今回は、テレビや雑誌など幅広いメディアで活躍されている料理愛好家、平野レミさんの大人気レシピ「ナィス!チャーハン」をご紹介します。平野レミさんのレシピは、手軽でありながらもパッと驚くようなアイデアが詰まっているのが特徴ですが、こちらのチャーハンも例外ではありません。
主役となるのは、意外な組み合わせに思える「なす」「うなぎのかば焼き」、そして「梅肉」と「青じそ」です。和の風味がたっぷりと詰まった食材たちを一つのフライパンで見事にまとめ上げた、まさに天才的な一皿と言えます。特に注目したいのは、なすの下ごしらえです。
塩水につけてしっかりと水気を絞ることで、なすが油を吸いすぎるのを防ぎ、チャーハン全体がベチャッとならずにパラリと仕上がります。さらに、うなぎのコクと旨味に、梅肉の爽やかな酸味、青じその香りが絶妙なアクセントとなり、最後まで飽きることなくペロリと平らげてしまう美味しさです。
休日のランチや、ちょっと贅沢したい日の夕食に、ぜひ平野レミさん直伝のこのレシピをご家庭で再現してみてください。きっと「ナイス!」と声に出したくなるような、新しいチャーハンの魅力に出会えるはずです。
【平野レミさんのレシピ】ナィス!チャーハンの作り方
Course: 主食Cuisine: 和食2
servings10
minutes10
minutes525
kcal20
minutes今回は、テレビや雑誌など幅広いメディアで活躍されている料理愛好家、平野レミさんの大人気レシピ「ナィス!チャーハン」をご紹介します。平野レミさんのレシピは、手軽でありながらもパッと驚くようなアイデアが詰まっているのが特徴ですが、こちらのチャーハンも例外ではありません。
材料
なす(小) 2コ(160g)
ご飯(温かいもの) 400g
うなぎのかば焼き(市販) 60g
梅肉 大さじ1~1+1/2(梅干しの果肉を包丁で細かくたたいたもの。)
青じそ 10枚
塩
サラダ油
作り方
- なすはヘタを落として縦半分に切り、薄切りにしてボウルに入れる。塩小さじ1、水カップ1を加えて5分間ほどおき、水けをギュッと絞る。
- ポイント
- なすは薄切りにして塩水につけて、アクと余分な水けを出す。炒める前に、水けをギュッと絞って。この下ごしらえをしておけば、炒め油をどんどん吸ってしまうこともない。
- うなぎは7~8mm角に切る。青じそは粗みじん切りにする。
- フライパンにサラダ油大さじ2を中火で熱して 1 を炒め、ご飯、うなぎの順に加え、パラリとするまで炒める。火を止めてから梅肉、青じその半量を加え、混ぜ合わせる。
- ポイント
- 梅肉と青じそは、風味をとばさないよう、火を止めてから加える。
- 器に盛り、残りの青じそを散らす。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (ナィス!チャーハン)
ナィス!チャーハンを美味しく作る3つの極意
なすは塩水につけて水気をしっかり絞る
このレシピの最初の極意は、なすの下ごしらえにあります。薄切りにしたなすを「塩小さじ1、水カップ1」の塩水に5分間ほど浸しておくことが重要です。これにより、なす特有のアクが抜けるだけでなく、余分な水分が外に引き出されます。
そして炒める直前に水けをギュッと固く絞ることで、なすのスポンジ状の組織が縮み、フライパンに入れた際にサラダ油(大さじ2)を過剰に吸い込んでしまうのを防ぎます。
このひと手間を惜しまないことで、チャーハン全体が油っぽくベチャベチャになるのを防ぎ、お米一粒一粒がパラリとほどける絶妙な仕上がりへと導くことができるのです。
食材を炒める順番を守ってパラリと仕上げる
二つ目のポイントは、フライパンに食材を投入していく順番です。まず中火で熱した大さじ2のサラダ油で、しっかりと水気を絞ったなすを炒めます。なすに軽く火が通ったところで「温かいご飯」、そして「うなぎのかば焼き」の順に加えていくのがパラリと仕上げるコツです。
