料理研究家の堀江ひろ子さんが提案する「白菜と手羽先の酢じょうゆ煮」をご紹介します。旬の美味しさがぎっしりと詰まった白菜を、鶏手羽先とともに旨みたっぷりに煮込む絶品おかずです。
干ししいたけをポリ袋で効率よく戻す独自の工夫や、香ばしく焼き色をつけた手羽先をじっくり煮込むことで、素材本来の味わいが深く引き出されます。仕上げに加える酢の爽やかな酸味が全体の味をキりっと引き締め、重たくなりすぎず最後まで美味しく食べられるバランスの優れた一品です。
ご飯のおかずとしてはもちろん、お酒のおつまみにもぴったりな心温まる味わいを、ぜひご家庭の食卓でお楽しみください。
【堀江ひろ子さんのレシピ】白菜と手羽先の酢じょうゆ煮の作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings15
minutes25
minutes380
kcal40
minutes料理研究家の堀江ひろ子さんが提案する「白菜と手羽先の酢じょうゆ煮」をご紹介します。旬の美味しさがぎっしりと詰まった白菜を、鶏手羽先とともに旨みたっぷりに煮込む絶品おかずです。
材料
白菜 400g(約1/4コ)
鶏手羽先 6本
干ししいたけ(小) 4~6枚
しょうゆ 小さじ1
ごま油 小さじ2
酢 小さじ2~3
【A】
ねぎ 1本
にんにく 2かけ
しょうが 1かけ
【B】
酒 大さじ2
しょうゆ 大さじ1
砂糖 小さじ1
顆粒(かりゅう)チキンスープの素(もと)(中国風) 小さじ1
作り方
- 干ししいたけは軸を折って軸ごとポリ袋に入れ、水またはぬるま湯カップ1を加える。空気を抜くようにして口を閉じ、20~30分間おいて戻す。
- ポイント
- ポリ袋を使えば、少量の水で戻り、むだなくうまみを抽出できる。
- 手羽先は水けを拭いて、しょうゆ小さじ1をまぶす。白菜は芯をつけたまま4~5cm長さのザク切りにし、軸と葉に分ける。【A】のねぎは4cm長さに切る。にんにくは2~3等分に切る。しょうがは厚めの薄切りにする。
- フライパンにごま油小さじ2と【A】を入れて中火にかけ、香りがたったら手羽先を皮側を下にして並べ、焼き色がついたら返す。
- 白菜の軸と【B】、 1 のしいたけは軸を除いて汁ごと加える。煮立ったら弱めの中火にしてふたをし、約20分間煮たら白菜の葉の部分を加え、ふたをして5分間煮る。
- 白菜の葉がしんなりしたらふたを取り、煮汁が多ければ強火にし、酢小さじ2~3を加えてフライパンを揺すりながら汁けがほとんどなくなるまで煮詰める。
メモ
- 堀江ひろ子さんのレシピ (白菜と手羽先の酢じょうゆ煮)
白菜と手羽先の酢じょうゆ煮を美味しく作る3つの極意
ポリ袋を活用した干ししいたけの効率的な戻し方
干ししいたけは軸を折って軸ごとポリ袋に入れ、水またはぬるま湯カップ1を加えて空気を抜くように口を閉じ、20~30分間おいて戻します。この方法を用いることで、少量の水であっても干ししいたけがしっかりと戻り、旨みを一切むだにすることなくすべて抽出することができます。
戻し汁もそのまま調理に活用できるため、干ししいたけ特有の豊かな風味と深いコクが料理全体に行き渡り、味わいに奥行きが生まれます。
香ばしさを引き出す手羽先の焼き付けと香味野菜の香り出し
フライパンにごま油小さじ2と【A】のねぎ、にんにく、しょうがを入れて中火にかけ、しっかりと香りがたったところで手羽先を皮側を下にして並べます。あらかじめ手羽先には水けを拭いてしょうゆ小さじ1をまぶしておくことで、下味がしっかりつくだけでなく、香ばしい焼き色がつきやすくなります。
皮目に美味しそうな焼き色がついたら裏返すことで、肉の旨みが閉じ込められ、香ばしい風味が煮汁全体に溶け出します。
白菜の部位を時間差で加える絶妙な煮込み加減
白菜の軸と【B】、戻したしいたけは軸を除いて汁ごと加え、煮立ったら弱めの中火にしてふたをし、約20分間じっくりと煮込みます。その後、白菜の葉の部分を加え、さらにふたをして5分間煮ます。硬い軸と柔らかい葉を時間差で投入することにより、軸はトロトロに柔らかく、葉はしんなりとした絶妙な食感に仕上がります。
仕上げに酢小さじ2~3を加えて強火でフライパンを揺すりながら煮詰めることで、酸味がまろやかになり、旨みが凝縮されます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
白菜と手羽先の酢じょうゆ煮には、すっきりとした酸味と果実味を感じる白ワインや、キレの良い日本酒がよく合います。特に、軽やかでフルーティーなシャルドネや、爽やかな口当たりのソーヴィニヨン・ブランを冷やして合わせると、お酢の爽やかな酸味や手羽先のジューシーな旨みと見事に調和します。
また、和食の枠組みに寄り添う辛口の日本酒を選べば、干ししいたけの出汁の旨みやしょうゆの香ばしさを引き立て、食事全体を上品にまとめてくれます。
保存テクニックと温め直し方
作り置きをする場合は、粗熱をしっかりと取ってから清潔な密閉保存容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。保存期間の目安は2〜3日程度です。食べる際には、電子レンジや鍋でしっかりと再加熱してからお召し上がりください。
お酢の効果で傷みにくくなっていますが、保存状態や季節に応じて早めにお召し上がりいただくことをおすすめします。
このレシピのまとめと栄養のポイント
料理研究家の堀江ひろ子さんによる「白菜と手羽先の酢じょうゆ煮」は、干ししいたけの旨みと鶏手羽先のコクが白菜にしっかりと染み込んだ、心温まる煮込み料理です。
ポリ袋を使った効率的な干ししいたけの戻し方や、香ばしく焼き色をつけた手羽先の香ばしさ、そして白菜の軸と葉を時間差で加熱する丁寧な調理法によって、素材の美味しさが最大限に引き出されています。仕上げに加えるお酢の酸味が全体をすっきりとまとめ上げ、最後まで飽きのこない味わいに仕上がります。
調理のポイントを押さえるだけで、家庭で本格的かつ滋味深い味わいが手軽に楽しめますので、ぜひ日々の献立に取り入れてみてください。
