今回は、テレビや雑誌で大活躍中の料理研究家、きじまりゅうたさんのレシピ「えのきと豚肉のフライパン蒸し」をご紹介します。フライパン一つで手軽に作れるのに、見た目のインパクトとボリューム感が抜群の一品です。
たっぷりのえのきだけ(なんと2袋分!)と水菜を、薄切りの豚バラ肉で包み込んで蒸し焼きにするという大胆でユニークな調理法が特徴です。蒸し焼きにすることで、えのきや水菜のかさが減り、野菜の甘みや旨みがギュッと凝縮されます。
そこへ豚肉から溶け出した脂の旨みが染み込み、一口食べるごとに口いっぱいに美味しさが広がります。味付けは、醤油、お酢、レモン汁などを合わせた特製のポン酢風のさっぱりとしたタレを使用します。
豚バラ肉のコクと、柑橘系の爽やかな酸味が絶妙にマッチし、ご飯のおかずとしてはもちろん、お酒のおつまみとしても箸が止まらなくなる美味しさです。野菜をたっぷり無理なく食べられるので、栄養バランスが気になる日のメインディッシュにもぴったりです。
きじまりゅうたさんならではの、身近な食材を使って驚きの美味しさを生み出すアイデアレシピ、ぜひご家庭でお試しください。
【きじまりゅうたさんのレシピ】えのきと豚肉のフライパン蒸しの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings10
minutes10
minutes360
kcal20
minutes今回は、テレビや雑誌で大活躍中の料理研究家、きじまりゅうたさんのレシピ「えのきと豚肉のフライパン蒸し」をご紹介します。フライパン一つで手軽に作れるのに、見た目のインパクトとボリューム感が抜群の一品です。
材料
えのきだけ 2袋(360g)
豚バラ肉(しゃぶしゃぶ用) 150g
水菜 1/2ワ
【A】
しょうゆ 大さじ1+1/2
酢 大さじ1
レモン汁 大さじ1
みりん 大さじ1/2(アルコールが気になる場合は煮きってもよい。)
削り節 1パック(3g)
作り方
- えのきは根元を落として細かく裂く。水菜は5cm長さに切り、葉は飾り用に少し取り分けておく。【A】は混ぜ合わせておく。
- 直径20cmのフライパンに豚肉を放射状に敷き詰め、端は縁からはみ出すようにしておく。
- 2 にえのきと水菜を敷き詰めて上からギュッと押し、はみ出た肉を内側に折り込んでふたをする。
- ポイント
- 蒸し焼きにするのでえのきのかさが減り、たっぷり食べられる。
- フライパンを弱めの中火にかけ、7~8分間蒸し焼きにする。ふたをあけて水分をとばし、肉がカリッとしたら皿に返して盛る。 1 で取り分けた水菜の葉をのせ、【A】を添える。
メモ
- きじまりゅうたさんのレシピ (えのきと豚肉のフライパン蒸し)
えのきと豚肉のフライパン蒸しを美味しく作る3つの極意
豚肉はフライパンの縁からはみ出すように敷き詰める
このレシピの大きなポイントは、直径20cmのフライパンを使用し、豚バラ肉を放射状に敷き詰める工程です。肉の端をフライパンの縁からしっかりと外側にはみ出させるように配置してください。
その上にえのきと水菜を山盛りに乗せて上からギュッと押し込み、はみ出させておいた豚肉の端を内側に折り込んで野菜を包み込みます。こうすることで、加熱中に豚肉の旨みと脂が内側の野菜にしっかりと染み込み、野菜の水分を逃さずにふっくらと蒸し焼きにすることができます。
また、ひっくり返して盛り付ける際にも、ケーキのような美しいドーム状の仕上がりになります。
えのきのかさを減らしてたっぷり食べる工夫
えのきだけ360g(2袋分)と水菜というたっぷりの量の野菜を使いますが、蒸し焼きにすることで驚くほどかさが減り、ペロリと食べられるのがこのレシピの魅力です。ふたをして弱めの中火で7〜8分間じっくりと蒸し焼きにすることで、野菜が自身の持つ水分で蒸され、甘みと旨味が引き出されます。
えのきから出る特有の出汁と豚バラ肉のコクがフライパンの中で見事に融合し、一体感のある味わいを生み出します。生の状態ではフライパンから溢れそうなほどの野菜も、蒸すことで豚肉の中にすっぽりと収まり、とてもジューシーに仕上がります。
ふたをあけて水分をとばし、豚肉をカリッと仕上げる
7〜8分間の蒸し焼きが終わったあとの最後の仕上げが、食感と風味を決定づける重要な工程です。ふたを開けてフライパンの中の余分な水分をしっかりと飛ばすことで、豚肉の表面が香ばしくカリッとした食感に焼き上がります。
蒸されて柔らかくなった内側のえのきや水菜のシャキシャキとした食感と、外側のカリッと焼けた豚バラ肉の食感のコントラストが生まれます。水分がしっかり飛んだことを確認してからお皿にひっくり返して盛り付けることで、形も崩れにくく、特製のタレも水っぽくならずにしっかりと絡むようになります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この「えのきと豚肉のフライパン蒸し」は、豚バラ肉の濃厚な旨みと、レモン汁やお酢を効かせたさっぱりとしたタレのコントラストが特徴です。このお料理に合わせるお酒としておすすめなのが、スッキリとした辛口の白ワインです。
例えば、フランス産のソーヴィニヨン・ブランや、イタリア産のピノ・グリージョなどは、柑橘系の爽やかな香りが特製タレのレモン汁と見事に調和します。また、キリッと冷やしたスパークリングワイン(カヴァやプロセッコなど)も、豚バラ肉の豊かな脂を炭酸がスッキリと洗い流してくれるため、非常に相性が良いです。
和のテイストに合わせて日本酒を選ぶなら、フルーティーな吟醸酒よりも、旨みがしっかりとした純米酒を冷や、あるいは常温で合わせると、えのきや削り節の和風の出汁感と上手く引き立て合います。
保存テクニックと温め直し方
出来立ての温かい状態、かつ豚肉がカリッとしているタイミングで召し上がっていただくのが一番美味しいですが、余った場合は保存も可能です。粗熱がしっかりと取れてから、清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で保存してください。冷蔵保存の目安は約1〜2日程度です。
再加熱する際は、電子レンジで中心までしっかりと温め直してください。ただし、時間が経つとえのきや水菜から水分が出て全体が少し水っぽくなり、豚肉のカリッとした食感は失われてしまうため、できるだけ早めにお召し上がりいただくことをおすすめします。
このレシピのまとめと栄養のポイント
きじまりゅうたさんのレシピ「えのきと豚肉のフライパン蒸し」をご紹介しました。2袋分という大量のえのきと水菜を、豚バラ肉で包み込んで蒸し焼きにするという、見た目にも楽しく合理的な調理法が光る素晴らしいレシピです。
蒸すことでかさが減った野菜には豚肉の旨みがたっぷりと染み込み、驚くほどたくさんの野菜を美味しく食べることができます。ポン酢風の自家製ダレに削り節を加えることで風味が増し、豚バラ肉の脂っこさをレモンとお酢の酸味でさっぱりとまとめてくれます。
直径20cmのフライパンに敷き詰めてそのまま調理し、お皿にひっくり返すという工程もワクワク感があり、普段の食卓はもちろん、ちょっとしたおもてなしの際にも喜ばれる一品です。ぜひ今夜のおかずに作ってみてください。