温かいご飯を使用することでフライパンの温度低下を防ぎ、炒め合わせやすくなります。さらに、7〜8mm角に切ったうなぎのかば焼きを後から加えることで、うなぎの身が崩れすぎるのを防ぎつつ、その濃厚な脂とタレの旨みをご飯全体にムラなくコーティングさせることができます。
全体がパラリとするまで手早く炒め合わせるのが美味しさの秘訣です。
梅肉と青じそは火を止めてから加える
三つ目の、そして味の決め手となる最大の極意は、風味づけのタイミングです。チャーハンがパラリと炒め上がったら、必ず「火を止めてから」梅肉(大さじ1~1+1/2)と粗みじん切りにした青じその半量を加えて混ぜ合わせてください。
梅肉のフレッシュな酸味やフルーティーな香り、そして青じその爽やかな風味は、熱に非常に弱く、加熱しすぎると飛んでしまいます。余熱だけで全体にサッと混ぜ合わせることで、一口食べた瞬間に口いっぱいに広がる和のハーブの香りと、うなぎの濃厚さを引き立てる梅の酸味を最大限に活かすことができます。
盛り付け後に残りの青じそを散らすことで、さらに香りの層が重なります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この「ナィス!チャーハン」は、うなぎの濃厚な旨味と梅肉・青じその爽やかな風味が同居する、非常に奥深い味わいの和風チャーハンです。このお料理に合わせるお酒としておすすめしたいのが、果実味が豊かでほんのりと酸味のある軽めの赤ワインです。
例えば、フランスのブルゴーニュ地方で作られる「ピノ・ノワール」や、日本の固有品種である「マスカット・ベーリーA」を使用した赤ワインはいかがでしょうか。
赤ワインの持つチェリーやベリー系の果実味と穏やかな酸味が、梅肉のフルーティーな酸味と美しく調和し、うなぎのかば焼きの甘辛い風味を上品に引き立ててくれます。
また、キリッと冷やした辛口の「スパークリングワイン」や、柑橘系の香りが特徴の「ソーヴィニヨン・ブラン」などの白ワインも、青じその爽快感と同調し、口の中の油分をすっきりと洗い流してくれるため、非常に相性の良いペアリングとなります。
保存テクニックと温め直し方
このチャーハンは、梅肉や青じそといった風味豊かな生野菜・保存食を使用しているため、出来立てのアツアツをいただくのが最も美味しい食べ方ですが、どうしても余ってしまった場合は適切な保存が必要です。
粗熱が取れたら、1食分ずつラップでぴったりと包み、密閉容器やジッパー付きの保存袋に入れて冷凍庫で保存することをおすすめします。冷凍保存であれば約2週間ほど日持ちします。冷蔵保存の場合は風味が落ちやすく、ご飯も硬くなってしまうため、翌日中にはお召し上がりください。
温め直す際は、電子レンジで中心までしっかりと加熱してからお召し上がりください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回ご紹介した平野レミさん直伝の「ナィス!チャーハン」は、なす、うなぎのかば焼き、梅肉、青じそという個性豊かな食材を見事に調和させた、驚きと美味しさが詰まった一品です。
なすをあらかじめ塩水につけて水分を絞るという丁寧な下ごしらえが、チャーハンを油っぽくさせずパラリと仕上げるための重要な土台となっています。
そして、温かいご飯とうなぎを順に炒め合わせることで生まれる濃厚なコクに、火を止めてから加える梅肉の酸味と青じその爽やかな香りが加わることで、最後の一口まで新鮮な驚きを感じながら味わうことができます。
手順は非常にシンプルでありながら、料理を美味しくするための理にかなったポイントが散りばめられている、まさに平野レミさんならではの素晴らしいレシピです。いつものチャーハンとは一味違う、風味豊かな和の一皿をぜひご家庭の定番メニューに加えてみてください。
