今回は料理研究家・有元葉子さんのレシピ「ひじきのにんにく炒め」をご紹介します。ひじきといえば煮物のイメージが強いかもしれませんが、有元葉子さん直伝のこちらのレシピは、にんにくとオリーブ油、赤とうがらしを効かせた、どこかイタリアンを思わせる新鮮な味わいの炒め物です。
乾物の長ひじきを絶妙な堅さに戻し、香ばしいにんにくオイルとともに手早く炒め上げることで、ひじきそのものの食感と旨味を最大限に引き出すことができます。シンプルながらも飽きのこない味わいで、日々の食卓にはもちろん、お酒のおつまみとしても非常に優秀な一品です。
常備菜としてまとめて作っておくのにもぴったりで、これまでのひじき料理の概念がガラリと変わるような素晴らしい仕上がりになります。有元葉子さんのセンスが光る、シンプルでいて奥行きのある味わいをぜひご家庭でお楽しみください。
【有元葉子さんのレシピ】ひじきのにんにく炒めの作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食4
servings15
minutes10
minutes76
kcal25
minutes今回は料理研究家・有元葉子さんのレシピ「ひじきのにんにく炒め」をご紹介します。ひじきといえば煮物のイメージが強いかもしれませんが、有元葉子さん直伝のこちらのレシピは、にんにくとオリーブ油、赤とうがらしを効かせた、どこかイタリアンを思わせる新鮮な味わいの炒め物です。
材料
長ひじき(乾) 30g
にんにく(みじん切り) 2かけ分
赤とうがらし(種を除いてみじん切り) 1/2~1本分
オリーブ油
塩
作り方
- ひじきはたっぷりの水に10~15分間浸し、堅めに戻す。5~6cm長さに切り、水けをしっかりときる。
- フライパンにオリーブ油大さじ2とにんにくを入れて弱火にかけ、香りが出てきつね色になるまでじっくりと炒める。
- 赤とうがらしを加えてサッと炒め、強火にしてひじきを加え、手早く炒め合わせる。塩小さじ1/2弱を加え、味を調える。
- すぐにバットに移して粗熱を取る。1/4~1/3量ずつに分け、使わない分はラップにのせて平らに包み、ジッパー付きの保存袋に入れて冷凍庫へ。
メモ
- 有元葉子さんのレシピ (ひじきのにんにく炒め)
ひじきのにんにく炒めを美味しく作る3つの極意
長ひじきは10~15分間浸して堅めに戻すこと
このレシピの重要なポイントは、長ひじきをたっぷりの水に10~15分間だけ浸し、あえて堅めに戻すことです。長く浸しすぎてしまうと、ひじきが水分を吸いすぎてしまい、炒めたときにシャキシャキとした心地よい食感が失われてしまいます。
10~15分間という時間を守って堅めに仕上げることで、オリーブ油やにんにくの旨味を含んだオイルがしっかりと絡み、噛むほどに風味があふれる極上の仕上がりになります。水けをしっかりときることも、味がぼやけないために非常に大切です。
にんにくは弱火でじっくり炒めて香りときつね色を引き出す
冷たいフライパンにオリーブ油大さじ2とみじん切りのにんにく2かけ分を入れ、弱火にかけてじっくりと炒めることが美味しさの土台となります。強火で急激に加熱すると、にんにくの表面だけが焦げて苦味が出てしまい、オイルに十分な香りが移りません。
弱火で丁寧に熱を通すことで、にんにく本来の甘味と芳醇な香りがオリーブ油に溶け込み、きれいなきつね色に仕上がります。このにんにくオイルが、ひじき全体の味を決定づけるベースになります。
赤とうがらしを加えたら強火にして手早く炒め合わせる
みじん切りの赤とうがらしを加えてサッと炒めた後、すぐに火力を強火に切り替えてひじきを一気に加えます。強火で手早く炒め合わせることで、ひじきに余分な水分が出ることなく、にんにくや赤とうがらしの香りをまとったオリーブ油が表面を均一にコーティングしてくれます。
全体が素早く馴染んだら、塩小さじ1/2弱を加えて味を調えます。短時間で一気に仕上げることで、ひじきの堅めの食感と豊かな風味が損なわれずに完成します。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
にんにくの香ばしい風味と赤とうがらしのピリッとした辛みが効いた「ひじきのにんにく炒め」には、すっきりとした味わいの辛口白ワインがよく合います。特に、イタリアのソアーヴェや、柑橘類の爽やかな香りとキレのある酸味が特徴のチリ産ソーヴィニヨンブランなどがおすすめです。
オリーブ油の上品なコクとひじきの磯の風味が、ワインのみずみずしい酸味と同調し、お互いの美味しさを引き立て合います。また、冷やした辛口のロゼワインとも相性が良く、贅沢な晩酌の時間を演出してくれます。
保存テクニックと温め直し方
出来上がったひじきのにんにく炒めは、仕上げてすぐにバットに移して完全に粗熱を取ります。その後、1/4~1/3量ずつに小分けにし、使わない分はラップにのせて平らに包みます。空気が入らないように密閉し、ジッパー付きの保存袋に入れて冷凍庫で保存してください。
平らにして冷凍することで、解凍時の熱伝導が均一になり、風味を損なわずに美味しく保存できます。食べるときは自然解凍、または電子レンジなどで加熱してください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
有元葉子さん直伝の「ひじきのにんにく炒め」は、長ひじき、にんにく、赤とうがらし、オリーブ油、塩という非常にシンプルな材料でありながら、驚くほど奥深い味わいが楽しめる極上レシピです。
おいしさの秘訣は、長ひじきを10~15分間の保水で堅めに戻して食感を残すこと、そして弱火でじっくりとにんにくの香りを引き出したオリーブ油をベースに、強火で手早く炒め上げることです。煮物とは一味違う、素材の食感と旨味が凝縮された仕上がりは、一度食べると病みつきになります。
小分けにして冷凍保存も可能なので、作り置きとしても大変便利です。洗練された有元葉子さんのレシピをぜひお試しください。
