今回はテレビや雑誌など多方面で大活躍されている平野レミさんのレシピ、「親子DON」をご紹介します。一般的な親子丼といえば、鶏の正肉を一口大やそぎ切りにしてじっくりと煮込むスタイルが定番として知られていますが、平野レミさん直伝のこのレシピでは、なんと鶏ひき肉を使用するのが大きな特徴となっています。
ひき肉を使うことで火の通りが非常に早く、忙しい日のランチや時間がない夕食の支度でも、あっという間に作ることができる実用的な一杯となっています。
また、たまねぎをしっかりと炒めてから調味料の味を染み込ませるため、素材の持つ自然な甘みと鶏肉から出る濃厚な旨味がたっぷりと凝縮され、どんぶりご飯がどんどん進む後を引く味わいに仕上がります。
ひき肉のポロポロとした小気味よい食感に、ふんわりと柔らかく仕上げた卵が絶妙に絡み合い、一口食べるごとに豊かな美味しさが口いっぱいに広がります。難しい火加減の調整や特別なテクニックも少なく、誰が作っても失敗しにくい工夫が随所に詰まった、まさに毎日の家庭料理の心強い味方と言える素晴らしいレシピです。
ぜひご家庭でのお食事でお試しください。
【平野レミさんのレシピ】親子DONの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食1
servings5
minutes10
minutes965
kcal15
minutes今回はテレビや雑誌など多方面で大活躍されている平野レミさんのレシピ、「親子DON」をご紹介します。一般的な親子丼といえば、鶏の正肉を一口大やそぎ切りにしてじっくりと煮込むスタイルが定番として知られていますが、平野レミさん直伝のこのレシピでは、なんと鶏ひき肉を使用するのが大きな特徴となっています。
材料
たまねぎ(薄切り) 100g
鶏ひき肉(もも) 150g
溶き卵 2コ分
ご飯 どんぶり1杯分
みつば(ざく切り) 適量
サラダ油 大さじ1/2
【A】
しょうゆ 大さじ1
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
砂糖 小さじ1
おろししょうが 小さじ1/2
作り方
- 小鍋にサラダ油を熱し、たまねぎをしっかり炒める。次に鶏肉を加え、ポロポロになるまでさらに炒める。【A】を加えてふたをして弱火で火を通し、具に味をしっかりしみ込ませる。
- 汁が少し残るくらいになったら強火にして溶き卵をまわし入れ、すぐにふたをして火を止める。卵が落ちつくまで1分間程待つ。
- ご飯をよそった丼に 2 の具をずらしてかけ、みつばを散らす。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (親子DON)
親子DONを美味しく作る3つの極意
たまねぎをしっかり炒めて甘みとコクを引き出す
小鍋にサラダ油を熱したあと、薄切りにしたたまねぎをしっかりと炒めることが、全体の美味しさを決める重要なステップです。たまねぎをじっくりと炒めることによって、特有の辛味が消えてコク深い甘みが引き出されます。
この甘みがベースとなる調味料「A」と合わさることで、砂糖の甘さだけでは出せない、深みのある自然な味わいのつゆが完成します。さらに、しっかり炒めてしんなりさせることで、後から加える調味料や鶏ひき肉の旨味がたまねぎの中まで短時間でしっかりと染み込みやすくなり、全体の味の一体感が劇的に向上します。
鶏ひき肉をポロポロになるまで炒めて旨味を凝縮させる
たまねぎを炒めた後に鶏ひき肉(もも)を加え、全体がポロポロの状態になるまで丁寧に炒め合わせることがポイントです。ひき肉が塊のまま固まらないようにほぐしながら炒めることで、お肉の一粒一粒にしっかりと火が通り、ジューシーな旨味を閉じ込めることができます。
しっかりとポロポロにしてから調味料を加えることで、ひき肉の隙間にしっかりと味が浸透し、どこを食べても濃厚な美味しさを楽しめます。もも肉の適度な脂分がたまねぎの甘みと混ざり合い、お肉特有のコクを最大限に引き出すことができます。
汁が少し残る状態で卵を入れ余熱でふんわり仕上げる
具材に味が染み込んだ後、汁が少し残るくらいの状態で強火にし、溶き卵を回し入れたらすぐにふたをして火を止めるのが、ふんわりとした卵に仕上げる極意です。火を通しすぎると卵が固くなってしまいますが、すぐに火を止めてふたをし、卵が落ち着くまで1分間程待つことで、余熱によって絶妙な半熟加減へと仕上がります。
この1分間の余熱調理によって、煮汁の美味しさを卵が優しく包み込み、ご飯の上に乗せたときにとろりとした最高の食感を生み出します。強火で一気に沸騰させてから余熱を利用することが、失敗なく仕上げるコツです。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この親子DONに合わせるお飲み物としては、すっきりとした味わいの日本酒や、軽やかな白ワインが非常によく合います。特に白ワインを選ぶ場合は、樽香が強すぎない、フルーティーで酸味が穏やかなシャルドネや、日本の甲州ワインがおすすめです。
鶏ももひき肉のジューシーな脂分と、しっかり炒めたたまねぎの濃厚な甘み、そしてしょうゆやみりんをベースにした甘辛いタレの味わいは、白ワインのみずみずしい果実味と素晴らしい相乗効果を発揮します。
また、仕上げに散らすみつばの爽やかな香りが、ワインの持つフレッシュなアロマを引き立て、口の中をさっぱりとリセットしてくれます。お互いの味わいを引き立て合う、洗練されたマリアージュをぜひお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
この料理は卵を半熟状に仕上げるため、基本的には調理後すぐに温かいうちにお召し上がりいただくのが一番のおすすめです。もしどうしても保存する必要がある場合は、ご飯にかける前の具材の段階で取り分け、完全に粗熱を取ってから清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で保管してください。
冷蔵保存の目安は翌日までとし、食べる際には電子レンジなどでしっかりと中心まで加熱してください。ただし、再加熱すると卵に完全に火が入って固くなりますので、その点はあらかじめご了承ください。冷凍保存は卵の食感が著しく損なわれるためおすすめできません。
このレシピのまとめと栄養のポイント
平野レミさん直伝の「親子DON」は、一般的な鶏肉ではなく鶏ももひき肉を使用することで、調理の手軽さと本格的な美味しさを見事に両立させた、非常に優れたアイデアレシピです。
小鍋で薄切りのたまねぎをしっかりと炒めて甘みを最大限に引き出し、そこに鶏ひき肉を加えてポロポロになるまで炒め合わせることで、肉の旨味をギュッと凝縮させます。さらに調味料を加えてしっかりと染み込ませることで、短い調理時間とは思えないほどの深いコクと豊かな風味が生まれます。
そして仕上げとして、汁が少し残る絶妙なタイミングで強火にして溶き卵を回し入れ、すぐに火を止めてふたをし、1分間余熱で温めることで、誰でも簡単にふんわりととろけるような美しい状態に仕上げることができます。
どんぶり一杯で大満足できるこの素晴らしい味わいを、ぜひ日々の献立のレパートリーに取り入れてみてください。
