま油各大さじ1/2を中火で熱し、 2 のむきえびを炒める。色が変わったら、チンゲンサイの軸を加えて炒め、うずらの卵、チンゲンサイの葉を順に炒め合わせる。
- 1 をもう一度混ぜて回し入れ、とろみが出るまで軽く混ぜながら2分間ほど火を通す。
- ポイント
- 【三宝菜の素】を加え、中火でとろみがつくまで煮る。
メモ
- 杵島直美さんのレシピ (ごちそう三宝菜)
ごちそう三宝菜を美味しく作る3つの極意
むきえびを美味しく仕上げる丁寧な下ごしらえ
このレシピでは、むきえびをボウルに入れ、かたくり粉大さじ1/2、塩・水各少々をふってからめる作業が非常に重要なポイントとなります。かたくり粉と塩の吸着効果によって、えびの表面にあるぬめりや臭みがしっかりと吸着され、水で洗うことですっきりと落とすことができます。
このひと手間を加えることで、加熱したときにえびの臭みが消え、ぷりぷりとした弾力のある食感と旨みが最大限に引き出されます。水けをしっかりと拭き取ってから炒めることで、油ハネを防ぎつつ、香ばしく火を通すことが可能になります。
食感を活かす絶妙な炒め順と火加減
フライパンにサラダ油・ごま油各大さじ1/2を中火で熱し、下ごしらえをしたむきえびを炒めます。えびの色が変わったら、チンゲンサイの軸を加えて炒め、さらにうずらの卵、チンゲンサイの葉を順に炒め合わせます。
軸と葉の時間差や硬さの違いを考慮し、それぞれの食感が最高潮に残る絶妙なタイミングで次々と具材を投入していくことで、全体の仕上がりがプロのようなまとまりのある食感になります。中火で手際よく進めることが美味しい三宝菜を作るための大きなコツです。
「三宝菜の素」で決める失敗しないとろみ付け
あらかじめ混ぜ合わせておいた【三宝菜の素】(顆粒チキンスープの素小さじ1、かたくり粉小さじ1、砂糖小さじ1/2、しょうゆ小さじ1/2、塩少々、水カップ1/2)を、具材を炒め合わせたフライパンにもう一度混ぜて回し入れます。その後、とろみが出るまで軽く混ぜながら2分間ほど火を通します。
【三宝菜の素】にあらかじめかたくり粉が配合されているため、ダマになる心配がなく、全体に均一にとろみを行き渡らせることができます。中火で2分間しっかりと加熱することで、調味料の味が全体に馴染み、ツヤのある極上の仕上がりになります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
ごちそう三宝菜には、すっきりとした辛口の白ワインや、キレのある冷えたビールがよく合います。特にフランス・アルザス地方のリースリングや、日本の甲州ワインなど、柑橘系の爽やかな酸味とミネラル感を持つ白ワインが最適です。
エビのぷりぷりとした旨みや、ごま油の豊かな風味、そしてチキンスープベースの優しい旨みが、ワインの爽やかな酸味と美しく調和し、お互いの美味しさを引き立て合います。
また、中華料理の定番らしく、中国茶や紹興酒を軽く冷やして合わせるのも、本格的な中華の雰囲気を自宅で手軽に楽しむための素晴らしいペアリングです。
保存テクニックと温め直し方
作り置きをする場合は、清潔な密閉容器に入れ、粗熱を取ってから冷蔵庫で保存してください。保存期間の目安は冷蔵で2〜3日程度です。食べる際には、電子レンジなどでしっかりと中心まで再加熱してからお召し上がりください。なお、うずらの卵は冷凍すると食感が大きく損なわれるため、冷凍保存はおすすめできません。
作りたての美味しさを楽しむために、できるだけ早めにお召し上がりいただくことを推奨します。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、料理研究家の杵島直美さんによる「ごちそう三宝菜」のレシピをご紹介しました。むきえび、チンゲンサイ、うずらの卵という彩り豊かな食材を使い、特製の「三宝菜の素」でまとめることで、本格的でありながら家庭でも簡単に作れる絶品の一品に仕上がっています。
えびの下ごしらえにおける丁寧なぬめり取りや、食感を大切にした炒め順、そして「三宝菜の素」を使った失敗しないとろみ付けの技術など、美味しく作るためのエッセンスがしっかりと詰まっています。調理時間も短く、手軽にボリュームのあるメインおかずが完成するため、忙しい日の夕食にもぴったりです。
ぜひご家庭で杵島直美さん直伝の味わいを再現し、食卓を華やかに彩ってみてください。
