人気料理研究家・きじまりゅうたさんのレシピ「厚揚げの梅はちみつソース」をご紹介します。いつもの厚揚げが、ほんのひと手間で気の利いた絶品おつまみや副菜に大変身する、きじまりゅうたさんならではのアイデアが光る一品です。主役となるのは、こんがりと香ばしく焼き上げた厚揚げ。
そこに合わせるのは、梅干しの爽やかな酸味とはちみつのコクのある甘みが絶妙なバランスで混ざり合う特製の「梅はちみつソース」です。梅ペースト、はちみつ、お酢を混ぜ合わせるだけで作れるこのソースは、厚揚げの油分をさっぱりとさせつつ、奥深い旨みを与えてくれます。
お好みでパクチーをたっぷりと乗せることで、エスニックな香りが加わり、いつもの和食とは一味違う新鮮な驚きを楽しめるのもこのレシピの魅力です。フライパンひとつでサッと焼き上げるだけで完成するので、忙しい日の夕食のあと一品が欲しい時や、急な来客時の気の利いたおつまみとしても大活躍間違いなし。
きじまりゅうたさん直伝の、簡単なのに本格的な味わいをぜひご家庭でお試しください。
【きじまりゅうたさんのレシピ】厚揚げの梅はちみつソースの作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食2
servings5
minutes10
minutes210
kcal15
minutes人気料理研究家・きじまりゅうたさんのレシピ「厚揚げの梅はちみつソース」をご紹介します。いつもの厚揚げが、ほんのひと手間で気の利いた絶品おつまみや副菜に大変身する、きじまりゅうたさんならではのアイデアが光る一品です。主役となるのは、こんがりと香ばしく焼き上げた厚揚げ。
材料
厚揚げ(小) 3枚(250g)
パクチー(ザク切り) 適宜
サラダ油 小さじ1/2
【梅はちみつソース】
梅ペースト(塩分15%) 大さじ1(梅干し2コ分)(全体備考参照。)
はちみつ 大さじ1/2
酢 大さじ1/2
作り方
- 厚揚げは紙タオルで表面の水けをおさえる。【梅はちみつソース】の材料を混ぜ、堅さをみて少量の水を加え、トロリとしたソース状にする。
- フライパンにサラダ油小さじ1/2を入れ、厚揚げを並べて中火にかける。焼き色がついたら裏返し、両面に焼き色がついたら取り出す。
- 厚揚げを食べやすく切り、器に盛って 1 のソースをかける。好みでパクチーをのせる。
メモ
- きじまりゅうたさんのレシピ (厚揚げの梅はちみつソース)
厚揚げの梅はちみつソースを美味しく作る3つの極意
厚揚げの表面の水けをしっかり拭き取る
このレシピの第一のポイントは、焼く前に厚揚げの表面の水けを紙タオルでしっかりと押さえて拭き取ることです。水分が残ったままフライパンに入れてしまうと、油はねの原因になるだけでなく、厚揚げの表面がカリッと香ばしく焼き上がりません。
中火で両面に美しい焼き色をつけるためには、事前のこのひと手間が非常に重要です。水けをしっかり取ることで、焼き目が均一につき、外はサクッと、中はふんわりとした理想的な食感に仕上がります。
また、余分な水分を取り除くことで、後からかける梅はちみつソースが水っぽくならず、厚揚げの表面にしっかりと味が絡むようになります。地味な工程に思えますが、仕上がりのクオリティを大きく左右する大切なステップです。
梅はちみつソースの堅さを水で調整する
ソース作りにおいて重要なのが、少量の水を加えて「トロリとしたソース状」になるよう堅さを調整することです。梅ペースト(塩分15%のもの)、はちみつ、酢を混ぜ合わせた状態だと、梅ペーストの水分量やはちみつの粘度によって、ソースがドロリとしすぎて厚揚げに絡みにくくなる場合があります。
そこで、様子を見ながら少しずつ水を足していくことで、なめらかで均一にかけやすい理想的なとろみに仕上げます。この絶妙なとろみが、香ばしく焼けた厚揚げの表面にしっかりとどまり、一口食べたときに梅の酸味とはちみつの甘みが口いっぱいに広がる秘訣です。
