「きょうの料理」で放送された、堤人美さんのレシピ「焼きトマトと牛肉のしょうゆがらめ」をご紹介します。「無理しない日の夏ごはん」というテーマにぴったりの、暑い季節でも手軽に作れる主菜です。
夏野菜の代表格であるトマトは、生のままサラダで食べるのも美味しいですが、実は加熱することで旨味成分であるグアニル酸が引き出され、味わいが格段に深まります。このレシピでは、完熟トマトを大胆に半分に切り、フライパンで香ばしく焼き上げることで、トマトの甘みとジューシーさを最大限に活かしています。
そこに牛切り落とし肉のコクと、にんにくの風味が加わり、食欲をそそる一品に仕上がります。味付けは砂糖、みりん、しょうゆという定番の和風調味料を使用し、ごはんにぴったり合う甘辛い味わいです。トッピングの貝割れ菜がピリッとしたアクセントになり、最後まで飽きずに食べられます。
忙しい日の夕食や、夏バテ気味で食欲が落ちている時にもおすすめの、堤人美さんならではのアイディアが光る絶品おかずです。ぜひご家庭で実践してみてください。
【きょうの料理】焼きトマトと牛肉のしょうゆがらめのレシピ 堤人美さん無理しない日の夏ごはん2026年8月4日
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings5
minutes5
minutes290
kcal10
minutes「きょうの料理」で放送された、堤人美さんのレシピ「焼きトマトと牛肉のしょうゆがらめ」をご紹介します。「無理しない日の夏ごはん」というテーマにぴったりの、暑い季節でも手軽に作れる主菜です。
材料
トマト(できれば完熟のもの) 2コ(300g)
牛切り落とし肉 150g
にんにく 1かけ
貝割れ菜(青じそ(せん切り)でもよい) 25g
塩 少々
こしょう 少々
サラダ油 適量
【A】
砂糖 小さじ1
みりん 大さじ1
しょうゆ 小さじ2
作り方
- トマトはヘタのガクを取り除き、横半分に切ります。にんにくは包丁の腹などで潰しておきます。貝割れ菜は根元を切り落として長さを半分に切り、牛肉にはあらかじめ塩・こしょう(各少々)を振って下味をつけておきます。
- フライパンにサラダ油(小さじ2)とにんにくを入れて弱火にかけます。香りが立ってきたら牛肉を加え、中火にして1分ほど炒めます。
- 炒めた具材をフライパンの端に寄せ、空いたスペースにトマトを皮目を下にして入れ、1分間焼きます。裏返してさらに1分間焼いたら、【A】の調味料を順に加え、全体にしっかりと煮絡めます。
- お皿に盛り付け、仕上げに貝割れ菜をトッピングすれば完成!
メモ
- 堤人美さんのレシピ (焼きトマトと牛肉のしょうゆがらめ)
焼きトマトと牛肉のしょうゆがらめを美味しく作る3つの極意
トマトは大きく切り、焼いて旨味を凝縮させる
このレシピの大きなポイントは、トマトを細かく切らずに「横半分」と大きくカットしてフライパンで焼くことです。トマトは加熱することで甘みが増し、旨味成分が引き出されます。皮目を下にして1分、裏返して1分と短時間でサッと焼くことで、形を崩しすぎずにジューシーな果肉感を残すことができます。
完熟トマトを使うことで、口に入れた瞬間にトロッとした食感と濃厚な風味が広がり、牛肉の旨味とも絶妙に絡み合います。焼きすぎると水分が出すぎてしまうため、時間を守って香ばしさを引き出すのがコツです。
にんにくはじっくり弱火で香りを引き出す
調理を始める際、サラダ油とにんにくをフライパンに入れてから「弱火」にかけるのが重要です。にんにくは焦げやすいため、強火で一気に加熱すると苦味が出てしまい、料理全体の味を損ねてしまいます。
冷たい油の段階から弱火でじっくりと熱を通すことで、油ににんにくの食欲をそそる香りがしっかりと移り、後から加える牛肉の臭み消しや風味アップに繋がります。包丁の腹で潰したにんにくを使うことで、みじん切りよりもマイルドで奥深い香りを油に溶け込ませることができるのも、美味しく仕上げるためのポイントです。
牛肉は焼きすぎず、調味料を素早く絡める
牛肉を柔らかく仕上げるためには、火を通す時間に注意が必要です。にんにくの香りが立ったら牛肉を加え、中火で1分ほど炒めたらすぐにフライパンの端に寄せます。この段階で完全に火を通し切らなくても、後からトマトと一緒に調味料を煮絡める際に余熱と煮汁で程よく火が入ります。
砂糖、みりん、しょうゆを加えたら、手早く全体を混ぜ合わせてサッと仕上げることで、お肉が硬くなるのを防ぎます。甘辛いしょうゆダレが牛肉の脂とトマトの果汁と乳化し、ご飯が止まらない極上のソースが完成します。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
「焼きトマトと牛肉のしょうゆがらめ」は、和風の甘辛いしょうゆベースの味付けと、トマトの酸味、牛肉のコクが調和した一品です。このお料理に合わせるお酒なら、軽めの赤ワインがおすすめです。
例えば、フランス産のピノ・ノワールや、果実味の豊かなマスカット・ベーリーAなどの品種は、しょうゆの風味やトマトの酸味と非常に相性が良く、食事の味わいを引き立ててくれます。
また、キリッと冷やしたスパークリングワインや、爽やかなハイボールも、にんにくの効いた甘辛いお肉の脂をすっきりと流してくれるので夏の食卓にぴったりです。
副菜には、あっさりとした「きゅうりとタコの酢の物」や、冷たい「冬瓜のそぼろあんかけ」、あるいはシンプルに冷奴などを合わせると、献立全体の栄養バランスや味のコントラストが良くなり、より満足感の高いお食事が楽しめます。
保存テクニックと温め直し方
保存する場合は、粗熱がしっかりと取れてから清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で保管してください。保存の目安は冷蔵で1〜2日程度です。ただし、トマトから水分が出やすく、時間が経つと味が薄まったり水っぽくなったりするため、できるだけ作ってすぐに召し上がることをおすすめします。
温め直す際は、電子レンジで軽く加熱するか、フライパンでサッと火を通してください。貝割れ菜などのトッピングは温め直すと色や食感が悪くなるため、食べる直前に新しく添えるのが美味しくいただくコツです。
このレシピのまとめと栄養のポイント
堤人美さんによる「焼きトマトと牛肉のしょうゆがらめ」は、夏の定番野菜であるトマトと、スタミナ満点の牛肉を組み合わせた、ご飯がすすむ絶品のおかずです。生のまま食べることが多いトマトをあえて大きく切って焼くことで、甘みと旨味が引き出され、まるでお肉のソースのような役割を果たしてくれます。
にんにくの香りを移した油でサッと炒めた牛肉に、砂糖、みりん、しょうゆといった親しみやすい和の調味料がしっかりと絡み、食欲が落ちがちな暑い季節でもお箸が止まらない美味しさです。フライパン一つで調理でき、加熱時間も短いため、忙しい日の夕食作りにも大活躍間違いなしのレシピです。
爽やかな貝割れ菜や青じそを添えて、ぜひご家庭の定番メニューに加えてみてください。
