堀江ひろ子さんのレシピ「ゆでえびとブロッコリのサラダ」をご紹介します。えびとブロッコリーという定番の組み合わせに、練りごまと味噌、そしてプレーンヨーグルトを加えた特製ドレッシングを合わせる、味わい深くも爽やかな一品です。
このレシピの魅力は、何といってもえびのプリプリとした食感と、ドレッシングの奥深い風味にあります。えびは下処理を丁寧に行い、殻付きのまま香味野菜とともに茹でることで、臭みが抜け、旨みがギュッと閉じ込められます。さらに余熱で火を通すため、パサつくことなく驚くほどしっとりと仕上がります。
そして、この料理の決め手となるのが、えびの旨みが溶け出した茹で汁をドレッシングに加えることです。ヨーグルトの酸味とごまのコク、味噌の塩気が絶妙に絡み合い、ブロッコリーにもしっかりと味が馴染みます。
彩りも鮮やかで、食卓を華やかに彩るサラダとして、日常の食卓からちょっとしたおもてなしの席まで幅広く活躍してくれること間違いなしのレシピです。堀江ひろ子さん直伝の丁寧な調理法で、ワンランク上のサラダをぜひご自宅で味わってみてください。
【堀江ひろ子さんのレシピ】ゆでえびとブロッコリのサラダの作り方
Course: サラダCuisine: 洋食2
servings15
minutes10
minutes250
kcal25
minutes堀江ひろ子さんのレシピ「ゆでえびとブロッコリのサラダ」をご紹介します。えびとブロッコリーという定番の組み合わせに、練りごまと味噌、そしてプレーンヨーグルトを加えた特製ドレッシングを合わせる、味わい深くも爽やかな一品です。
材料
えび(無頭/殻つき/中) 12匹
ブロッコリ 1コ
かたくり粉 大さじ1
塩
【ゆで汁】
水 カップ2
塩 小さじ1
白ワイン 大さじ2(または酒。)
【香味野菜】
たまねぎ(薄切り) 少々
にんじん(輪切り) 少々(にんじんの皮でもよい。)
ローリエ 1枚
【ドレッシング】
練りごま(白) 大さじ2
みそ 大さじ1
砂糖 大さじ1/2
プレーンヨーグルト カップ1/2
えびのゆで汁 大さじ2
作り方
- えびは背ワタがあれば、殻つきのまま、頭から2~3つ目の節に竹ぐしを刺し、背ワタを引き抜く。
- ボウルにえびとかたくり粉大さじ1を入れて軽くもむようにしてから、水を加えて洗い、紙タオルなどで水けをよくふく。
- ポイント
- かたくり粉をまぶして洗うと、臭みと汚れがしっかりと落ちる。
- 小鍋に【ゆで汁】の材料を入れて煮立て、えびを加えてゆでる。
- ポイント
- えびは殻つきのままゆでて、身が縮むのを防ぐとともに、うまみを逃さない。また、酒や【香味野菜】を入れて、えびの臭みを取り、風味をよくする。洋風の料理の場合、酒は白ワインを用いるとよい。
- 1分間たったら火を止めて、人肌くらいの温度に冷めるまでそのままおく。
- ポイント
- ゆですぎずに火を止めてそのまま冷ますと、余熱で火が通り、ぱさつかず、プリプリにゆで上がる。
- ブロッコリは小房に分け、茎のほうは厚めに表面をむいて乱切りにする。熱湯に塩(湯の1%)を加え、ブロッコリを入れて好みの堅さにゆで、ざるに上げて冷ます。
- 【ドレッシング】の材料をボウルに混ぜ合わせる。
- ポイント
- えびのゆで汁をドレッシングに加えて、えびのうまみを生かす。
- 4 のえびの殻をむいて、 6 に加えて混ぜ合わせる。 5 のブロッコリも加えてあえる。
メモ
- 堀江ひろ子さんのレシピ (ゆでえびとブロッコリのサラダ)
ゆでえびとブロッコリのサラダを美味しく作る3つの極意
片栗粉で汚れを落とし、殻付きで茹でて旨みを守る
えびの下処理と茹で方がこのレシピの大きなポイントです。まず、えびに片栗粉をまぶして揉み洗いすることで、表面の細かい汚れや特有の生臭さをしっかりと吸着して落とすことができます。そして、茹でる際は殻をむかずに殻付きのまま茹でるのが鉄則です。
