平野レミさんのオリジナルレシピ、「きのこの発酵炒め」をご紹介します。この料理は、たっぷりのきのこと豚肉を、酒かすとみそという日本の伝統的な発酵調味料を使って炒め合わせた、旨味あふれる一品です。
きのこ類はエリンギとまいたけの2種類を使用することで、豊かな風味と異なる食感のコントラストを楽しむことができます。そこに豚肩ロース肉のコクが加わり、食べ応えも抜群です。味の決め手となるのは、なんといっても「酒かす」と「みそ」のダブル発酵パワー。
しっとり柔らかいバラかすを使うことで、食材全体に風味が絡みやすく、奥深いコクとまろやかな甘みが生まれます。にんにくとバターの香ばしい風味が食欲をそそり、ご飯のおかずとしてはもちろん、お酒のおつまみとしても最適な一品です。フライパン一つで手軽に作れる手順となっており、忙しい日の夕食にもぴったり。
平野レミさんならではの、手に入りやすい身近な食材を使いながらも、風味豊かで本格的な味わいに仕上がる絶品レシピを、ぜひご家庭でお試しください。
【平野レミさんのレシピ】きのこの発酵炒めの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings10
minutes10
minutes460
kcal20
minutes平野レミさんのオリジナルレシピ、「きのこの発酵炒め」をご紹介します。この料理は、たっぷりのきのこと豚肉を、酒かすとみそという日本の伝統的な発酵調味料を使って炒め合わせた、旨味あふれる一品です。
材料
エリンギ 2本(100g)
まいたけ 100g
パプリカ(赤) 1/4コ
豚肩ロース肉(薄切り) 120g
にんにく(小) 1かけ
酒かす(バラかす) 100g(しっとり柔らかいタイプのもの。)
細ねぎ 2~3本
バター 20g
サラダ油 大さじ1
【A】
みそ 大さじ1+1/3
みりん 大さじ2
作り方
- エリンギとまいたけは食べやすく裂く。パプリカは縦半分に切ってから斜め細切りにする。にんにくはみじん切りにする。
- フライパンにバターとサラダ油、にんにくを入れて中火にかけ、香りがたったらエリンギとまいたけを加え、ふたをして軽く火を通す。
- パプリカと豚肉を加えて炒め、肉の色が変わったら酒かすを加えてさらに炒める。
- ボウルに【A】を混ぜ合わせ、みそを溶かし、 3 に加えて炒める。
- 器に盛り、小口切りにした細ねぎを散らす。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (きのこの発酵炒め)
きのこの発酵炒めを美味しく作る3つの極意
きのこは手で裂いて風味と食感を活かす
このレシピのポイントは、エリンギとまいたけを包丁で切るのではなく、「食べやすく裂く」という手順にあります。きのこ類は手で裂くことで断面に細かな凹凸ができ、表面積が広くなります。これにより、炒め合わせた際にバターやにんにくの香り、そして豚肉の旨味が染み出した油がきのこによく絡みやすくなるのです。
また、包丁の金属臭がつかないため、きのこ本来の豊かな香りや風味を損なわずに調理できます。火の通りも均一になり、食べたときの食感もより自然で心地よいものに仕上がります。きのこは手で丁寧に裂く工程を大切にしてください。
きのこはふたをして軽く火を通し旨味を閉じ込める
フライパンにバター、サラダ油、にんにくを入れて香りを立たせた後、きのこと一緒に「ふたをして軽く火を通す」工程が重要です。きのこは水分を多く含む食材ですが、ふたをして蒸し焼き状態にすることで、きのこ自身の水分でふっくらと火が通ります。
この方法により、きのこの旨味成分が外に逃げるのを防ぎ、フライパンの中に広がるにんにくやバターの香りをきのこ全体にしっかりとまとわせることができます。強火で一気に炒めると水分が飛んでパサつきがちですが、この工程を踏むことでジューシーな仕上がりになります。
酒かすとみその加えるタイミングで風味を最大限に
豚肉の色が変わったタイミングで酒かすを加え、その後にみそとみりんを混ぜ合わせた合わせ調味料を加えるという順序が味の決め手です。酒かすを先に入れて炒めることで、酒かす特有のアルコール分が程よく飛び、マイルドで豊かなコクが引き出されます。
その後、みそを加えることで、みそ本来の風味や香りを飛ばしすぎずに仕上げることができます。発酵食品同士の相乗効果で奥深い味わいが生まれますが、それぞれの調味料が持つ一番良い香りと旨味を最大限に活かすため、レシピ通りの順番でフライパンに加えて炒め合わせてください。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この「きのこの発酵炒め」には、酒かすやみそといった日本の発酵調味料特有の甘みと深いコク、そしてバターや豚肉の濃厚な旨味が詰まっています。この複雑で豊かな味わいには、少しふくよかな果実味を持つ白ワインや、軽めの赤ワインがよく合います。白ワインであれば、樽香の効いたシャルドネがおすすめです。
バターのクリーミーな風味とワインの樽香が美しく調和し、きのこの土のニュアンスともマッチします。また、オレンジワインも素晴らしいペアリングです。オレンジワイン特有の旨味と少しの渋みが、酒かすやみその発酵由来の複雑な味わいを受け止め、口の中で見事なマリアージュを生み出します。
赤ワインを合わせる場合は、ピノ・ノワールがぴったりです。きのこ料理全般と相性が良いピノ・ノワールですが、その繊細な酸味と赤い果実の香りが、豚肉の脂の甘みや甘辛いみそダレをすっきりと流しつつ、料理の旨味を引き立ててくれます。
保存テクニックと温め直し方
調理後の「きのこの発酵炒め」は、粗熱をしっかりと取ってから清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。酒かすやみそを使っているため比較的味がなじみやすいですが、冷蔵で2〜3日を目安に食べ切るようにしてください。
食べる際は、電子レンジで中心までしっかりと温め直すか、フライパンで軽く炒め直すと、バターや発酵調味料の香りが再び立ち上がり、美味しくいただけます。なお、きのこ類は冷凍すると食感が変わってしまうことがあるため、できるだけ早めにお召し上がりいただくことをおすすめします。
このレシピのまとめと栄養のポイント
平野レミさんの「きのこの発酵炒め」は、エリンギとまいたけの豊かな風味に、豚肉のボリューム感をプラスし、酒かすとみそで奥深いコクを加えた絶品レシピです。手で裂いたきのこにバターとにんにくの香りをしっかりとまとわせ、豚肉と一緒に炒めることで、食材の旨味が一体となります。
最大の魅力は、酒かすのまろやかな風味とみ所の塩気が織りなす「発酵パワー」の相乗効果。ご飯がどんどん進むしっかりとした味付けで、お酒のお供にも最適です。身近な食材を使いながらも、ひとくち食べればその奥深い味わいの虜になること間違いありません。
日々の食卓のメインディッシュとしてはもちろん、ちょっとしたおもてなしの一品としても活躍する平野レミさんの素晴らしいレシピを、ぜひあなたの定番料理に加えてみてください。
