今回は、洋食の達人として知られる大宮勝雄さんのレシピ「ポテトコロッケ」をご紹介します。洋食屋さんで食べるような、外はサクサク、中はホクホクの理想的なコロッケを家庭で再現できる、大宮勝雄さん直伝の素晴らしいレシピです。
コロッケはご家庭の食卓によく登場する定番のおかずですが、いざ自分で作ってみると、タネが柔らかすぎて揚げている最中に破裂してしまったり、全体が水っぽく仕上がってしまったりと、意外と失敗しやすい料理でもあります。
しかし、この大宮勝雄さんのレシピの工程に沿って丁寧に作ることで、そのようなお悩みもすっきりと解決します。美味しさのポイントは、じゃがいもを柔らかく茹でた後にしっかりと粉ふきいもの状態にして余分な水分を飛ばすこと。
そして、フライパンでじっくりと炒めた牛ひき肉と玉ねぎの豊かな旨みを、ホクホクのじゃがいもにたっぷりと吸わせることです。衣には細かいパン粉を使用することで、油切れが良くサクッと軽い食感に仕上がり、どこか懐かしくも本格的な味わいを存分に楽しむことができます。
食卓の主役になること間違いなしの絶品ポテトコロッケの作り方を、手順ごとに詳しく解説していきます。毎日の夕飯のメインディッシュや、冷めても美味しいのでお弁当のおかずにもぴったりです。ぜひこの機会にお試しください。
【大宮勝雄さんのレシピ】ポテトコロッケの作り方
Course: 主菜Cuisine: 洋食2
servings20
minutes10
minutes450
kcal30
minutes今回は、洋食の達人として知られる大宮勝雄さんのレシピ「ポテトコロッケ」をご紹介します。洋食屋さんで食べるような、外はサクサク、中はホクホクの理想的なコロッケを家庭で再現できる、大宮勝雄さん直伝の素晴らしいレシピです。
材料
じゃがいも 2コ(350g)
たまねぎ 1/2コ(90g)
牛ひき肉 100g
溶き卵 適量
パン粉(細かいもの) 適量(全体備考参照。)
キャベツ(せん切り) 適量
好みのソース 適量
塩
サラダ油 大さじ1
こしょう 少々
小麦粉 適量
揚げ油
作り方
- じゃがいもは一口大に切り、柔らかくなるまでゆでる。ゆで汁を捨てて中火にかけ、時々鍋を揺すりながらいもに粉をふかせ、塩小さじ1をふってよく混ぜる。
- たまねぎはみじん切りにする。フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、ひき肉とたまねぎを入れ、たまねぎが透き通るまで炒める。
- 1 をボウルに移し、温かいうちに 2 を加え、じゃがいもを粗くつぶしながら混ぜ合わせる。塩2つまみとこしょう少々を加えて混ぜ、ラップをして冷蔵庫に入れ、冷やす。
- まな板にラップを敷き、4等分した 3 を包み、裏返して手で小判形に整える。残りも同様にする。
- 4 に小麦粉適量をまぶして溶き卵にくぐらせ、パン粉をつける。フライパンの半分くらいの深さまで揚げ油を入れて180℃に熱し、コロッケを入れる。すぐに一度裏返し(フライパンは浅いため、底が焦げやすい)、全体に色づくまで揚げる。
- ポイント
- 180℃の目安:一度水でぬらして拭いた菜箸を入れたとき、シュワシュワと勢いよく泡が出る状態。
- 器に盛ってキャベツを添え、好みのソースをかける。
メモ
- 大宮勝雄さんのレシピ (ポテトコロッケ)
ポテトコロッケを美味しく作る3つの極意
じゃがいもの水分を飛ばしてホクホクに仕上げる
美味しいコロッケを作るための最大の秘訣は、じゃがいもの水分コントロールにあります。じゃがいもは茹で上がったら必ずお湯を捨て、再び中火にかけて鍋を揺すりながら水分を飛ばし、「粉ふきいも」の状態にしましょう。この工程を丁寧に行うことで、じゃがいも特有のホクホクとした食感が最大限に引き出されます。
また、水分をしっかりと飛ばすことで、後で成形する際にタネが扱いやすくなり、揚げている最中にコロッケが破裂するのを防ぐ効果もあります。温かいうちに塩をふって下味をつけておくことも、味の輪郭をはっきりさせるための重要なポイントです。
