今回は、素材の持ち味を最大限に引き出すお料理で大人気の料理家、ワタナベマキさんのレシピをご紹介します。ご紹介するのは、スパイスの香りが食欲をそそる「じゃがいものインド風炒め煮(サブジ)」です。サブジとは、インド料理において野菜をスパイスで炒め煮にした定番の家庭料理のこと。
このレシピでは、身近な食材であるじゃがいもを主役に、クミンシードやターメリックといったスパイスを効かせて、本格的ながらもどこかホッとする味わいに仕上げています。作り方は非常にシンプルで、じゃがいもを切ってスパイスと一緒に炒め、あとはじっくりと蒸し煮にするだけ。
少ない工程でありながら、スパイスの芳醇な香りが部屋中に広がり、まるでお店で食べるような本格的な一品が完成します。皮付きのまま使うことでじゃがいもの風味がより強く感じられ、ホクホクとした食感もたまりません。
毎日の献立の副菜としてはもちろん、冷えたアルコール飲料のお供としても最適なワタナベマキさん直伝のレシピです。ぜひご家庭で、このスパイシーで奥深い味わいをお楽しみください。
【ワタナベマキさんのレシピ】じゃがいものインド風炒め煮(サブジ)の作り方
Course: 副菜Cuisine: エスニック2
servings5
minutes15
minutes238
kcal20
minutes今回は、素材の持ち味を最大限に引き出すお料理で大人気の料理家、ワタナベマキさんのレシピをご紹介します。ご紹介するのは、スパイスの香りが食欲をそそる「じゃがいものインド風炒め煮(サブジ)」です。サブジとは、インド料理において野菜をスパイスで炒め煮にした定番の家庭料理のこと。
材料
じゃがいも(大) 3コ(400g)
ローリエ 1枚
ターメリックパウダー 小さじ1
オリーブ油 小さじ2
酒 80ml
塩 小さじ1/3
【A】
にんにく(薄切り) 1かけ分(10g)
クミンシード 小さじ2
作り方
- じゃがいもはよく洗い、皮付きのまま、一口大に切ってサッと水にさらし、水けをきる。
- 鍋にオリーブ油小さじ2と【A】を入れ、中火にかける。香りがたったら 1 を加え、軽く混ぜる。ローリエ、ターメリックパウダー、酒80mlを加え、サッと炒め合わせる。
- 弱火にしてふたをし、約10分間、時々混ぜながらじゃがいもが柔らかくなるまで煮る。仕上げに塩小さじ1/3を加え、サッと混ぜ合わせる。
メモ
- ワタナベマキさんのレシピ (じゃがいものインド風炒め煮(サブジ))
じゃがいものインド風炒め煮(サブジ)を美味しく作る3つの極意
じゃがいもは皮付きのまま調理する
このレシピの重要なポイントは、じゃがいもの皮をむかずに皮付きのまま調理することです。皮の周辺にはじゃがいも本来の強い風味や旨味、そして栄養素が豊富に含まれており、そのまま調理することで味わいに深みが出ます。また、皮があることで煮崩れを防ぎ、ホクホクとした食感をしっかりと保つことができます。
水にさらして表面のデンプンをサッと洗い流すことで、炒める際にくっつきにくくなり、仕上がりがベチャッとせずスッキリとした舌触りになります。丁寧によく洗い、泥などを落としてから一口大に切って使用してください。
スパイスの香りを油にしっかり移す
インド料理の基本とも言える工程ですが、クミンシードとにんにくを冷たい状態のオリーブ油から中火にかけ、じっくりと香りを引き出すことが味の決め手となります。油の温度が徐々に上がるにつれて、クミンシードから細かい泡が出て、特有のエキゾチックな香りが立ってきます。
この香りの移った油でじゃがいもをコーティングするように炒めることで、料理全体にスパイスの風味が均一に行き渡ります。ターメリックとローリエも加えることで、さらに複雑で豊かな香りの重なりを生み出し、本格的な味わいを作り出すことができます。
弱火で約10分間、じっくりと蒸し煮にする
じゃがいもにスパイスを絡め、酒を加えた後は、弱火にしてふたをし、約10分間じっくりと蒸し煮にします。この工程により、じゃがいもの芯までホクホクに火が通り、同時にスパイスの風味と酒の旨味が内部までしっかりと浸透します。
時々ふたを開けて優しく混ぜ合わせることで、鍋底が焦げ付くのを防ぎ、全体にムラなく熱を伝えることができます。最後に加える塩は小さじ1/3という控えめな量ですが、スパイスの香りが引き立っているため、この量の塩分でも驚くほど輪郭のはっきりとした十分な旨味を感じることができます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
このスパイシーでホクホクとした「じゃがいものインド風炒め煮(サブジ)」には、冷えたアルコール飲料が非常によく合います。まず定番としておすすめしたいのが、キリッと冷やしたラガービールです。
クミンとターメリックのエキゾチックな香りがビールのホップの苦味と絶妙にマッチし、無限に食べ進めたくなる組み合わせです。また、ワインを合わせるなら、果実味が豊かでスパイシーなニュアンスを持つ赤ワインのシラーズや、少し樽の効いたふくよかな白ワインのシャルドネが相性抜群です。
ワインのフルーティーな香りがターメリックやローリエの風味を包み込み、ワンランク上のペアリングを楽しめます。休日のリラックスタイムや、パーティーでのおつまみとしてぜひ味わってみてください。
保存テクニックと温め直し方
粗熱がしっかり取れたら、清潔な密閉容器に入れて冷蔵庫で保存してください。冷蔵で約2〜3日程度保存が可能です。時間が経つとスパイスの風味がじゃがいもにさらに馴染み、作った直後とはまた違ったしっとりとした美味しさを楽しむことができます。
温め直す際は、電子レンジで軽く加熱するか、フライパンで少量の水を足して弱火で温めると、ホクホク感が復活します。お弁当の隙間おかずとしても大変重宝する一品です。
このレシピのまとめと栄養のポイント
いかがでしたでしょうか。今回は、ワタナベマキさん直伝の「じゃがいものインド風炒め煮(サブジ)」をご紹介しました。じゃがいも、にんにく、そして数種類のスパイスさえあれば、ご家庭でいつでも手軽に本格的なインド風の副菜を作ることができます。
皮付きのじゃがいもの野趣あふれる風味と、クミンシードやターメリックの異国情緒漂う香りが絶妙に絡み合い、食卓に新しい風を吹き込んでくれるレシピです。調理手順もシンプルで、スパイスの香りを引き出してじっくり蒸し煮にするだけという手軽さも魅力。
夕食の献立に悩んだ時のもう一品や、お酒のおつまみ、さらにはお弁当のおかずなど、幅広いシーンで大活躍間違いなしです。ぜひこの機会にチャレンジして、スパイス料理の楽しさを味わってみてください。