水は一度にたくさん入れず、スプーンで混ぜながら少しずつ加え、ぽってりとしつつも流れるような状態を目指してください。
中火でじっくり両面に焼き色をつける
フライパンに小さじ1/2という少量のサラダ油を熱し、厚揚げを中火で焼いていく工程にも美味しさの極意があります。厚揚げ自体に油分が含まれているため、多量の油は不要です。少量の油を敷くことでフライパンへのこびりつきを防ぎつつ、厚揚げ自体の油を引き出してカリッと焼き上げます。
火加減は強火ではなく「中火」を守ることで、表面が焦げ付く前に中までしっかりと温まり、食欲をそそる美しいきつね色の焼き目が両面につきます。こんがりと焼けた厚揚げの香ばしさは、酸味のある梅はちみつソースと相性抜群です。
何度も裏返さず、まずは片面にしっかりと焼き色がつくまでじっと待ち、良い色になったらひっくり返してもう片面も同様に焼き上げるのが、ムラなく美しく仕上げるコツです。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
きじまりゅうたさんのレシピである「厚揚げの梅はちみつソース」には、爽やかな酸味と果実味が特徴のワインや、キレのある冷酒がよく合います。ワインであれば、ソーヴィニヨン・ブランやリースリングなどの白ワインが特におすすめです。
ニュージーランド産の「クラウディー・ベイ」のような、ハーブの香りが際立つソーヴィニヨン・ブランは、お好みでトッピングするパクチーの独特な香りと見事に同調します。
また、梅の酸味とはちみつのほのかな甘みには、ドイツ産のやや辛口のリースリングが持つフルーティーな酸味が寄り添い、厚揚げの旨みを引き立ててくれます。
さらに、スパークリングワインやシャンパン(例えば「モエ・エ・シャンドン」など)の豊かな炭酸は、厚揚げの油分を口の中でスッキリと洗い流してくれるため、次の一口がさらに美味しく感じられる最高のペアリングとなります。和洋折衷の味わいを持つ一品だからこそ、飲み物の選択肢も広がります。
保存テクニックと温め直し方
この「厚揚げの梅はちみつソース」は、出来立てのカリッとした食感と香ばしさを楽しんでいただきたいため、基本的には作ってすぐにお召し上がりいただくのが最も美味しい食べ方です。もし余ってしまった場合は、ソースをかける前の焼いた厚揚げと、ソースを別々の清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で保管してください。
保存期間の目安は翌日までです。食べる際は、厚揚げをオーブントースターやフライパンで再度軽く温め直すことで、表面のサクッとした食感がよみがえります。温かい厚揚げに、冷蔵庫から出したソースをかけてお召し上がりください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回ご紹介した、きじまりゅうたさん直伝の「厚揚げの梅はちみつソース」は、身近で手頃な食材である厚揚げを、驚くほどおしゃれで奥深い味わいのおつまみに昇華させる素晴らしいレシピです。
厚揚げの表面の水分をしっかりと拭き取り、少量の油で中火で香ばしく焼き上げることで、外はカリッと、中はふんわりとした絶妙な食感を生み出しています。そこに合わせるのが、塩分15%のしっかりとした酸味を持つ梅ペーストに、はちみつのコクと酢の爽やかさを加えた特製ソース。
少量の水でトロリと絶妙な堅さに調整されたソースが厚揚げにしっかりと絡み、パクチーのアクセントが加わることで、ひとくち食べるごとに新鮮な驚きを与えてくれます。
調理時間も短く、フライパンひとつで手軽に作れるため、毎日の食卓の副菜としてはもちろん、晩酌のお供やホームパーティーでの一品としても大活躍するレシピです。ぜひ作ってみてください。
