今回は、テレビや雑誌で大活躍中の料理研究家、きじまりゅうたさんのレシピ「さば缶のリエット風」をご紹介します。
さばの水煮缶詰とクリームチーズという、コンビニやスーパーで手軽に手に入る身近な食材を組み合わせるだけで、まるで高級フレンチレストランで提供されるような、おしゃれで本格的な前菜が完成する驚きのレシピです。
火を一切使わずに混ぜるだけであっという間に完成するため、急な来客時のおもてなしや、仕事終わりですぐにお酒のおつまみが欲しいときにも大活躍します。にんにくのパンチと黒こしょうのピリッとしたアクセントが、さばの旨味とクリームチーズのまろやかさを引き立て、バゲットが止まらなくなる美味しさです。
きじまりゅうたさんならではの、手軽でありながらも味のバランスが計算し尽くされた素晴らしいレシピ。ワインやビールなど、お好みのお酒と一緒に、週末のリラックスタイムやホームパーティーのスターターとして、ぜひ作ってみてください。
【きじまりゅうたさんのレシピ】さば缶のリエット風の作り方
Course: 前菜Cuisine: 洋食2
servings5
minutes20
minutes350
kcal25
minutes今回は、テレビや雑誌で大活躍中の料理研究家、きじまりゅうたさんのレシピ「さば缶のリエット風」をご紹介します。
材料
さばの水煮(缶詰/小) 1缶(150g)
クリームチーズ 50g
バゲット 適量
黒こしょう(粗びき)
【A】
にんにく(すりおろす) 小さじ1/4
塩 小さじ1/4
黒こしょう(粗びき) 少々
作り方
- バゲットを切って添え、好みの量をつけながら食べる。
メモ
- きじまりゅうたさんのレシピ (さば缶のリエット風)
さば缶のリエット風を美味しく作る3つの極意
さばの水煮缶の水気をしっかり切る
さばの水煮缶を使用する際、缶の汁気をしっかりと切ることがこのレシピの重要なポイントです。水分が多く残っていると、クリームチーズと混ぜ合わせたときにリエット全体が水っぽくなり、バゲットに乗せにくくなるだけでなく、味がぼやけてしまいます。
さばの身をボウルに移す前に、ザルにあげるか、缶のフタを使ってギュッと水分を絞り出してください。旨味の溶け込んだ汁は捨てずに、お味噌汁やスープの出汁として活用するのもおすすめです。
しっかりと水気を切ることで、チーズと濃厚に絡み合い、ペースト状のなめらかな口当たりと凝縮された味わいを楽しむことができます。
クリームチーズは常温に戻してなめらかに
クリームチーズは冷蔵庫から出してすぐの状態だと硬く、さばの身と均一に混ぜ合わせるのが困難です。調理を始める前に室温に戻しておくか、時間がない場合は電子レンジの低いワット数で数秒だけ加熱し、指で押してすっとへこむ程度の柔らかさにしておきましょう。
クリームチーズを事前になめらかなペースト状に練っておくことで、さばのほぐし身や、すりおろしにんにく、塩などの調味料とムラなく綺麗に混ざり合います。
このひと手間を惜しまないことで、口に入れたときに一部だけ味が濃かったり、チーズのダマが残ったりすることを防ぎ、レストランのような洗練された仕上がりになります。
黒こしょうは粗びきを使用し香りを立たせる
さばの青魚特有の風味を綺麗にマスキングし、全体の味を引き締めるために、黒こしょうの役割は非常に重要です。粉末状のパウダーこしょうではなく、ペッパーミルで粗びきにした黒こしょうを使用することで、香りの立ち方が格段に変わります。
材料を混ぜ合わせる際にも加えますが、バゲットにリエットを乗せた後、食べる直前にもう一度上からサッと挽きたての黒こしょうを散らすのがおすすめです。
ピリッとした刺激と豊かな香りが鼻を抜け、まろやかなクリームチーズや濃厚なさばの旨味と見事なコントラストを生み出し、お酒がさらに進む大人の味わいに仕上がります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
きじまりゅうたさんのレシピ「さば缶のリエット風」は、魚介の旨味とチーズのコクが絶妙に絡み合うため、ワインとのペアリングが非常におすすめです。特に合わせていただきたいのが、キリッと冷やした辛口の白ワインです。
例えば、フランスのロワール地方などで造られる「ソーヴィニヨン・ブラン」は、柑橘系のような爽やかな酸味とハーブの香りが特徴で、さばの風味をすっきりと洗い流しつつ、にんにくの香りとも見事に調和します。
また、少しコクのある「シャルドネ」を合わせると、クリームチーズのまろやかさやリッチな風味とシンクロし、より深みのある味わいを楽しむことができます。
カジュアルに楽しみたい場合は、キメの細かい泡立ちの「スパークリングワイン」や「シャンパン」、あるいは軽快な酸味を持つ「ロゼワイン」もリエットの程よい塩気とよく合います。ビール党の方には、フルーティーな香りが特徴の「ペールエール」や「ヴァイツェン」も素晴らしい相性を見せてくれます。
保存テクニックと温め直し方
手軽に作れるリエット風ですが、保存する場合は密閉容器に入れて必ず冷蔵庫で保管してください。空気に触れると表面が乾燥して色が変わりやすいため、容器のフタをする前に、リエットの表面に直接ぴったりと空気を抜くようにラップを密着させて覆うのが長持ちさせるコツです。
生のにんにくを使用しており、魚介類であるさばも傷みやすいため、作ってから2日〜3日以内を目安に食べ切るようにしてください。時間が経つとにんにくの風味が強く出すぎたり、さばの臭みが際立ったりすることがありますので、なるべく早めにお召し上がりいただくことをおすすめします。
冷凍保存は、クリームチーズの油分や水分が分離して食感がポロポロになり悪くなるため避けてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回ご紹介したきじまりゅうたさんのレシピ「さば缶のリエット風」は、身近な保存食であるさばの水煮缶詰を、あっという間におしゃれな一品へと変身させる魔法のようなレシピです。
火を使わず、材料をボウルで混ぜ合わせるだけで完成するため、料理初心者の方や、忙しくて調理に時間をかけられない方でも失敗なく作ることができます。クリームチーズのまろやかなコクがさばの旨味を優しく包み込み、すりおろしたにんにくと粗びきの黒こしょうが味に深みとパンチを与えてくれます。
カリッと香ばしく焼いたバゲットにたっぷりと乗せて頬張れば、自宅にいながらバルやビストロにいるかのような贅沢な気分を味わえます。ホームパーティーのおもてなしや、週末の晩酌のお供に、ぜひこのきじまりゅうたさんの素晴らしいレシピをご活用ください。手軽さと美味しさに、きっと驚かれるはずです。