殻がついたまま加熱することで、えびの身が急激に縮んで硬くなるのを防ぐだけでなく、えび本来の旨みや水分が外に逃げ出すのをブロックします。このひと手間で仕上がりのプリプリ感が格段に変わります。
香味野菜と余熱調理でしっとりプリプリの食感に
えびを茹でる際、ただのお湯ではなく、白ワイン(または酒)、玉ねぎ、にんじん、ローリエといった香味野菜を加えた「ゆで汁」を使用します。これにより、えびの臭みが完全に消え、上品な風味がプラスされます。さらに重要なのが火入れのタイミングです。
沸騰したゆで汁に入れて1分間加熱したらすぐに火を止め、そのまま人肌になるまで冷まします。ぐらぐらと煮続けるのではなく、余熱でゆっくりと火を通すことで、身がパサつかず、驚くほどしっとりとした食感に茹で上がります。
えびのゆで汁をドレッシングに加えて旨みを丸ごと味わう
練りごま、味噌、砂糖、プレーンヨーグルトで作る特製ドレッシングに、えびを茹でた後の「ゆで汁」を加えるのがこのレシピの最大の隠し味です。えびと香味野菜から溶け出した濃厚なダシをドレッシングに混ぜ込むことで、単なるごま味噌ヨーグルト味ではなく、海鮮の深いコクが加わった一体感のある味わいに仕上がります。
えびの旨みを一滴たりとも無駄にせず、ブロッコリーなどの野菜にもその風味をしっかりとまとわせることができる、非常に合理的な調理法です。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この「ゆでえびとブロッコリのサラダ」には、爽やかな酸味と適度な果実味を持つ白ワインが非常によく合います。特におすすめなのが、フランス・ロワール地方のソーヴィニヨン・ブランや、イタリアのピノ・グリージョです。
ソーヴィニヨン・ブランの持つハーブのような青々しい香りは、ブロッコリーの風味やローリエの香りと美しく調和し、柑橘系の酸味がヨーグルトを使ったドレッシングの爽やかさを一層引き立ててくれます。
また、ピノ・グリージョの軽快でスッキリとした味わいも、えびの繊細な甘みとよく馴染み、練りごまと味噌のコクを重く感じさせることなく、次の一口を誘います。日本酒を合わせる場合は、フルーティーで軽快な純米吟醸酒を冷やしていただくのがおすすめです。
お酒のほのかな甘みが、えびの旨みやみそだれの塩気とマッチし、上質な和洋折衷のペアリングをお楽しみいただけます。
保存テクニックと温め直し方
このサラダは、作ってすぐに食べるのがえびのプリプリ感とブロッコリーの歯ごたえを最も楽しめるタイミングですが、冷蔵庫で保存することも可能です。保存する場合は、清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で保管し、翌日中には食べ切るようにしてください。
時間が経つとブロッコリーから水分が出てドレッシングが薄まりやすいため、作り置きとして保存する場合は、えびとブロッコリー、ドレッシングを別々の容器で冷蔵保存しておき、食べる直前に和えるのが美味しくいただくコツです。えびは冷蔵庫に入れると少し締まりますが、味がよく馴染みます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
堀江ひろ子さんの「ゆでえびとブロッコリのサラダ」は、丁寧な下ごしらえと絶妙な火入れによって、素材の魅力を最大限に引き出した素晴らしいレシピです。
片栗粉を使ったえびの臭み取り、殻付きのまま香味野菜と一緒に茹でる工夫、そして余熱を利用してプリプリに仕上げる技術は、他の海鮮料理にも応用できる一生モノの調理テクニックです。
さらに、えびの旨みが溶け込んだゆで汁を、練りごま、味噌、プレーンヨーグルトで作るコクのあるドレッシングに加えるというアイデアが、料理全体の一体感を生み出しています。ただの茹で野菜とシーフードのサラダの枠を超え、奥深い味わいと爽やかな後味が両立した一皿は、食卓の主役級の存在感を放ちます。
彩りも良く、栄養バランスにも優れているため、日常のおかずとしてはもちろん、お酒のお供やおもてなし料理としても大活躍する一品です。