タネは冷蔵庫でしっかりと冷やしてから成形する
炒めた牛ひき肉と玉ねぎをじゃがいもに混ぜ合わせた後、すぐに成形するのではなく、ラップをして一度冷蔵庫でしっかりと冷やすことが失敗を防ぐための重要なポイントです。タネが温かいままだと柔らかすぎて形が崩れやすく、衣をつける作業も困難になります。
冷蔵庫で冷やすことで、タネ全体が引き締まり、小判形に整えやすくなります。また、冷たいタネを高温の油に入れることで、外側の衣はサクッと、中は熱々という理想的な食感のコントラストを生み出すことができます。焦らずにしっかりと休ませる時間を取るようにしましょう。
浅い油でサクッと揚げ、すぐに裏返す
このレシピでは、フライパンの半分くらいの深さの油で揚げるのが特徴です。油の温度は180℃が適温で、一度水で濡らして拭いた菜箸を入れた際にシュワシュワと勢いよく泡が出る状態を目安にしてください。コロッケを入れたら、すぐに一度裏返すのがコツです。
フライパンでの少量の油での揚げ物は底が焦げやすいため、素早く裏返すことで両面に均等に火を通し、美しいきつね色に仕上げることができます。細かいパン粉を使用しているため油切れも良く、全体が色づくまで揚げるだけで、サクサクとした心地よい食感の衣が完成します。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
大宮勝雄さんのポテトコロッケは、牛ひき肉のコクとじゃがいもの甘みが詰まった王道の洋食ですので、合わせる飲み物にも少しこだわるとより一層楽しめます。ワインを合わせるなら、軽快な赤ワインやふくよかな白ワインがおすすめです。
例えば、フランスのボージョレ地区で作られるガメイ種を使った軽やかな赤ワインは、牛ひき肉の旨みやソースの酸味と絶妙にマッチします。また、白ワインであれば、樽香の効いたシャルドネを選ぶと、衣の香ばしさやじゃがいものホクホクとした甘みにしっかりと寄り添ってくれます。
さらに、キリッと冷えた日本のラガービールや、爽やかな炭酸が弾けるハイボールも、揚げたてのコロッケのサクサク感を際立たせる最高のパートナーです。食後には、ダージリンやアールグレイなどの香り高い紅茶を合わせると、口の中をさっぱりとさせてくれます。
保存テクニックと温め直し方
ポテトコロッケは、揚げたてのサクサク感が一番の魅力ですが、揚げる前のタネの状態で保存することも可能です。衣をつける前の小判形に成形した段階で、一つずつラップでぴったりと包み、密閉容器に入れて冷凍庫で保存してください。
揚げる際は、解凍せずに凍ったままの状態で、少し低めの温度の油でじっくりと中まで火を通すように揚げます。揚げた後のコロッケが余った場合は、粗熱が取れてから冷蔵庫で保存し、食べる前にオーブントースターで温め直すと衣のサクサク感が復活します。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、洋食のプロフェッショナルである大宮勝雄さんのレシピから、絶品「ポテトコロッケ」をご紹介しました。
特別な材料を使わなくても、じゃがいもの水分をしっかりと飛ばすこと、タネを冷蔵庫で冷やして引き締めること、そしてフライパンで揚げ焼きのように丁寧に揚げることなど、基本的なポイントを忠実に守ることで、驚くほど美味しいコロッケに仕上がります。
牛ひき肉と玉ねぎの旨みがギュッと詰まったホクホクのタネと、細かいパン粉が織りなすサクサクの衣のコントラストは、まさに洋食屋さんの味わいそのものです。千切りキャベツをたっぷりと添えて、お好みのソースをかけて一口食べれば、手作りならではの温かさと美味しさに感動することでしょう。
夕食のメインディッシュとしてはもちろん、お弁当のおかずにも喜ばれる一品ですので、ぜひこの大宮勝雄さん直伝のレシピで、ご家庭の定番メニューに加えてみてください。
