料理研究家として長年愛される杵島直美さんのレシピをご紹介します。今回お届けするのは、旬の素材を生かした味わい深い「絹さやの土佐あえ」です。絹さやのシャキッとした食感と、香ばしい削り節の風味が絶妙に絡み合う一品で、食卓に彩りと豊かな風味を添えてくれます。
今回のレシピでは、絹さやだけでなく、しめじや人参を組み合わせることで、食感や味わいに奥行きを持たせているのが大きな特徴です。特に人参は、別の料理の下ごしらえの際についでに切っておいたものを活用するなど、毎日の調理がスムーズになる工夫が散りばめられています。
また、だしをとったあとの削り節を無駄なくあえ衣として活用するため、食材を余すことなく使い切る知恵が詰まっています。しょうゆと酒のシンプルで上品な味付けが素材の持ち味を引き立て、一口食べればホッとするような優しさが広がります。
手軽に作れる一品でありながら、和食の基本をしっかりと押さえた杵島直美さんならではの魅力あふれるレシピです。毎日の献立の副菜としてはもちろん、お弁当の彩りやちょっとしたおつまみとしても大活躍すること間違いなしの土佐あえを、ぜひご家庭で気軽にお試しください。
【杵島直美さんのレシピ】絹さやの土佐あえの作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食2
servings10
minutes5
minutes65
kcal15
minutes料理研究家として長年愛される杵島直美さんのレシピをご紹介します。今回お届けするのは、旬の素材を生かした味わい深い「絹さやの土佐あえ」です。絹さやのシャキッとした食感と、香ばしい削り節の風味が絶妙に絡み合う一品で、食卓に彩りと豊かな風味を添えてくれます。
材料
絹さや 40g
しめじ 50g
にんじん 約20g(「野菜の牛肉巻き」のにんじんを切るときに、いっしょに切っておいたもの。)
【A】
だしをとった削り節 1パック分(「さつまいものみそ汁」のだしをとったあとのもの。)
しょうゆ 小さじ2
酒 小さじ1
黒ごま 小さじ1
作り方
- 絹さやは筋を取る。しめじは石づきを取って小房に分ける。
- 牛肉巻き の手順 4 で野菜をゆでたあとの湯で、 1 とにんじんをゆで、ざるなどにとって水けをきる。
- 【A】の材料を混ぜてあえ衣をつくり、 2 を合わせて混ぜ、器に盛る。
メモ
- 杵島直美さんのレシピ (絹さやの土佐あえ)
絹さやの土佐あえを美味しく作る3つの極意
食材ごとの下ごしらえの基本
このレシピのポイントは、それぞれの食材に応じた適切な下ごしらえを丁寧に行うことです。絹さやは筋をしっかりと取り除くことで、食べたときの口当たりが良くなり、仕上がりの食感が格段に向上します。
また、しめじは石づきをしっかりと切り落としてから、手際よく小房に分けることで、あえ衣が全体にしっかりと絡みやすくなります。人参についても、あらかじめ適切な大きさに切っておいたものを使用することで、他の食材とのバランスが整い、美しく仕上がります。
このように、調理の初期段階である下ごしらえを丁寧に行うことが、料理全体の完成度を高めるための重要な秘訣となります。
効率的な茹で方の工夫
このレシピのポイントは、調理の効率性を高めるための茹で方の工夫にあります。牛肉巻きの手順の中で野菜をゆでたあとの熱いお湯をそのまま活用し、下処理を済ませた絹さやとにんじんを一緒にゆで上げます。お湯を新しく沸かし直す手間が省けるだけでなく、適切な温度を保ったまま手際よく加熱調理を進めることができます。
茹で上がった食材は、すばやくざるなどにあけてしっかりと水けを切ることで、余分な水分が残らず、あえ衣の味が薄まってしまうのを防ぎます。素材の色合いとシャキッとした食感をしっかりと残すための、とても合理的で実践的な調理の工夫となっています。
風味豊かなあえ衣の合わせ方
このレシピのポイントは、旨味が詰まった材料を絶妙なバランスで合わせるあえ衣の作り方です。だしをとった削り節1パック分(さつまいものみそ汁のだしをとったあとのもの)をベースにし、しょうゆ小さじ2、酒小さじ1をしっかりと混ぜ合わせてあえ衣をつくります。
削り節の豊かな風味と調味料の味わいが一体となったところに、水けを切った絹さや、しめじ、にんじんを加えて手早く和えます。素材の水分をしっかりと切ってからあえることで、衣が水っぽくならず、香ばしい黒ごまの風味とも相まって、一口ごとに深い味わいを楽しむことができます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
絹さやの土佐あえには、すっきりとした辛口の日本酒や、冷やして美味しい純米酒が非常によく合います。削り節の香ばしい風味としめじの旨味が広がる和食の副菜には、お米の優しい甘みを感じられるお酒を合わせることで、お互いの味わいを上品に引き立て合います。
また、普段の食事に合わせて楽しむなら、すっきりとした口当たりの緑茶やほうじ茶とも相性が良く、素材の持ち味を損なわずに最後まで美味しくいただくことができます。
保存テクニックと温め直し方
この料理は、できるだけ出来立ての新鮮な風味と食感を楽しむのがおすすめです。保存する際は、しっかりと粗熱を取ってから密閉容器に入れ、冷蔵庫で保管してください。ただし、時間が経つと野菜から水分が出てしまうことがあるため、保存する場合はなるべく早めにお召し上がりいただくのが安心です。
このレシピのまとめと栄養のポイント
料理研究家・杵島直美さんによる「絹さやの土佐あえ」は、身近な食材を活用して手軽に作れる上品な和え物です。絹さやのシャキッとした食感にしめじの旨味、そして人参の彩りが加わり、見た目にも美しい一品に仕上がっています。
だしをとったあとの削り節や、他の料理で切っておいた人参を無駄なく活用する工夫が取り入れられており、毎日の暮らしに寄り添う知恵が詰まっています。しょうゆと酒のシンプルな味付けに、香ばしい黒ごまの風味がアクセントとなり、箸が止まらない美味しさです。
特別な材料を必要とせず、手際よく作れるため、献立の副菜やお弁当の彩りとして大活躍します。和食の基本を大切にしながら、毎日の食卓を豊かに彩ってくれる杵島直美さんの温かみあふれるレシピを、ぜひ日々の調理に取り入れてみてください。
