大宮勝雄さんのレシピをご紹介します。本格的な味わいを自宅で楽しめる、こだわりが詰まったハンバーグ・ステーキです。ブロック肉を包丁で粗みじん切りにしてからたたいてひき肉状にする本格的な手法を用い、肉本来の旨味と食感を最大限に引き出しています。
さらに、野菜やスパイスをじっくり煮込んで作る特製のドミグラスソースを合わせることで、お店のような贅沢な一皿に仕上がります。ひと手間を惜しまず丁寧に作ることで、一口食べた瞬間に溢れ出る肉汁と豊かな風味が口いっぱいに広がり、特別な日のディナーやおもてなしにもぴったりの極上の味わいをご堪能いただけます。
ぜひこの機会に、大宮勝雄さん直伝の本格レシピに挑戦してみてはいかがでしょうか。
【大宮勝雄さんのレシピ】ハンバーグ・ステーキの作り方
Course: 主菜Cuisine: 洋食2
servings1
hour3
hours20
minutes850
kcal260
minutes大宮勝雄さんのレシピをご紹介します。本格的な味わいを自宅で楽しめる、こだわりが詰まったハンバーグ・ステーキです。ブロック肉を包丁で粗みじん切りにしてからたたいてひき肉状にする本格的な手法を用い、肉本来の旨味と食感を最大限に引き出しています。
材料
【ハンバーグ・ステーキ】
牛もも肉(塊) 320g
豚もも肉(塊) 80g
牛脂 10~20g
豚の脂 10~20g
たまねぎ 50g
【A】
パン粉(乾) 20g
牛乳 大さじ1+1/3
溶き卵 1/2コ分
ドミグラスソース 大さじ4
クレソン 適量
サラダ油
塩
黒こしょう(粗びき)
【ドミグラスソース】つくりやすい分量/2~2.5kgできる
牛ひき肉 1kg
にんじん 1本
セロリ(茎) 1本
たまねぎ 1コ
ミニトマト 1パック(200g)
赤ワイン 1本(720g)
トマトジュース(食塩無添加) 900g
【B】
ローリエ 1枚
タイム(生) 2~3本
クローブ 少々
ジュニパーベリー(あれば) 小さじ1(西洋ねずの実を乾燥させたスパイス。松の実に似た香りで、肉料理やジンの香りづけに使われる。)
小麦粉 100g
サラダ油
塩
作り方
- にんじん、セロリ、たまねぎは1cm角に切る。ミニトマトはヘタを取って半分に切る。
- フライパンにサラダ油大さじ3を熱し、にんじん、セロリ、たまねぎを強火で炒める。
- 別のフライパンにサラダ油大さじ1を熱し、ひき肉を広げ入れ、塩小さじ1をふる。均一にほぐれるように泡立て器で混ぜ、色が変わるまで炒める。
- 2 の野菜に赤ワインを注ぎ、煮詰めてアルコールをとばす。
- 大きな鍋に 3 と 4 を移し、トマトジュース、ミニトマト、【B】のスパイスを加えて強火にかけ、ひき肉をほぐしながら混ぜてうまみを出す。
- 水2リットルを注ぎ、煮立ったら中火にし、時々混ぜながら煮込む。水分が半量に煮詰まったら、煮込み始めと同じ量まで水を加える(差し水)。あとは最初の半量の水位を保つように、時々差し水を繰り返しながら、合計で3時間ほど煮込む。
- 耐熱皿に小麦粉100gを広げ、ラップをせずに電子レンジ(600W)に5~6分間かける。途中、30秒~1分ごとに取り出してフォークで混ぜる。写真のように薄い茶色になればよい。
- 7 をフライパンに入れて弱火にかけ、サラダ油125mlを加えて溶き混ぜる。
- 6 のソースを 8 のルーにカップ1~2ずつ加え、泡立て器で混ぜながら溶きのばしていく。
- トロリとして混ぜやすい状態になったら、 6 の鍋に戻し入れ、よく混ぜ合わせる。
- こし器を通して別の鍋に移し、こし器に残った材料に水少々を回しかけ、ギュッと押してうまみを残さず加える。
- 再び中火にかけ、10~20分間煮る。とろみがつき、酸味が落ち着いてうまみが濃くなればでき上がり。
- たまねぎはみじん切りにする。フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱してたまねぎを入れ、塩・黒こしょう各少々をふってきつね色になるまで炒め、冷蔵庫で冷やす。
- ポイント
- たまねぎと肉は同じ温度にして合わせます。
- まな板は使う前に冷蔵庫で冷やす。半解凍にした肉と脂をのせ、包丁で粗みじん切りにする。
- 肉と脂を合わせてさらに細かくたたき、ひき肉状にする。
- 15 をドーナツ状にし、中央にたまねぎと【A】を入れる。包丁をねかせて押しつけ、周囲から中央へと混ぜ合わせる。だいたい均一になったらラップで包み、冷蔵庫で10分間ほど冷やす。
- 16 のタネの半量をまな板に取り出し、残りは冷蔵庫に戻す。取り出したタネは、 16 と同様に混ぜ続ける。
