今回は、テレビや雑誌で大活躍されている平野レミさんの大人気レシピ「無点火トマトうどん」をご紹介します。このレシピの最大の特徴は、その名の通り「火を一切使わない(無点火)」という驚きの手軽さにあります。
暑い季節や、火を使って料理をするのが億劫な時でも、あっという間に本格的な味わいの一皿を作ることができる素晴らしいレシピです。主役となるのは、たっぷりの完熟トマトと、にんにくの香りをじっくりと移した特製のオリーブオイル。
ボウルでオリーブオイルににんにくと塩こしょうを合わせて1時間ほど置くことで、オイルにガツンとした風味とうまみが溶け込みます。そこに、手で粗くつぶしたジューシーな完熟トマトを合わせるだけで、極上の即席トマトソースが完成するのです。
うどんは冷凍うどんを水で解凍してほぐすだけなので、鍋でお湯を沸かす手間すらありません。最後にバジルの葉をちぎって散らし、お好みで粉チーズやホットペッパーソース、粗びき黒こしょうをトッピングすれば、まるでイタリアンの冷製パスタのようなおしゃれで食欲をそそる一品に仕上がります。
平野レミさんならではの、大胆かつ合理的で、そして何より美味しいアイデアが詰まったこのレシピ。忙しい日のランチや、サッと済ませたい夕食に、ぜひ作ってみてください。
【平野レミさんのレシピ】無点火トマトうどんの作り方
Course: 主食Cuisine: 創作料理1
servings1
hour20
minutes560
kcal80
minutes今回は、テレビや雑誌で大活躍されている平野レミさんの大人気レシピ「無点火トマトうどん」をご紹介します。このレシピの最大の特徴は、その名の通り「火を一切使わない(無点火)」という驚きの手軽さにあります。
材料
自家製冷凍うどん 1玉(下準備参照。市販のうどん(流水で洗うだけで食べられるタイプ)でもよい。)
トマト(完熟/大) 1コ(300g)(あらかじめ冷蔵庫で冷やしておく。)
にんにく 1かけ
バジルの葉(生) 適量
粉チーズ 適宜
ホットペッパーソース 適宜
黒こしょう(粗びき) 適宜
【A】
オリーブ油 大さじ2
塩 小さじ1/2~1/2強
こしょう 少々
作り方
- にんにくは縦半分に切って芯を除き、包丁の腹を当ててつぶす。ボウルに入れて【A】を加え、1時間ほどおいて風味をつける。
- 自家製冷凍うどんは水にさらして解凍しながらほぐす。
- トマトは冷蔵庫から出して皮をむき、ヘタを除く。ポリ袋に入れ、手で粗くつぶす。
- ポイント
- 完熟したトマトなら、ポリ袋に入れてつぶすだけでジューシーなソースに。
- 2 の水けをよくきって器に盛る。 3 をのせて 1 をかけ、バジルをちぎって散らす。好みで粉チーズ、ホットペッパーソース、黒こしょうをかける。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (無点火トマトうどん)
無点火トマトうどんを美味しく作る3つの極意
にんにくオイルは1時間おいて香りを引き出す
このレシピの味の決め手となるのが、オリーブオイルににんにくの風味を移した特製オイルです。手順にある通り、にんにくは縦半分に切って芯を除き、包丁の腹でしっかりとつぶしてからオリーブオイル、塩、こしょうと合わせます。ここで最も重要なのが「1時間ほどおいて風味をつける」という工程です。
火を使わずに生のままオイルに香りを移すため、時間をかけることでじっくりと油ににんにくの成分が溶け出し、ソース全体に深みとパンチを与えてくれます。時間がない時でも、この工程だけは逆算して早めに準備しておくことで、仕上がりの美味しさが格段にアップします。
完熟トマトはポリ袋に入れて手で粗くつぶす
トマトソースを作る際、包丁で細かく刻むのではなく、「ポリ袋に入れて手で粗くつぶす」のがこのレシピの素晴らしいポイントです。完熟したトマトを手でつぶすことで、果肉の大小さまざまな食感が残り、うどんと絡めたときに口の中で弾けるようなフレッシュな味わいを楽しむことができます。
また、包丁やまな板を汚さずに済むため、洗い物を減らせるという大きなメリットもあります。手でつぶす際は、あらかじめ皮をむいてヘタを取り除いた完熟トマトを使うことで、口当たりの良いジューシーなソースがあっという間に完成します。
冷凍うどんは水にさらして解凍し手間を省く
通常、うどんを調理する際はたっぷりの熱湯で茹でる必要がありますが、このレシピでは「自家製冷凍うどんを水にさらして解凍しながらほぐす」という画期的な方法をとります(市販の流水でほぐれるタイプのうどんでも代用可能です)。これにより、火を一切使わない「無点火」が実現します。
水にさらしてほぐす際は、うどんの表面を優しく扱い、最後にしっかりと水気を切ることが重要です。水気が残っていると、せっかくのにんにくオイルやトマトのソースの味が薄まってしまうため、ザルなどでしっかりと水分を落としてから器に盛るようにしてください。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
平野レミさんの「無点火トマトうどん」は、完熟トマトの酸味と甘み、そしてにんにくの効いたオリーブオイルのコクが合わさった、まるで冷製パスタのような味わいが特徴です。このお料理には、すっきりとした辛口の白ワインが非常によく合います。
例えば、イタリア産の「ピノ・グリージョ」や、ニュージーランド産の「ソーヴィニヨン・ブラン」などがおすすめです。これらのワインが持つ柑橘系の爽やかな香りやキリッとした酸味が、トマトのフルーティーな味わいや生バジルの清涼感と見事に調和します。
また、粉チーズやホットペッパーソースをトッピングしてコクと辛味を足した場合には、少し果実味の豊かなロゼワインを合わせるのも素晴らしい選択です。よく冷やしたワインとともに楽しめば、暑い日の食卓がより一層華やかで満足感の高いものになるでしょう。
保存テクニックと温め直し方
この「無点火トマトうどん」は、新鮮な完熟トマトと風味豊かなにんにくオイルの香りを生かした料理のため、作ってすぐにその場で食べ切るのが最も美味しくお召し上がりいただける方法です。
時間が経つとトマトから水分がさらに出てソースの味が薄まってしまったり、うどんが水分を吸って食感が損なわれたりする可能性があります。どうしても保存が必要な場合は、にんにくを漬け込んだオリーブオイル(【A】の部分)のみを密閉容器に入れ、冷蔵庫で保管してください。
オイル部分は冷蔵で1〜2日程度持ちますが、トマトとうどんは食べる直前に準備して合わせるようにしてください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、平野レミさんのアイデアが光る「無点火トマトうどん」のレシピをご紹介しました。火を一切使わず、ボウルとポリ袋を活用するだけで、これほどまでに本格的で風味豊かな一皿が完成するのは驚きです。
包丁の腹でつぶしたにんにくの香りをじっくりと移したオリーブオイルと、完熟トマトのフレッシュな果汁が合わさることで、シンプルながらも奥深い味わいのソースに仕上がります。バジルの爽やかな香りや、粉チーズのコク、黒こしょうのピリッとしたアクセントを加えることで、最後まで飽きることなく美味しくいただけます。
暑さで火の前に立ちたくない日はもちろん、手軽に美味しいものをサッと作りたい時にも重宝する素晴らしいレシピです。洗い物も少なく、準備から完成までストレスフリーで作ることができるので、ぜひご家庭の定番メニューに加えてみてください。
