杵島直美さんのレシピによる「甘酒で即席べったら」をご紹介します。伝統的なべったら漬けをご家庭で手軽に、しかも本格的な味わいで楽しめる心躍る一品です。市販の甘酒と冷めたおかゆを組み合わせることで、米こうじの自然な甘みと深いコク、そして独特のとろみが大根にしっかりと絡み、奥深い味わいを生み出します。
調理の工程では、まず大根を粗塩でしっかりと下漬けして余分な水分を抜き、旨みを凝縮させることが大切なポイントとなります。その後、甘酒や昆布、赤とうがらしなどを合わせた特製の漬け床に漬け込むことで、まろやかな甘みの中にピリッとしたアクセントが効いた絶妙なバランスに仕上がります。
特別な道具や難しい技術を必要とせず、身近な材料とシンプルな手順で本格的な漬け物が作れるため、毎日の食卓はもちろん、お茶うけやちょっとしたおつまみにも最適です。素材の持ち味を活かした素朴でありながら洗練された味わいを、ぜひご家庭でお試しください。
【杵島直美さんのレシピ】甘酒で即席べったらの作り方
Course: 副菜Cuisine: 和食4
servings15
minutes20
minutes65
kcal35
minutes杵島直美さんのレシピによる「甘酒で即席べったら」をご紹介します。伝統的なべったら漬けをご家庭で手軽に、しかも本格的な味わいで楽しめる心躍る一品です。市販の甘酒と冷めたおかゆを組み合わせることで、米こうじの自然な甘みと深いコク、そして独特のとろみが大根にしっかりと絡み、奥深い味わいを生み出します。
材料
大根(細めの部分) 500g
おかゆ(冷めたもの) 100g(全体備考参照。)
粗塩 小さじ1
【A】
甘酒(米こうじでつくったもの/ストレートタイプ) カップ1/2
赤とうがらし(小口切り) 1本分
昆布(5cm四方/細切り) 1枚分(3g)
砂糖 50g
みりん 大さじ1
酢 小さじ1
粗塩 小さじ1/2
作り方
- 大根は皮をむいて1cm厚さの半月形に切る。バットに入れ、粗塩小さじ1をふって混ぜ、一回り小さなバット2枚をのせて2時間ほど下漬けする。ざるに上げて水けをきる。
- ジッパー付き保存袋に【A】を入れ、おかゆを加えて袋を軽くもんで混ぜる。
- 1 の大根の水けを拭いて 2 に加え、空気を抜いて口を閉じる。室内の涼しい場所で半日間ほど漬ける。
メモ
- 杵島直美さんのレシピ (甘酒で即席べったら)
甘酒で即席べったらを美味しく作る3つの極意
大根の下漬けで旨みを凝縮し歯ごたえを生み出す
大根を皮をむいて1cm厚さの半月形に切り、バットに入れて粗塩小さじ1をふって混ぜ、一回り小さなバット2枚をのせて2時間ほど下漬けする工程は、このレシピの仕上がりを左右する極めて重要なステップです。
塩をまぶして重しをすることで大根の細胞から余分な水分がしっかりと抜け、身が引き締まると同時に、後から加える甘酒や調味料の旨みが驚くほど染み込みやすくなります。中途半端な時間ではなく、しっかりと2時間かけることで、大根特有の青臭さが和らぎ、ポリッとした心地よい歯ごたえが生まれます。
おかゆと甘酒を合わせた特製床でコクととろみを出す
ジッパー付き保存袋に甘酒、赤とうがらし、昆布、砂糖、みりん、酢、粗塩の【A】を入れ、さらに冷めたおかゆを加えて袋を軽くもんで混ぜ合わせる作業は、極上の漬け床を作るための工夫です。
米こうじから作られたストレートタイプの甘酒に、冷めたおかゆを合わせることで、漬け床全体にとろみと自然な甘み、そして芳醇な香りがプラスされます。
おかゆのデンプン質が調味料をしっかりとまとめ上げ、大根の表面に絶妙に絡みつくため、短時間の漬け込みでも物足りなさを感じさせない濃厚で奥行きのある味わいへと仕上がります。
空気を抜いて半日間じっくり漬け込み味を均一にする
下漬けを終えて水けを拭いた大根を特製の漬け床に加え、空気をしっかりと抜いて口を閉じ、室内の涼しい場所で半日間ほど漬け込む最終工程が、美味しさを決定づけます。袋の中の空気を抜いて密着させることで、調味料が大根の隅々まで均一に行き渡り、ムラなく味が染み込みます。
また、室内の涼しい場所で半日間じっくりと寝かせることで、甘酒のこうじの働きと調味料が一体となり、べったら漬け特有のまろやかな甘みと豊かな風味がしっかりと引き出されます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
甘酒のまろやかな甘みと大根の爽やかな食感が特徴の即席べったらには、すっきりとしたキレのある日本酒や、フルーティーな白ワインが非常によく合います。
特に、フレッシュで爽やかな酸味を持つ辛口の日本酒や、シャブリなどのミネラル感豊かなシャルドネを合わせると、甘酒のコクを心地よく受け止めつつ、口の中をすっきりとリフレッシュさせてくれます。
また、和食の食卓に合わせるなら、香ばしい緑茶やほうじ茶とも相性が良く、お茶うけとしても素材の優しい味わいを存分に楽しむことができます。
保存テクニックと温め直し方
作った即席べったらは、保存容器やジッパー付き保存袋に入れ、冷蔵庫で保存してください。保存期間の目安としては、おいしく召し上がっていただくために、清潔な箸を使用し、2〜3日以内にお召し上がりいただくことをおすすめします。
時間が経つにつれて徐々に味が染み込み、食感や風味が変化していく過程もお楽しみいただけます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
杵島直美さんのレシピによる「甘酒で即席べったら」は、市販の甘酒と冷めたおかゆを活用することで、自宅にいながら本格的なべったら漬けの味わいを手軽に再現できる素晴らしい一品です。大根を粗塩でしっかりと下漬けして余分な水分を抜き、旨みを凝縮させることで、歯ごたえが格段に良くなります。
さらに、甘酒やおかゆ、昆布、赤とうがらしなどを合わせた特製の漬け床に半日間漬け込むことで、まろやかな甘みと奥深いコクがしっかり大根にしみ込みます。
特別な技術を必要とせず、シンプルな手順で誰でも失敗なく作ることができるため、毎日の食卓の副菜やおつまみとして、ぜひ取り入れていただきたいおすすめのレシピです。
