今回は、日本料理の大家である村田吉弘さんのレシピによる「かれいの煮つけ」をご紹介します。多くの人が家庭で美味しい煮魚を作りたいと思いながらも、身が崩れてしまったり、味がぼやけてしまったりと悩みがちです。
村田吉弘さんのレシピでは、フッ素樹脂加工のフライパンを活用し、まずはかれいをサッと香ばしく焼きつけてから煮付けるという画期的な手法をとっています。このひと手間を加えることで、魚の生臭さが抑えられ、香ばしい風味が引き立ちます。
さらに、旬の新ごぼうを一緒に合わせることで、ごぼう特有の豊かな香りや食感が煮汁全体に溶け込み、上品で奥行きのある味わいに仕上がります。ご家庭のキッチンで手軽に料亭のような本格的な和食の味を再現できる、非常に魅力的な一品です。
ぜひ毎日の献立に取り入れて、素材の持ち味を活かした絶品の煮つけをお楽しみください。
【村田吉弘さんのレシピ】かれいの煮つけの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings5
minutes10
minutes226
kcal15
minutes今回は、日本料理の大家である村田吉弘さんのレシピによる「かれいの煮つけ」をご紹介します。多くの人が家庭で美味しい煮魚を作りたいと思いながらも、身が崩れてしまったり、味がぼやけてしまったりと悩みがちです。
材料
かれい(切り身) 2切れ(1切れ100g。)
新ごぼう 1本
木の芽 4枚
サラダ油 小さじ2
【合わせ地】
酒 大さじ4
水 大さじ4
しょうゆ 大さじ1強
みりん 大さじ1強
作り方
- 新ごぼうは洗って皮を包丁でこそげて4cm長さに切り、縦半分に切る。
- フッ素樹脂加工のフライパンにサラダ油小さじ2を中火で熱し、かれいの両面を強火でサッと焼く。
- フライパンの余分な油を紙タオルでふき取り、いったん火から下ろして、【合わせ地】の材料と 1 の新ごぼうを加える(かれいに焼き色がつき、香ばしくなったら火から下ろし、【合わせ地】とごぼうを加える。【合わせ地】がはねないように注意)。
- 再び強火にかけ、7~8分間、煮汁をかけながら煮詰める(煮汁はスプーンでかけながら、かれいとごぼうにしっかりからませる)。
- 器に盛り、木の芽をのせる。
メモ
- 村田吉弘さんのレシピ (かれいの煮つけ)
かれいの煮つけを美味しく作る3つの極意
フッ素樹脂加工のフライパンで両面を強火でサッと焼きつける
このレシピの大きな特徴は、煮汁でいきなり煮るのではなく、フッ素樹脂加工のフライパンにサラダ油小さじ2を中火で熱し、かれいの両面を強火でサッと香ばしく焼きつける点にあります。表面を軽く焼き固めることで、魚の旨みをしっかりと閉じ込めると同時に、煮崩れを防ぐ効果があります。
また、魚特有の臭みが抜け、香ばしい風味が加わることで、仕上がりの味わいがぐっと引き締まります。火加減や焼きすぎに注意しながら手早く行うのがコツです。
余分な油をふき取り合わせ地と新ごぼうを加える
かれいを香ばしく焼き上げたら、フライパンに残った余分な油を紙タオルできれいにふき取ります。これにより、煮汁が油っぽくなりすぎるのを防ぎ、すっきりとした上品な味に仕上がります。
いったん火から下ろして酒大さじ4、水大さじ4、しょうゆ大さじ1強、みりん大さじ1強の【合わせ地】と4cm長さ・縦半分に切った新ごぼうを加えます。火から下ろすことで、【合わせ地】が急に加わった際にはねるのを防ぎ、安全かつ均一に味を含ませることができます。
再び強火にかけて7~8分間煮汁をかけながら煮詰める
再び強火にかけ、7~8分間じっくりと煮詰めていきます。その際、スプーンを使って煮汁を絶えずかれいと新ごぼうにかけながら煮ることで、全体にしっかりと味をからませることができます。
短時間で一気に煮詰めることで、煮汁のとろみと照りが増し、かれいの身はふっくらと、新ごぼうにはしっかりと味が染み込んだ絶妙なバランスに仕上がります。最後に器に盛り、木の芽をのせることで、爽やかな香りがアクセントになります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
村田吉弘さんによる「かれいの煮つけ」の上品で深い味わいには、すっきりとした辛口の日本酒が最高に良く合います。特に、キレの良い冷酒や、ぬる燗にした純米酒を合わせることで、かれいの上質な旨みと醤油・みりんの甘辛いコクが引き立ち、口の中が心地よくリフレッシュされます。
また、ワインを合わせる場合は、樽香の少ない軽快な白ワインや、ミネラル感豊かな日本の甲州ワインがおすすめです。魚の繊細な風味を損なわず、新ごぼうの素朴な香りと調和して、食卓をより一層贅沢なひとときに演出してくれます。
保存テクニックと温め直し方
作り置きとして保存する場合は、粗熱を取った後に清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。保存期間の目安は2〜3日以内となります。食べる際には、電子レンジなどで軽く温め直してからお召し上がりください。
ただし、長時間の加熱や日数の経過によって魚の身が硬くなることがあるため、できるだけ早めにお召し上がりいただくのがおすすめです。風味や香りを損なわないためにも、調理後なるべく早めのご賞味を心がけてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
村田吉弘さんのレシピで作る「かれいの煮つけ」は、いつもの煮魚の概念が変わるほどの本格的な味わいが魅力です。
フッ素樹脂加工のフライパンを使ってかれいを香ばしく焼き、余分な油をふき取ってから【合わせ地】と新ごぼうと共に強火で7~8分間煮詰めるという工程には、料理の美味しさを最大限に引き出す知恵が詰まっています。
スプーンで煮汁をかけながら煮詰めることで、かれいにはふっくらとした食感と深いコクが宿り、新ごぼうには豊かな風味が染み込みます。仕上げに添える木の芽の爽やかな香りも相まって、一口ごとに贅沢な余韻を楽しめます。
特別な日の食卓はもちろん、普段の夕食のメインディッシュとしても大活躍する、心からおすすめしたい絶品和食レシピです。
