平野レミさんの大人気レシピ「とんかつお」をご紹介します。お刺身用の新鮮なかつおのサクを、薄切りの豚バラ肉でぐるりと巻き上げ、サクサクのパン粉をつけてカラッと揚げる、ボリューム満点で驚きのある一品です。
かつおと豚肉という意外な組み合わせですが、豚バラ肉のジューシーな脂の旨味が淡白なかつおにしっとりと染み込み、新感覚の美味しさを生み出します。あらかじめかつおに塩こうじをすり込んでおくことで、身が柔らかくなり、旨味がさらに引き出されるのがこのレシピの素晴らしいポイントです。
また、衣のバッター液には和がらしを忍ばせており、これが味の絶妙なアクセントになって、お箸が止まらない美味しさに仕上がります。切ったときの断面も美しく、食卓がパッと華やぐメインディッシュになります。
お肉とお魚のいいとこ取りをした、平野レミさんならではの楽しくて美味しいアイディア料理を、ぜひご自宅でお試しください。
【平野レミさんのレシピ】とんかつおの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食4
servings15
minutes10
minutes588
kcal25
minutes平野レミさんの大人気レシピ「とんかつお」をご紹介します。お刺身用の新鮮なかつおのサクを、薄切りの豚バラ肉でぐるりと巻き上げ、サクサクのパン粉をつけてカラッと揚げる、ボリューム満点で驚きのある一品です。
材料
かつお(刺身用/サクを半分に切る) 300g
塩こうじ 大さじ1
豚バラ肉(薄切り/長め) 300g
パン粉 適量
サラダ油 適量
とんかつソース 適量
和がらし 適量
キャベツ(せん切り)トマト(くし切り)レモン(くし切り)パセリ 各適量
【A】
小麦粉 大さじ4
水 大さじ1
卵 1コ
和がらし 小さじ1
作り方
- かつおにフォークで穴をあけ、全体に塩こうじをすりこむ。
- 1 に豚バラ肉を巻きつける。
- 合わせた【A】をバットに入れ、 2 をくぐらせてパン粉をつける。フライパンか鍋に油を熱し、パン粉をつけた豚肉を巻いたかつおを揚げる。途中、返して豚肉に火が通るまで揚げる(2分間)。
- 食べやすい大きさに切り、せん切りキャベツ、トマト、レモン、パセリを盛った器にのせる。とんかつソースと和がらしをつけていただく。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (とんかつお)
とんかつおを美味しく作る3つの極意
フォークで穴をあけ、塩こうじをすり込む
かつおのサク全体にフォークでプスプスと穴をあけ、そこに塩こうじをしっかりとすり込む工程は、美味しさを左右する非常に重要なポイントです。フォークで物理的に穴をあけることで、塩こうじが中まで浸透しやすくなります。
塩こうじに含まれる酵素の働きによって、加熱するとパサつきがちなかつおの身がしっとり柔らかく保たれ、同時にアミノ酸の旨味がグッと引き出されます。塩こうじを使うことで、豚バラ肉の脂っこさを受け止める奥深い味わいのベースが完成します。
衣のバッター液に和がらしを加える
衣をつけるためのバッター液(小麦粉、水、卵)に、あらかじめ和がらし(小さじ1)を混ぜ込んでおくのがこのレシピならではの工夫です。衣自体にほんのりと和がらしの風味がつくことで、豚バラ肉の濃厚な脂の甘みと、かつおの旨味を引き締め、サッパリと食べ進めることができるようになります。
揚げ油の熱が加わることでからしの辛味はマイルドになり、ツンとした刺激よりも風味豊かな香りが残るため、お子様でも食べやすく、かつ大人のお酒のおつまみとしても最高に仕上がります。
揚げ時間は2分間、豚肉に火が通れば完成
フライパンや鍋に油を熱して揚げる際の時間は「2分間」と短時間で仕上げるのが最大のコツです。中心に入っているかつおは元々お刺身用のサクを使用しているため、中まで完全に火を通す必要はありません。外側に巻きつけた薄切りの豚バラ肉にしっかりと火が通り、衣がこんがりときつね色になれば引き上げのサインです。
短時間で揚げることで、外の豚肉はカリッとジューシーに、中のかつおはレアでしっとりとした絶妙なコントラストを生み出すことができます。揚げすぎには十分注意してください。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この「とんかつお」には、程よいコクと酸味を持つ白ワインや、軽めの赤ワインが非常によく合います。ワインを合わせるなら、フランス産ピノ・ノワールのようなフルーティーでタンニンが穏やかな赤ワインがおすすめです。
豚バラ肉のジューシーな脂の甘みやとんかつソースのコクを、赤ワインの豊かな果実味が優しく包み込みます。また、かつおの鉄分と相性が良い、キリッとした酸味のあるシャルドネなどの白ワインを合わせると、レモンを絞ったサクサクの衣と見事に調和し、口の中をさっぱりとリセットしてくれます。
ビールやハイボールなどの炭酸系アルコール飲料とも間違いのない相性ですが、休日のディナーなどにはぜひワインとのマリアージュをお楽しみください。
保存テクニックと温め直し方
揚げ物であり、さらにお刺身用のかつおを半生に近い状態で仕上げるレシピの特性上、基本的には揚げたての熱々をその日のうちに食べ切ることをおすすめします。どうしても余ってしまった場合は、清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存して翌日中にはお召し上がりください。
温め直す際は、電子レンジで軽く温めた後、オーブントースターで表面の衣がカリッとなるまで焼くと、揚げたてのサクサク感が復活しやすくなります。ただし、再加熱するとかつおの中まで火が通り、食感が変わる点にご留意ください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
平野レミさんのアイディアが光る「とんかつお」は、お刺身用のかつおを豚バラ肉で包んで揚げるという、大胆かつ理にかなった素晴らしいレシピです。あっさりとしたかつおに豚肉の濃厚な旨味が加わることで、お互いの良さを引き立て合い、魚料理でありながらお肉料理のような満足感を得ることができます。
塩こうじの効果で身はしっとりと柔らかく、衣に潜ませた和がらしの風味が食欲をそそります。外はサクサク、中はしっとりとした二つの食感のコントラストは、一度食べたらクセになる美味しさです。キャベツのせん切りやトマトを添えて彩りよく盛り付ければ、いつもの食卓がパッと華やぐごちそうになります。
特別な日のメインディッシュにもぴったりですので、ぜひお試しください。
