今回は、人気料理研究家の藤井恵さんによる、驚きのアイデアが詰まったラーメンのレシピをご紹介します。ラーメンといえば美味しい反面、カロリーや塩分、脂質が気になってしまうという方も多いのではないでしょうか。
しかし、今回ご紹介する藤井恵さんのレシピは、なんと市販のラーメン1袋(1人分)を使い、2人分のラーメンを完成させてしまうという画期的なヘルシーレシピです。麺もスープも半量になるため、必然的にカロリーも塩分も大幅にカットすることができます。
味が薄くなってしまわないかと心配になるかもしれませんが、削り節を使ってしっかりと出汁をとることで旨味を補い、たっぷりの野菜とチャーシュー、ごま油などの風味を加えることで、驚くほど満足感の高い一杯に仕上がります。ダイエット中の方や、健康を意識しつつもラーメンを食べたいという方にぴったりのレシピです。
藤井恵さん直伝の工夫が散りばめられた一杯を、ぜひご家庭でお試しください。
【藤井恵さんのレシピ】ラーメンの作り方
Course: 主食Cuisine: 中華2
servings10
minutes10
minutes260
kcal20
minutes今回は、人気料理研究家の藤井恵さんによる、驚きのアイデアが詰まったラーメンのレシピをご紹介します。ラーメンといえば美味しい反面、カロリーや塩分、脂質が気になってしまうという方も多いのではないでしょうか。
材料
削り節 10g
もやし 1袋
にら 1ワ
ねぎ(白い部分) 1本分(50g)
チャーシュー 2枚(20g)
一味とうがらし 小さじ1/2
ごま油
【A】
中華麺(市販) 1玉(110g)
スープの素(もと)(しょうゆ味/市販/1人分) 1袋(市販のラーメンに添付されているラーメンスープの素を使う。)
作り方
- 鍋に中華麺の袋の表示の2倍量の水を入れて火にかけ、沸騰したら削り節(市販のだし用パックに詰める)を入れ、中火で2~3分間煮出す。削り節を取り出し、スープの素を加えて温めておく。
- ポイント
- 〈★OFFポイント-1 1人分のラーメンで2人分!〉 市販のラーメン1袋で2人分をつくります。だから、カロリー、塩分、脂質オフ! 〈★OFFポイント-2 かつおのうまみで味をフォロー〉 味のフォローは塩ではなくかつおだしで。野菜の甘みも感じる味つけに。不織布のだし用パックを使うと便利。
- ねぎは縦半分に切って、斜め薄切りにする。にらは5cm長さに切る。チャーシューは細切りにする。
- 別の鍋に湯を沸かし、もやしとにらを入れる。サッとゆでて引き上げ、湯をよくきる(鍋の湯はとっておく)。ボウルに移し、チャーシュー、一味とうがらしとごま油小さじ1を加えて、あえる。
- ポイント
- 〈★OFFポイント-3 もやしとにらの歯ごたえで満腹感アップ〉 もやしとにらは、湯に入れてサッと混ぜたらすぐにざるなどで引き上げて、歯ごたえを残す。よくかむことが満腹感につながる。 〈★OFFポイント-4 仕上げのごま油は少量を大胆に〉 すべての油を禁じるとぼんやりした味に。少量のごま油をたらすことで香りも出て、食欲増進。一味とうがらしの辛みも塩分減に一役買う。
- 3 の鍋の湯で麺をゆでる。袋の表示時間の1分前にねぎを加えて一緒にゆで、ざるにあける。
- 4 を器によそい、 1 のスープを注ぎ、 3 をのせる。
メモ
- 藤井恵さんのレシピ (ラーメン)
ラーメンを美味しく作る3つの極意
かつおだしでスープのうまみをフォロー
このレシピの最大のポイントは、市販のラーメンスープ1人分を2人分に薄める際、単なるお湯ではなく、削り節からとった出汁を使用することです。鍋に表示の2倍量の水を沸かし、だし用パックに詰めた削り節を入れて中火で2〜3分煮出すことで、豊かな風味が加わります。
塩分を足すのではなく、かつおの旨味で味をフォローすることで、スープの味がぼやけることなく、奥行きのある本格的な味わいになります。野菜の甘みも引き立ちます。
野菜はサッと茹でて歯ごたえを残す
満足感を高めるための工夫として、もやしとにらの火通し加減が非常に重要になります。別の鍋に湯を沸かし、もやしとにらを入れたら、サッと混ぜてすぐにざるに引き上げるのがコツです。完全にくたくたになるまで煮込んでしまうのではなく、シャキシャキとした歯ごたえをしっかりと残すことで、自然と噛む回数が増えます。
よく噛むことは満腹中枢を刺激することにつながるため、少ない麺の量でもしっかりとした満足感を得ることができます。
少量の油と辛味でパンチを効かせる
カロリーオフを意識するあまり、油を完全になくしてしまうと、どうしても物足りないぼんやりとした味になってしまいます。そこで、茹でた野菜と細切りのチャーシューをあえる際に、小さじ1杯のごま油と小さじ1/2の一味とうがらしを加えるのがこのレシピの極意です。
少量のごま油をあえて大胆に加えることで、食欲をそそる豊かな香りが広がります。また、一味とうがらしのピリッとした辛みがアクセントとなり、塩分が少なくても満足できる味に仕上がります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
このヘルシーで旨味たっぷりのラーメンには、すっきりとしながらも風味豊かな飲み物がよく合います。アルコールを合わせるなら、キリッとした辛口のスパークリングワインや、柑橘系の香りが爽やかな白ワインはいかがでしょうか。
例えば、スペインのカヴァや、ニュージーランド産のソーヴィニヨン・ブランなどがおすすめです。かつお出汁の繊細な旨味や、ごま油の香ばしい風味を邪魔することなく、口の中をさっぱりとリセットしてくれます。また、ノンアルコールであれば、冷たい烏龍茶やジャスミンティーなどの中国茶が王道の組み合わせです。
お茶の持つ適度な渋みが、ラーメンのコクとバランスよく調和し、食後の余韻をより心地よいものにしてくれるでしょう。
保存テクニックと温め直し方
本レシピは、出来立ての温かいうちに、野菜のシャキシャキとした食感と麺のコシを味わうのが最もおすすめです。そのため、基本的には作り置きや保存には向いていません。どうしても余ってしまった場合は、スープと具材、麺を必ず別々の保存容器に分けて冷蔵庫に入れ、半日以内には消費するようにしてください。
再度食べる際は、スープを鍋でしっかりと温め直し、麺と具材を加えてサッと熱を通す程度にしてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
藤井恵さんのラーメンレシピは、市販のラーメン1袋を使って2人分を作るという、ダイエットや健康管理に嬉しい画期的なアイデアレシピです。カロリーや塩分を半分に抑えながらも、削り節でしっかりと出汁をとり旨味を補うことで、物足りなさを全く感じさせない深い味わいを実現しています。
もやしやにらをサッと茹でて歯ごたえを残すことで噛む回数を増やし、満腹感を高める工夫も素晴らしいポイントです。さらに、ごま油の香ばしい香りと一味とうがらしのピリッとした辛みが食欲を刺激し、全体の味を引き締めてくれます。
健康を気遣いながらも、大好きなラーメンを心ゆくまで楽しめる、藤井恵さんならではの思いやりと知恵が詰まった一杯です。毎日のランチや、少し遅めの夕食など、様々なシーンで活躍すること間違いなしのレシピですので、ぜひ挑戦してみてください。
