今回は、斉藤辰夫さんの絶品レシピ「鶏むね照り焼き」をご紹介します。パサつきがちな鶏むね肉を、驚くほどふっくらとジューシーに仕上げる、斉藤辰夫さん直伝の素晴らしい一品です。鶏むね肉は手に入りやすく家庭料理の強い味方ですが、火を通しすぎると固くなってしまうのが悩みの種。
しかし、このレシピでは切り方や焼き方のポイントをしっかり押さえることで、短い時間で中まで火を通し、しっかりと味を染み込ませることができます。甘辛い定番の照り焼きダレに、ピリッとした粉ざんしょうの香りが加わることで、ご飯のおかずとしてはもちろん、お酒のおつまみとしても最高の一皿になります。
付け合わせのグリーンアスパラガスが彩りを添え、食卓をパッと華やかにしてくれます。難しい工程は一切なく、フライパン一つで手軽に作れるのも大きな魅力です。斉藤辰夫さんのプロの技が詰まったこのレシピで、いつもの鶏むね肉をワンランク上のごちそうに仕上げてみませんか。
毎日の献立作りに大活躍すること間違いなしの、リピート必至の和食レシピです。
【斉藤辰夫さんのレシピ】鶏むね照り焼きの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings10
minutes10
minutes270
kcal20
minutes今回は、斉藤辰夫さんの絶品レシピ「鶏むね照り焼き」をご紹介します。パサつきがちな鶏むね肉を、驚くほどふっくらとジューシーに仕上げる、斉藤辰夫さん直伝の素晴らしい一品です。鶏むね肉は手に入りやすく家庭料理の強い味方ですが、火を通しすぎると固くなってしまうのが悩みの種。
材料
鶏むね肉 1枚(約250g)
グリーンアスパラガス 4本
粉ざんしょう 適量
塩 少々
サラダ油 大さじ1
【A】
酒 大さじ2
みりん 大さじ2
しょうゆ 大さじ2
砂糖 大さじ1
作り方
- 鶏肉は繊維を断つように、約1.5cm厚さのそぎ切りにする。
- ポイント
- 切り口の表面を広く、繊維を短く切ると、火通りと味のしみ込みが早い。
- アスパラガスは堅い部分の皮をむき、塩少々を入れた熱湯でゆでて冷水にとり、水けをきる。穂先の部分を残し、縦半分に切る。ボウルに【A】を合わせておく。
- フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱して 1 を入れ、焼き色がついたら返し、サッと焼く。
- ポイント
- 裏返してから焼きすぎると、味が入りにくくなるので軽く焼く。
- 鶏肉を端に寄せ、あいたところに【A】を入れて軽く煮立てる。
- 鶏肉に煮汁をかけながら3~4分間焼いて、照りよく仕上げる。
- ポイント
- スプーンで煮汁を絶えずかけながら、味をなじませる。
- 器に盛り、アスパラガスをのせて煮汁をかけ、粉ざんしょうをふる。
メモ
- 斉藤辰夫さんのレシピ (鶏むね照り焼き)
鶏むね照り焼きを美味しく作る3つの極意
繊維を断つようにそぎ切りにする
鶏むね肉を柔らかく仕上げるための最大のポイントは、肉の切り方にあります。鶏肉の繊維を断ち切るように、約1.5cmの厚さのそぎ切りにします。このように切ることで、肉の切り口の表面積が広くなり、繊維が短くなるため、加熱した際の縮みやパサつきを防ぐことができます。
さらに、表面積が広くなることで、熱の通りが格段に早くなり、甘辛い照り焼きのタレも短時間でしっかりと肉の内部まで染み込みやすくなります。パサつきがちな鶏むね肉をふっくらジューシーに保つための、基本かつ最も重要な工程です。
裏返した後は焼きすぎず軽く火を通す
フライパンで鶏肉を焼く際、片面にこんがりとした焼き色がついたら裏返しますが、ここからの加熱時間には注意が必要です。裏返してから長く焼きすぎてしまうと、肉の表面が固く締まってしまい、後から加えるタレの味が入りにくくなってしまいます。
そのため、裏返した後はサッと軽く焼く程度に留めるのが美味しく仕上げるための極意です。この段階で完全に火を通し切る必要はなく、後の工程でタレと一緒に煮絡めながら最終的な火入れを行うことで、肉質を柔らかく保ちながら、中までしっかりと味を含ませることができます。
煮汁を絶えずかけながら照りよく仕上げる
タレを加えてからの仕上げの工程が、照り焼きの美味しさを決定づけます。フライパンの空いたスペースに調味料を入れたら、スプーンを使って煮汁をすくい、鶏肉の上から絶えずかけながら3〜4分間焼いていきます。
この「アロゼ」のような手法を用いることで、肉の乾燥を防ぎながら、表面にツヤツヤとした美しい照りを出すことができます。また、煮汁をかけ続けることで味が均一に馴染み、とろみのついたタレがしっかりと肉に絡むようになります。焦げ付かないよう火加減に注意しながら、じっくりと味を絡めていくのがポイントです。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
斉藤辰夫さんの「鶏むね照り焼き」は、醤油と砂糖の甘辛いしっかりとした味わいに、粉ざんしょうの爽やかな辛味がアクセントになっているため、合わせるお酒も幅広い選択肢があります。ワインを合わせるなら、軽めの赤ワインがおすすめです。
例えば、フランス産のピノ・ノワールや、果実味が豊かなマスカット・ベーリーAなどの品種は、醤油ベースの甘辛いタレと非常に相性が良く、粉ざんしょうの風味とも美しく調和します。白ワインであれば、ほんのりとした甘みがある樽熟成させたシャルドネを選ぶと、照り焼きのコクをさらに引き立ててくれます。
また、和食の定番として、キリッと冷やした辛口の日本酒や、麦焼酎の炭酸割りなども間違いのない組み合わせです。粉ざんしょうの爽快感が炭酸の弾ける口当たりとマッチし、鶏肉の旨味をさっぱりと洗い流してくれます。
保存テクニックと温め直し方
調理後の「鶏むね照り焼き」は、作り置きやお弁当のおかずとしても大変重宝します。保存する場合は、粗熱をしっかりと取ってから清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で保管してください。冷蔵保存の目安は約2〜3日です。食べる際は、電子レンジで軽く温め直すと、ふっくらとした食感とタレの香ばしさが蘇ります。
お弁当に入れる場合は、汁気が漏れないように、タレを少し煮詰めてしっかりとお肉に絡めてから詰めるのがおすすめです。また、付け合わせのアスパラガスは水分が出やすいため、長期保存する場合はお肉とは別の容器に分けるか、食べる直前に添えるようにするとより美味しくいただけます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
いかがでしたでしょうか。今回は、斉藤辰夫さんのレシピによる「鶏むね照り焼き」の作り方を詳しくご紹介しました。
鶏むね肉という身近でヘルシーな食材を使いながらも、切り方の工夫や焼き加減、そして煮汁の絡め方といったプロならではの細やかなポイントを実践することで、驚くほど柔らかく、味わい深い一品に仕上がります。
粉ざんしょうの香りが食欲をそそり、普段の食卓はもちろん、特別なおもてなしの席や日々のお弁当にもぴったりです。付け合わせのアスパラガスも彩り鮮やかで、栄養バランスも良く、目にも舌にも美味しいレシピです。
手順通りに進めるだけで、失敗知らずで極上の照り焼きが完成しますので、ぜひ今夜の夕食のメインディッシュとして、この絶品レシピに挑戦してみてください。