- 全体がなめらかになったら、包丁の腹を押しつけて空気を抜きながら1cm厚さにのばす。縁を整え、20×12cmほどの木の葉形に成形する。
- 上面に、包丁の刃をねかせて3cm間隔の格子状に、浅く切り目を入れる。
- 皿などにのせてラップをかけ、冷蔵庫で30分間ほど冷やす。残りのタネも、 17 ~ 19 と同様に混ぜて成形し、冷やす。
- 20 を冷蔵庫から出し、焼く直前に、上面だけに塩・黒こしょう各適量をふる。厚手のフライパンにサラダ油大さじ1+1/2を強火で十分に熱し、タネの切り目を下にして入れる。
- 反対側にも塩・黒こしょう各適量をふって5分間ほど焼き、縁にも火が通って色が変わったら上下を返す。上から軽く押してみて透明な肉汁が出てきたら、すぐに火を止めて1~2分間おき、皿に盛る。温めたドミグラスソースをかけ、クレソンを添える。もう1枚も同様に焼く。
- ポイント
- 蒸し焼きにすると表面が柔らかくなって肉汁が流れやすいので、ふたをせずに両面を焼き固めます。
メモ
- 大宮勝雄さんのレシピ (ハンバーグ・ステーキ)
ハンバーグ・ステーキを美味しく作る3つの極意
肉は包丁で粗みじん切りにしてからたたく
このレシピでは、まな板を冷蔵庫で冷やした上で、半解凍にした肉と脂を包丁で粗みじん切りにし、さらに細かくたたいてひき肉状にするというこだわりが詰まっています。市販のひき肉を使うのとは異なり、肉の繊維感やゴロッとした食感を残すことができるため、焼き上がりのジューシーさと旨味が格段にアップします。
温度管理に気をつけながら丁寧に仕込むことで、プロのような本格的な食感を実現できます。
タネはしっかり冷やして成形とまとまりを良くする
タネを混ぜ合わせる際は、ドーナツ状にして中央にたまねぎや調味料を入れ、包丁をねかせて押しつけながら周囲から中央へと均一に混ぜ合わせます。その後ラップに包んで冷蔵庫で10分間ほど冷やし、さらに取り出したタネをまな板でなめらかになるまで混ぜてから、1cm厚さの木の葉形に成形します。
成形したタネも再び冷蔵庫で30分間ほど冷やすことで、焼くときに肉汁や脂が逃げ出さず、旨味をしっかりと閉じ込めることができます。
ふたをせずに強火で焼き固めて肉汁を閉じ込める
焼き上げる際は、蒸し焼きにすると表面が柔らかくなって肉汁が流れやすくなってしまうため、ふたをせずに両面をしっかりと焼き固めます。厚手のフライパンにサラダ油を十分に熱し、タネの切り目を下にして入れ、反対側も塩・黒こしょうをふって5分間ほど焼きます。
縁まで火が通って色が変わったら上下を返し、上から軽く押してみて透明な肉汁が出てきたらすぐに火を止め、1~2分間おいてから皿に盛り付けます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
じっくりと煮込んだ濃厚な特製ドミグラスソースとジューシーなハンバーグ・ステーキには、しっかりとしたコクと果実味を持つ赤ワインが非常によく合います。特にカベルネ・ソーヴィニヨンやシラーといった、渋みと酸味のバランスが取れたフルボディの赤ワインを選ぶと、肉の旨味や脂の甘みをすっきりと引き立ててくれます。
また、ソースに使われている赤ワインと同じ銘柄のものを合わせることで、料理全体の風味に統一感が生まれ、より一層贅沢で豊かなマリアージュをご堪能いただけます。
保存テクニックと温め直し方
焼き上げたハンバーグ・ステーキは、粗熱を取った後にラップでしっかりと包み、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存する場合は2〜3日以内にお召し上がりください。
長期間保存したい場合は、成形した生の状態、あるいは焼き上げた状態のどちらであっても、1つずつラップに包んで冷凍用保存袋に入れれば、約2週間〜1か月ほど冷凍保存が可能です。食べる際は冷蔵庫に移して自然解凍してから、中心までしっかりと再加熱してください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
大宮勝雄さんのレシピで作るハンバーグ・ステーキは、ブロック肉を包丁でたたいて作る本格的な肉の食感と、野菜やスパイスを3時間煮込んで作る自家製ドミグラスソースの深い味わいが魅力の一品です。たまねぎの温度管理やタネを冷やす工程をしっかりと行うことで、肉汁を逃さずジューシーに焼き上げることができます。
手間をかけた分だけ感動的な美味しさになり、いつもの食卓をワンランク上のレストランのような雰囲気に演出してくれます。ぜひ丁寧に作って、極上の味わいをお楽しみください。
