今回は、洗練されたシンプルな家庭料理で多くの人々を魅了し続ける料理研究家、有元葉子さんのレシピ「れんこんの炒め煮」をご紹介します。れんこんのシャキッとした心地よい歯ごたえと、ごま油の香ばしい風味、そして甘酸っぱく艶やかなタレが絶妙に絡み合う、上品で奥深い味わいの一品です。
有元さん直伝のこのレシピは、素材の持ち味を最大限に活かす工夫が随所に散りばめられており、定番のきんぴらとはひと味違う洗練された仕上がりになります。メープルシロップを使うことで、すっきりとした上品な甘みとコクが加わり、れんこんの白さを美しく引き立てる仕上がりになるのが特徴です。
ご飯のおかずとしてはもちろん、お酒のおつまみや常備菜としても大活躍してくれます。丁寧な下ごしらえとシンプルな調理法で作る、有元葉子さんならではの美しく美味しい炒め煮をぜひご家庭で味わってみてください。
【有元葉子さんのレシピ】れんこんの炒め煮の作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食2
servings10
minutes10
minutes188
kcal20
minutes今回は、洗練されたシンプルな家庭料理で多くの人々を魅了し続ける料理研究家、有元葉子さんのレシピ「れんこんの炒め煮」をご紹介します。れんこんのシャキッとした心地よい歯ごたえと、ごま油の香ばしい風味、そして甘酸っぱく艶やかなタレが絶妙に絡み合う、上品で奥深い味わいの一品です。
材料
れんこん(小) 1節
赤とうがらし 1本
酢
ごま油
【A】
メープルシロップ 大さじ1+1/2(またはみりん大さじ2。)
酒 大さじ1
酢 大さじ1~1+1/2
しょうゆ 大さじ1
作り方
- れんこんは皮をむき、約5cm長さに切る。縦に約1cm厚さに切り、さらに繊維に沿って食べやすく棒状に切る。酢水に5~6分間つける。赤とうがらしは種を除いて小口切りにする。
- ポイント
- 繊維に沿って細長く切ると、シャキッとした食感が楽しめる。白く仕上がるよう、酢水につける。
- 鍋を温めてごま油大さじ1+1/2を熱し、水けをきったれんこんを入れていためる。透き通ってきたら【A】のメープルシロップ、酒を入れてサッと煮、酢を加える。しょうゆ、赤とうがらしを加えてとろみがつくまで煮からめ、火から下ろして冷ます。
- ポイント
- しょうゆは少なめでよい。程よい酸味とよく合い、色よくきれいに煮上がる。
メモ
- 有元葉子さんのレシピ (れんこんの炒め煮)
れんこんの炒め煮を美味しく作る3つの極意
繊維に沿って棒状に切る
れんこんは皮をむいた後、約5cm長さに切り、縦に1cm厚さに切ってから繊維に沿って細長い棒状に切ります。このように繊維を断ち切らずに並行に切ることで、れんこんが持つ本来のシャキッとした抜群の食感を最大限に引き出すことができます。
噛むたびに心地よい歯ごたえを楽しむことができ、仕上がりの見た目もスマートで美しく、タレもしっかりと絡みやすくなります。
切ったあとに酢水につける
棒状に切ったれんこんは、すぐに酢水に5~6分間つけます。このひと手間によって、れんこん特有のアクが抜けるとともに、加熱した際の色好くきれいな白い仕上がりをキープすることができます。見た目の美しさは料理の美味しさを大きく左右するため、濁りのない澄んだ色合いに仕上げるための非常に重要な工程です。
つける時間を守り、調理前にはしっかりと水けをきっておきます。
調味料の順序としょうゆの分量
鍋でれんこんをしっかりと炒め、透き通ってきたら調味料を加えます。まずは【A】のメープルシロップと酒を入れてサッと煮て、次に酢を加えます。最後にしょうゆと赤とうがらしを加えてとろみがつくまで煮からめます。しょうゆは大さじ1と少なめにすることで、程よい酸味と調和し、色鮮やかできれいに煮上がります。
この順番と絶妙な配合が、美しい艶と深い味わいを生み出します。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この甘酸っぱく香ばしいれんこんの炒め煮には、すっきりとした酸味と豊かな果実味を持つ白ワインが非常によく合います。特におすすめなのは、フランスのロワール地方などで造られるソーヴィニヨンブランというぶどう品種の白ワインです。
ソーヴィニヨンブランが持つ爽やかなハーブのような香りとキリッとした酸味が、炒め煮の酢の程よい酸味と同調し、ごま油のコクを口の中で軽やかに包み込んでくれます。
また、ドイツのリースリングのような、ほんのりとした自然な甘みと美しい酸味を併せ持つ白ワインも、メープルシロップの上品な甘みと絶妙なマリアージュを奏でます。お互いの良さを引き立て合う組み合わせです。
保存テクニックと温め直し方
完成したれんこんの炒め煮は、しっかりと火から下ろして完全に冷ますことで、中までしっかりと味がなじんでさらに美味しくなります。保存する場合は、完全に冷めたことを確認してから、清潔な密閉容器に移し替えて冷蔵庫で保管してください。冷蔵庫内では約3〜4日間美味しく保存することが可能です。
食べる際には、冷たいままでもシャキシャキとした食感が際立って美味しいですし、少し常温に戻してから食べると、ごま油の風味や調味料のコクがより豊かに感じられておすすめです。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は有元葉子さん直伝の「れんこんの炒め煮」の作り方をご紹介しました。れんこんを繊維に沿って棒状に切ることで生まれるシャキシャキとした極上の食感と、酢水につけてアクを抜くことで実現する美しい白い仕上がりが魅力的な一品です。味付けにはメープルシロップを使用し、すっきりとした上品な甘みをプラス。
さらに、ごま油の香ばしさ、酢の爽やかな酸味、そして少なめのしょうゆを絶妙な順番で加えることにより、素材の色を活かした艶やかな炒め煮が完成します。とろみがつくまで丁寧に煮からめたタレは、冷めるほどにれんこんへ深く染み込み、一口ごとに広がる豊かな味わいを楽しめます。
お弁当のおかずや日々の常備菜、おつまみにも最適な、シンプルながらもこだわりが詰まった有元葉子さんのオリジナルレシピを、ぜひ日々の献立に取り入れてみてください。
