飛田和緒さんのレシピ「ベーコンロールキャベツ」をご紹介します。一般的なロールキャベツはひき肉をこねてタネを作りますが、このレシピではブロック肉のベーコンをそのまま巻き込むのが最大の特徴です。
春キャベツの柔らかな葉と、ベーコンから染み出す濃厚な旨味が絶妙に絡み合い、シンプルながらも深い味わいのスープに仕上がります。ひき肉をこねる手間が省けるため、手軽に本格的な煮込み料理を楽しみたい方にぴったりです。
また、キャベツの軸や芯も無駄なく一緒に煮込むことで、野菜本来の甘みがスープ全体に溶け込み、栄養も余すところなく摂取できます。にんにくとオリーブオイルでじっくりと香りを引き出し、コトコトと煮込んだロールキャベツは、口の中でとろけるような食感が魅力です。
毎日の食卓にはもちろん、少し特別な日のディナーにも喜ばれる一品ですので、ぜひ飛田和緒さんのこの素晴らしいレシピをご家庭で再現してみてください。
【飛田和緒さんのレシピ】ベーコンロールキャベツの作り方
Course: 主菜Cuisine: 洋食3
servings15
minutes45
minutes570
kcal60
minutes飛田和緒さんのレシピ「ベーコンロールキャベツ」をご紹介します。一般的なロールキャベツはひき肉をこねてタネを作りますが、このレシピではブロック肉のベーコンをそのまま巻き込むのが最大の特徴です。
材料
春キャベツ (外側から)12枚
ベーコン(塊) 200g
にんにく 1かけ
粒マスタード 適量
オリーブ油
塩
作り方
- 春キャベツをサッとゆで、ざるに上げて粗熱を取る(キャベツのゆで方は下記参照)。キャベツの軸の太い部分は薄くそぐ。ベーコンは1.5cm角、4cm長さに切り、12切れつくる。にんにくは縦半分に切って芯を取る。
- キャベツは大小の葉を1組にして2枚重ね、手前にそぎ取った軸をのせ、ベーコン2切れを並べる。手前をひと巻きし、左右を折りたたんでクルクルと巻く。残りも同様にして計6コつくる。
- ポイント
- 大きめの葉1枚の上に少し小さい葉を1枚のせ、そぎ取った軸も一緒にのせて巻く。
- 鍋ににんにく、オリーブ油大さじ2を入れて弱火にかけ、にんにくの香りが出るまで焼き、火を止める。油の粗熱が取れたら 2 の巻き終わりを下にして並べ、隙間にキャベツの芯や外葉(分量外)を詰める。水カップ2、塩2つまみを加えて中火にかけ、沸騰したらふたをして弱火で30〜40分間煮る(途中水分が少なくなったら適宜水を足す)。味をみて、塩小さじ1/2程度を加える。さらに5分間ほど煮る。器に盛り、粒マスタードを添える。
- ポイント
- ロールキャベツが動かないようにキャベツの芯も詰める。芯は味が濃いので、一緒に煮るとスープがおいしくなる。
メモ
- 飛田和緒さんのレシピ (ベーコンロールキャベツ)
ベーコンロールキャベツを美味しく作る3つの極意
大小の葉を重ねて軸も一緒に巻き込む
キャベツでベーコンを巻く際、大きめの葉の上に少し小さめの葉を重ね、さらにそぎ取ったキャベツの太い軸部分も一緒にのせて巻き込むのが重要なポイントです。大小の葉を組み合わせることで破れにくくなり、しっかりとベーコンの旨味を閉じ込めることができます。
また、そぎ取った軸を無駄にせず中に巻き込むことで、煮込んだ際に軸から自然な甘みが引き出され、食感のアクセントにもなります。無駄なく美味しい仕上がりになります。
にんにくの香りをじっくり引き出す
煮込む前に、鍋ににんにくと大さじ2のオリーブ油を入れ、弱火でじっくりと香りが立つまで焼く工程があります。このひと手間がスープ全体の風味を決定づけます。強火で焦がしてしまうと苦味が出てしまうため、必ず弱火で丁寧に香りを油に移してから火を止めて粗熱を取ります。
この風味豊かなガーリックオイルが、シンプルな水と塩のスープに奥行きを与え、ベーコンとキャベツの旨味をさらに引き立ててくれるのです。
キャベツの芯を隙間に詰めて煮崩れ防止と旨味アップ
鍋にロールキャベツを並べた後、できた隙間にキャベツの芯や外葉をしっかりと詰めてから煮込みます。これには2つの重要な理由があります。1つ目は、煮込んでいる間にロールキャベツが鍋の中で動いて崩れてしまうのを防ぐためです。隙間なく詰めることで美しい形を保てます。
2つ目は、キャベツの芯には味が濃く強い甘みが含まれているため、一緒に煮ることでスープ自体が格段においしくなるからです。蓋をして弱火で30〜40分間じっくり煮込んでください。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
飛田和緒さんのベーコンロールキャベツは、ベーコンのスモーキーな風味とキャベツの自然な甘みが特徴の優しい味わいです。この料理には、果実味が豊かで少し酸味のある軽めの赤ワインや、樽香が控えめでスッキリとした白ワインがよく合います。
例えば、フランス産のピノ・ノワールや、イタリアのキャンティなどは、ベーコンの旨味を邪魔せずに引き立ててくれます。白ワインであれば、シャルドネやソーヴィニヨン・ブランをキリッと冷やして合わせるのもおすすめです。
また、バゲットなどのパンを用意して、キャベツとベーコンの旨味がたっぷり溶け込んだ極上のスープを最後まで浸して楽しむのも素晴らしい組み合わせです。粒マスタードの酸味とも相性が良く、ワインの果実味をより一層引き立ててくれます。
保存テクニックと温め直し方
粗熱が取れたら、スープごと清潔な保存容器に移し替え、冷蔵庫で保存してください。冷蔵保存で2〜3日程度はおいしく召し上がれます。時間が経つにつれてキャベツにスープの味がさらに染み込み、作った当日とはまた違ったまろやかな味わいを楽しむことができます。
温め直す際は、電子レンジを使用するか、鍋に移して弱火でじっくりと温めてください。冷凍保存する場合は、汁気が多いため密閉袋に入れて空気を抜き、約1ヶ月を目安に食べきりましょう。
このレシピのまとめと栄養のポイント
飛田和緒さんの「ベーコンロールキャベツ」は、ひき肉を使わずブロックベーコンをそのまま巻き込むという斬新かつ手軽なアイデアが光るレシピです。キャベツの葉を2枚重ねにしてそぎ取った軸も巻き込み、さらに鍋の隙間には芯や外葉を詰めて煮込むなど、食材を一切無駄にしない工夫が随所に凝らされています。
にんにくとオリーブオイルの香りが食欲をそそり、水と塩という最小限の調味料でありながら、ベーコンから出る極上のダシとキャベツの甘みが合わさることで、驚くほど深みのある味わいに仕上がります。弱火で30〜40分、さらに塩で味を調えてから5分間煮込むことで、とろけるような柔らかさに。
粒マスタードの酸味が全体の味を引き締めてくれる、心も体も温まる絶品の一皿です。
