今回は、料理研究家の堀江ひろ子さんが手がける「五目麦とろ」のレシピをご紹介します。麦ご飯の上に、旨みたっぷりの具材を合わせた香ばしい出汁ででのばした大和芋をたっぷりとかけていただく、栄養満点かつ満足感のある極上の和食メニューです。
干ししいたけの戻し汁や鶏もも肉、にんじん、オクラ、そしてアクセントとなる梅干しが絶妙に絡み合い、奥深い味わいを生み出します。食欲をそそる爽やかな酸味と出汁の風味が絶品で、いつもの食卓をワンランク格上げしてくれること間違いなしの一品です。
手間暇かけて素材の持ち味を引き出す丁寧な作り方は、毎日の献立作りをより一層楽しくしてくれます。ぜひこの機会に、堀江ひろ子さん直伝の五目麦とろをご自宅で再現し、心温まる至福のひとときをお楽しみください。
【堀江ひろ子さんのレシピ】五目麦とろの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食4
servings20
minutes6
minutes420
kcal26
minutes今回は、料理研究家の堀江ひろ子さんが手がける「五目麦とろ」のレシピをご紹介します。麦ご飯の上に、旨みたっぷりの具材を合わせた香ばしい出汁ででのばした大和芋をたっぷりとかけていただく、栄養満点かつ満足感のある極上の和食メニューです。
材料
麦ご飯(温かいもの) 丼4杯分(米に1/10量の押し麦を加えて普通の水加減で炊く。)
大和芋 250g
干ししいたけ 3枚
鶏もも肉 1枚
にんじん(小) 1/2本(50g)
オクラ 1パック
梅干し(大) 2コ
だし 300ml(しいたけの戻し汁と合わせて。)
酒 大さじ1
塩 小さじ1/2
うす口しょうゆ 小さじ1
作り方
- 干ししいたけは水で戻し、1cm角に切る。戻し汁はとっておく。鶏肉は1cm角に切る。にんじんは厚めのいちょう形に切る。オクラは厚めの輪切りにする。梅干しは種を除き、粗くたたく。
- 鍋にしいたけの戻し汁を入れ、だしを加えて300mlにする。酒、塩を入れ、 1 のしいたけ、にんじんを加え、中火にかける。煮立ったら鶏肉を加えてサッと混ぜ、肉やにんじんに火が通るまで5~6分間煮る。オクラを加えてサッと煮たら、うす口しょうゆを加えて火を止め、そのまま冷ます。
- 大和芋は皮をむき、すりおろす。約2cm角に切ってフードプロセッサーに入れ、かくはんすると手早くすりおろした状態にできる。
- すりおろした大和芋をボウルにとる。 2 が冷めたら、具をざるにあけ、汁を取り分ける。汁を少しずつ大和芋に加え、そのつど泡立て器でよく混ぜ合わせる。
- すりのばした大和芋に、ざるにあけた具を加え、さらに 1 の梅干しを加えて混ぜ合わせる。器に盛った麦ご飯にかけて食べる。ご飯は好みで白米や発芽玄米ご飯でもよい。
メモ
- 堀江ひろ子さんのレシピ (五目麦とろ)
五目麦とろを美味しく作る3つの極意
干ししいたけの戻し汁を活用した旨みたっぷりの出汁づくり
このレシピの大きなポイントの一つは、干ししいたけを水で戻した際の戻し汁を無駄なく活用する点にあります。鍋にしいたけの戻し汁を入れ、足りない分のだしを加えて正確に300mlに調整することで、しいたけ特有の濃厚な旨みと香りが全体に行き渡ります。
酒と塩を加えて中火にかけ、1cm角に切ったしいたけとにんじんを一緒に煮込むことで、野菜の甘みとしいたけの出汁が一体となり、味わい深いベースが完成します。素材の持ち味を最大限に引き出すための大切なステップです。
鶏肉とにんじんの絶妙な加熱時間とオクラの食感の活かし方
鶏もも肉や厚めのいちょう形に切ったにんじんを鍋で煮る際は、煮立ったタイミングで鶏肉を加えてサッと混ぜ、肉やにんじんにしっかりと火が通るまで5〜6分間じっくりと煮込みます。これにより、鶏肉のジューシーな旨みが出汁に溶け出し、にんじんにも味がしっかりと染み込みます。
さらに、オクラを加えてサッと煮た後にうす口しょうゆを加えて火を止め、そのまま冷ますことで、オクラの鮮やかな色合いとシャキッとした食感を損なうことなく、味を程よく含ませることができます。
フードプロセッサーを使った手早い大和芋のすりおろしと汁の合わせ方
大和芋は皮をむいて約2cm角に切った後、フードプロセッサーに入れてかくはんすることで、手早く簡単にすりおろした状態に仕上げることができます。
すりおろした大和芋をボウルにとり、しっかりと冷ました煮汁を少しずつ加えながら、そのつど泡立て器でよく混ぜ合わせることで、ダマにならず滑らかで美しいとろろが完成します。
最後に具材と粗くたたいた梅干しを加えて混ぜ合わせることで、まろやかな大和芋の中に爽やかな酸味と豊かな食感がプラスされ、麦ご飯と最高の相性になります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
五目麦とろには、すっきりとしたキレのある日本酒や、冷酒が非常によく合います。特に、大和芋の滑らかな口当たりと梅干しの爽やかな酸味、そして干ししいたけや鶏肉の旨みが凝縮された煮汁の味わいが、日本酒の持つお米のふくよかな旨みと美しく調和します。
ワインを合わせる場合は、果実味が豊かで心地よい酸味を持つ辛口の白ワインがおすすめです。料理の優しい出汁の風味を邪魔せず、オクラや梅干しのアクセントを引き立ててくれます。
保存テクニックと温め直し方
調理後の五目麦とろは、具材ととろろ、麦ご飯をそれぞれ密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。とろろは空気に触れると変色しやすいため、表面にラップをぴっちりと密着させて保存するのがおすすめです。
保存期間の目安は冷蔵で2〜3日以内ですが、風味や食感が損なわれないよう、できるだけ早めにお召し上がりください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
料理研究家の堀江ひろ子さんが提案する「五目麦とろ」は、干ししいたけの戻し汁をベースにした風味豊かな出汁と、鶏もも肉、にんじん、オクラ、梅干しといった多彩な具材が織りなす、贅沢でバランスの良い一品です。
温かい麦ご飯の上に、滑らかにすりおろした大和芋と具だくさんの煮汁を合わせてたっぷりとかけていただくことで、素材の持つ旨みと食感を存分に堪能できます。丁寧な下ごしらえと絶妙な加熱時間により、それぞれの食材の個性がしっかりと活かされており、毎日の食卓を豊かに彩ってくれます。
ぜひご自宅でこの素晴らしいレシピに挑戦し、心も体も満たされる極上の味わいをお楽しみください。
