今回は、飛田和緒さんのレシピ「春キャベツとコンビーフのソース炒め」をご紹介します。春の訪れを感じさせる瑞々しく甘みの強い春キャベツに、旨味がぎゅっと詰まったコンビーフを組み合わせた、ご飯が進む大満足の一品です。味付けの決め手となるのはウスターソース。
コンビーフのコクとウスターソースのスパイシーな風味が、春キャベツの優しい甘みを引き立てます。少ない材料でパパッと作れる手軽さも魅力で、忙しい日の夕飯のおかずとしてはもちろん、お弁当のおかずや、ビールなどのお酒のおつまみにもぴったりです。
春キャベツは部位によって火の通りやすさが異なるため、切り方や炒める順番を工夫するのがこのレシピを美味しく仕上げるポイント。飛田和緒さん直伝の丁寧な下ごしらえの工程をなぞることで、キャベツはシャキシャキ感を残しつつも口当たりよく、コンビーフは香ばしく仕上がります。
素材の持ち味を最大限に活かした素晴らしいレシピですので、ぜひ毎日の食卓に取り入れてみてください。
【飛田和緒さんのレシピ】春キャベツとコンビーフのソース炒めの作り方
Course: 主菜Cuisine: 洋食2
servings10
minutes10
minutes181
kcal20
minutes今回は、飛田和緒さんのレシピ「春キャベツとコンビーフのソース炒め」をご紹介します。春の訪れを感じさせる瑞々しく甘みの強い春キャベツに、旨味がぎゅっと詰まったコンビーフを組み合わせた、ご飯が進む大満足の一品です。味付けの決め手となるのはウスターソース。
材料
春キャベツ 1/4コ(250g)
コンビーフ(缶詰/小) 1缶(100g)
ウスターソース 大さじ1
オリーブ油 小さじ2
塩 2つまみ
黒こしょう(粗びき) 少々
作り方
- キャベツは、葉は一口大に切り、外葉と内側の葉とに分けておく。軸は薄切りにし、芯は繊維に対して直角に薄切りにする。コンビーフは1cm厚さに切る。
- ポイント
- 芯は特に堅いので繊維を断って薄く切ると、口当たりがよく仕上がる。
- フライパンにオリーブ油小さじ2を熱し、コンビーフを入れる。中火でこんがりと焼いて取り出す。
- キャベツの軸と芯、外葉を入れ、塩2つまみをふって炒める。全体に油が回ったら内側の葉を加える。
- ポイント
- 柔らかな内側の葉は最後に加え、炒め上がりをそろえる。
- コンビーフを戻し入れてざっと炒め、ウスターソースを回しかけて全体を炒め合わせる。器に盛り、黒こしょう少々をふる。
メモ
- 飛田和緒さんのレシピ (春キャベツとコンビーフのソース炒め)
春キャベツとコンビーフのソース炒めを美味しく作る3つの極意
キャベツの芯は繊維を断ち切る
キャベツの芯や軸の下ごしらえが、炒め物の仕上がりを大きく左右します。このレシピでは、キャベツの芯は繊維に対して直角に薄切りにし、軸も薄切りにするよう指示されています。キャベツの芯は葉の部分に比べて非常に硬く、そのままでは火が通りにくく食感も悪くなりがちです。
しかし、繊維を断ち切るように薄くスライスすることで、硬さが和らぎ、口当たりが格段に良くなります。また、薄く切ることで火の通りが早くなり、他の部位と炒め時間を合わせやすくなるというメリットもあります。甘みが強い芯の部分を無駄なく美味しく味わえる重要な工程です。
コンビーフは先にこんがり焼く
コンビーフはキャベツと一緒に炒めるのではなく、最初に単独で中火でこんがりと焼いてから一度取り出します。コンビーフはそのまま食べられる食材ですが、フライパンにオリーブ油を熱して表面をカリッと香ばしく焼き上げることで、肉の旨味と香りが引き出され、料理全体の奥深さが大きく増します。
また、先に焼いて取り出しておくことで、後から加えるキャベツと一緒に長時間炒めすぎてコンビーフがボロボロに崩れてしまうのを防ぐ効果もあります。香ばしさをまとったコンビーフが、シャキシャキのキャベツと絶妙なコントラストを生み出します。
キャベツは部位ごとに時間差で加える
春キャベツは部位によって火の通りやすさが異なるため、時間差でフライパンに加えることがこのレシピの最大のポイントです。まず、火の通りにくい軸と芯、そして外葉を先に炒め、全体に油が回ってから柔らかな内側の葉を加えます。
このように炒める順番を分けることで、すべての部位の炒め上がりを均一に揃えることができます。もし最初から全部まとめて炒めてしまうと、内側の葉がしんなりしすぎて食感が失われたり、逆に外葉が硬いままになったりしてしまいます。部位ごとに最適な火入れを行うことで、春キャベツの最高の食感を楽しめます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
コンビーフの濃厚な旨味とウスターソースのスパイシーな風味には、軽やかでフルーティーな赤ワインや、爽快感のあるビールが非常によく合います。ワインであれば、渋みが少なく果実味の豊かな「ボージョレ」や「ピノ・ノワール」、あるいは軽めの「シラー」などがおすすめです。
ソースの酸味とワインの果実味が調和し、コンビーフの脂の旨味をきれいに流してくれます。また、日常的な晩酌として合わせるなら、キリッと冷えた「ピルスナー」タイプのビールや、爽やかな「ハイボール」も間違いのない組み合わせです。
炭酸の刺激が、黒こしょうのピリッとしたアクセントと見事にマッチし、春キャベツの甘みをより一層引き立ててくれます。手軽な炒め物だからこそ、カジュアルなお酒と一緒にリラックスして楽しむのが最適です。
保存テクニックと温め直し方
保存する場合は、粗熱がすっかり取れてから清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で保管してください。保存期間の目安は冷蔵で2〜3日程度です。春キャベツは水分が多いため、時間が経つと水分が出て味が薄まったり、食感が損なわれたりする可能性があります。
そのため、できるだけ作ってすぐの美味しいうちに食べきることをおすすめします。温め直す際は、電子レンジを使うか、フライパンでサッと加熱して黒こしょうを軽く振り直すと風味が蘇ります。
このレシピのまとめと栄養のポイント
飛田和緒さんの「春キャベツとコンビーフのソース炒め」は、春キャベツの甘みとコンビーフの塩気・旨味が見事に調和した、食欲をそそる一品です。キャベツの芯の切り方や、部位ごとに炒める順番を変えるといった丁寧な下ごしらえの工程が、シンプルな素材を極上のおかずに昇華させています。
先にコンビーフを香ばしく焼き付けておくことで、食感と風味のコントラストが生まれ、ウスターソースの香りが全体を見事にまとめ上げています。パンに挟んでサンドイッチの具材にしても美味しく、ご飯のおかずからお酒のお供まで幅広く活躍する万能なレシピです。
フライパン一つで手軽に作れるので、春キャベツが美味しい季節にはぜひ何度でも作っていただきたい、おすすめの炒め物です。
