今回は、テレビや雑誌で大活躍の料理愛好家、平野レミさんのレシピ「しじみのおみそれパスタ」をご紹介します。しじみの旨味をパスタにたっぷりと吸わせ、日本の伝統的な調味料である味噌と、コク深いバターを組み合わせた、驚くほど美味しく仕上がる和風パスタのレシピです。
しじみといえばお味噌汁が定番ですが、平野レミさんの豊かな発想力から生まれたこの一品は、まさにその常識を覆すような斬新なアプローチが魅力です。細麺のパスタであるカッペリーニを使用することで、短時間でしっかりと出汁を吸い込み、一口食べるごとに口いっぱいにしじみの豊かな風味が広がります。
また、和の風味を引き立てる柚子の皮とねぎの香りが、味噌バターの濃厚な味わいをさっぱりとまとめ上げてくれます。いつものパスタとは一味違う、海の恵みと和洋の調味料が見事に調和した平野レミさん直伝の絶品パスタ。
手順もシンプルで分かりやすいので、忙しい日のランチや夕食のメインディッシュとしても大活躍間違いなしのレシピです。ぜひご家庭で挑戦してみてください。
【平野レミさんのレシピ】しじみのおみそれパスタの作り方
Course: 主食Cuisine: 和洋折衷2
servings5
minutes10
minutes385
kcal15
minutes今回は、テレビや雑誌で大活躍の料理愛好家、平野レミさんのレシピ「しじみのおみそれパスタ」をご紹介します。しじみの旨味をパスタにたっぷりと吸わせ、日本の伝統的な調味料である味噌と、コク深いバターを組み合わせた、驚くほど美味しく仕上がる和風パスタのレシピです。
材料
しじみ(砂抜きをする) 300g
カッペリーニ 120g(太さ約0.9mmの細いパスタ。)
ねぎ(斜め薄切り) 1本
柚子の皮(すりおろす) 適量
みそ 大さじ2
バター 大さじ2
作り方
- 鍋に水カップ3としじみを入れ、しじみの殻が開くまで煮立たせて、アクを除く。身の外れた殻は取り除く。
- カッペリーニを半分に折って 1 に加え、芯(しん)がなくなるまで火を通し、だしを吸わせる。このとき、まだ芯が残るようなら水を加えて、さらに火を通す。みそ、バター、ねぎの順に加えてざっと混ぜる。器に盛り、柚子の皮を散らす。
- ポイント
- カッペリーニは半分に折って一気に鍋に入れる。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (しじみのおみそれパスタ)
しじみのおみそれパスタを美味しく作る3つの極意
カッペリーニは半分に折って鍋に加える
このレシピの重要なポイントは、細長いパスタであるカッペリーニをあらかじめ半分に折ってから一気に鍋に投入することです。
長いまま入れると鍋からはみ出してしまい、均等に水分を吸わせるのが難しくなりますが、半分に折ることでしじみから出た濃厚な出汁にパスタ全体がしっかりと浸かり、ムラなく火を通すことができます。
また、細いカッペリーニを使用することで、短い時間でパスタが芯まで出汁を吸い込み、旨味を逃すことなく凝縮させることが可能になります。
しじみの出汁をパスタに直接吸わせる
通常のパスタ作りでは、たっぷりのお湯に塩を入れて麺を茹で、後からソースと絡めるのが一般的ですが、このレシピではしじみを煮立てた出汁の中で直接パスタを茹で上げます。カッペリーニの芯がなくなるまで火を通す過程で、麺がしじみのエキスをたっぷりと含んだ水分を余すことなく吸い込みます。
もし芯が残るようなら水を足して調整することで、パスタが最高の状態で仕上がります。これにより、ソースが表面に絡むだけでなく、麺そのものが旨味を持つようになります。
味噌とバターは火を通しすぎずに仕上げる
仕上げに加える味噌、バター、ねぎは、パスタがしっかりと出汁を吸い込み、水分が適度に飛んだタイミングで順番に加えます。味噌は長時間加熱するとせっかくの豊かな風味が飛んでしまうため、最後の一手として加えるのがポイントです。
バターの動物性のコクと味噌の植物性の発酵の旨味が混ざり合うことで、料理全体に深い奥行きが生まれます。最後に柚子の皮を散らすことで、濃厚な味わいの中に爽やかな香りが加わり、最後まで飽きずに美味しく食べ進めることができます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
しじみの旨味と味噌バターのコクが詰まった「しじみのおみそれパスタ」には、ほどよい酸味とミネラル感のある白ワインが非常によく合います。例えば、イタリア産の辛口白ワインである「ソアーヴェ」や、フランスのロワール地方で作られる「ミュスカデ」などがおすすめです。
特にミュスカデは海鮮料理との相性が抜群で、しじみの持つ磯の香りや繊細な旨味を引き立てつつ、バターの濃厚さをすっきりと洗い流してくれます。また、和の調味料である味噌や柚子を使用しているため、ワインだけでなく、フルーティーな吟醸香のある日本酒を冷やして合わせるのも素晴らしい選択です。
和洋折衷のパスタだからこそ、飲み物の選択肢も幅広く、食事の時間をより一層豊かなものにしてくれます。
保存テクニックと温め直し方
このパスタは、カッペリーニがしじみの出汁をたっぷりと吸い込んでいるため、出来立ての温かいうちにお召し上がりいただくのが最も美味しい食べ方です。時間が経つとパスタがさらに水分を吸って柔らかくなりすぎたり、くっついたりしてしまうため、基本的には保存には向いていません。
どうしても残ってしまった場合は、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存し、翌日中には食べ切るようにしてください。温め直す際は、少量の水や酒を振って電子レンジで軽く加熱すると、風味が戻りやすくなります。
このレシピのまとめと栄養のポイント
平野レミさんの「しじみのおみそれパスタ」は、しじみのお味噌汁をパスタに昇華させたかのような、驚きと美味しさが詰まった一皿です。しじみを丁寧に煮出してアクを取り、その極上のスープで直接カッペリーニを茹でるという合理的な手順は、洗い物を減らすだけでなく、食材の旨味を一切逃さない素晴らしい調理法です。
味噌とバターという王道の組み合わせがコク深さを演出し、ねぎと柚子の皮が和の爽やかさをプラスすることで、全体のバランスが完璧に計算されています。身近な材料で手軽に作れるのに、一口食べればその奥深い味わいに感動すること間違いなしのレシピです。
いつもの食卓に新しい風を吹き込みたい時に、ぜひこの絶品パスタをお試しください。
