平野レミさんのレシピをご紹介します。秋の食卓に欠かせない大定番メニューといえば「さんまの塩焼き」ですが、いつも同じ食べ方になってしまいがちだと感じている方も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介する平野レミさんの「さんまの塩焼きおろし5点」は、そんな定番の焼き魚を、世界各国のユニークな味わいで楽しむという驚きに満ちた斬新なレシピです。
なんと、タイ、ベトナム、インド、地中海、中華という5つの異なるテイストに味付けした大根おろしを用意し、香ばしく焼き上げたさんまと一緒にいただきます。
ナムプラーとレモン汁を効かせた爽やかなタイ風、スイートチリソースとパクチーが香るベトナム風、スパイシーなカレー粉とクミンが食欲をそそるインド風、マヨネーズのコクとパセリがマッチする地中海風、そしてごま油と豆板醤がピリッとアクセントになる中華風と、一口ごとに全く違う世界への味覚旅行を楽しむことができます。
いつものさんまが劇的に生まれ変わる、楽しさいっぱいのレシピです。
【平野レミさんのレシピ】さんまの塩焼きおろし5点の作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings15
minutes15
minutes380
kcal30
minutes平野レミさんのレシピをご紹介します。秋の食卓に欠かせない大定番メニューといえば「さんまの塩焼き」ですが、いつも同じ食べ方になってしまいがちだと感じている方も多いのではないでしょうか。
材料
さんまの塩焼き 2匹
【タイ味おろし】
大根おろし 50g
ナムプラー 小さじ1
レモン汁 小さじ1/2
【ベトナム味おろし】
大根おろし 50g
スイートチリソース 大さじ1
パクチー(みじん切り) 大さじ1
【インド味おろし】
大根おろし 50g
カレー粉 小さじ1/4
クミンパウダー 小さじ1/14
塩 少々
【地中海味おろし】
大根おろし 50g
マヨネーズ 大さじ1
しょうゆ 小さじ1/3
パセリ(みじん切り) 適量
【中華味おろし】
大根おろし 50g
ごま油 小さじ1
豆板醬(トーバンジャン) 小さじ1/6
しょうゆ 小さじ1/3
作り方
- さんまを塩焼きにする。
- 【タイ味おろし】【ベトナム味おろし】【インド味おろし】【地中海味おろし】【中華味おろし】5種類それぞれの材料を混ぜ合わせ、5種類の大根おろしを作る。
- 2をそれぞれお皿に入れる、
- さんまの塩焼きを5点の大根おろしで味わう。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (さんまの塩焼きおろし5点)
さんまの塩焼きおろし5点を美味しく作る3つの極意
大根おろしの水気は程よく切る
5種類の味付け大根おろしを作る際、大根おろしの水気が多すぎると、せっかくの調味料の味が薄まってしまい、さんまに添えたときにも水っぽくなってしまいます。大根をすりおろした後は、ザルに上げるか、手で優しく軽く水気を絞ってからそれぞれの調味料と混ぜ合わせるのがポイントです。
ただし、完全に絞り切ってしまうと大根おろし特有のふんわりとした口当たりや瑞々しさが失われてしまうため、ポタポタと水が落ちない程度の「程よい水切り」を心がけてください。これにより、調味料がしっかりと大根おろしに絡み、さんまの塩焼きの旨味を最大限に引き立てる濃厚な薬味へと仕上がります。
さんまの塩焼きはシンプルに仕上げる
このレシピの主役は、色鮮やかで個性豊かな5つの味付け大根おろしです。そのため、ベースとなる「さんまの塩焼き」自体は、あえてシンプルに、基本に忠実に焼き上げることが重要になります。過度な味付けは避け、さんま本来の脂の甘みと塩の塩味だけで香ばしく焼き上げましょう。
皮目はパリッと、身はふっくらと焼き上げることで、ナムプラーやカレー粉、豆板醤といったパンチのある大根おろしの風味を受け止める最高の土台となります。強火の遠火でじっくりと火を通し、余分な脂を落としつつ、魚の旨味をギュッと閉じ込めるように焼くのが理想的です。
食べる直前に調味料を混ぜ合わせる
5つの味付け大根おろし(タイ味、ベトナム味、インド味、地中海味、中華味)は、食べる直前に調味料と大根おろしを和えることをおすすめします。特にレモン汁やナムプラー、ごま油などの香りが特徴的な調味料は、時間が経つと香りが飛んでしまったり、大根から余分な水分を引き出してしまったりする原因になります。
熱々に焼き上がったさんまの塩焼きを食卓に出す直前のタイミングで、小鉢に分けた大根おろしにそれぞれの調味料を手早く混ぜ合わせることで、スパイスやハーブ、ごま油のフレッシュな香りを存分に楽しむことができます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
この「さんまの塩焼きおろし5点」は、一口ごとにタイ、ベトナム、インド、地中海、中華と味わいが劇的に変化するため、合わせるお酒も幅広い包容力を持つものを選ぶのがおすすめです。
ワインであれば、柑橘系の爽やかな香りと程よい酸味を持つソーヴィニヨン・ブランが、タイ風やベトナム風のハーブの香りと見事に調和します。また、白ワイン用のブドウを皮ごと醸造したオレンジワインも素晴らしいペアリングです。
オレンジワイン特有のほんのりとした渋みとふくよかな果実味が、カレー粉やクミンを効かせたインド風、さらには豆板醤の辛味がある中華風の強い個性もしっかりと受け止めてくれます。
ビールを合わせる場合は、キレのあるピルスナータイプのビールや、フルーティーな香りが特徴のペールエールなどが、さんまの脂をすっきりと流しつつ、様々なスパイスの余韻を楽しませてくれるでしょう。
保存テクニックと温め直し方
さんまの塩焼きは、焼き立ての皮がパリッとして身がふっくらしている状態が最も美味しくお召し上がりいただけます。そのため、基本的には保存せず、その日のうちに食べ切ることをおすすめします。
もしどうしても5種類の味付け大根おろしが余ってしまった場合は、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存し、翌日中には消費するようにしてください。ただし、時間が経つと大根から水分が出て味がぼやけてしまうため、翌日食べる際は再度軽く水気を切り、少し調味料を足して味を整えると美味しくいただけます。
冷奴にのせたり、茹でた豚肉に添えたりと、別のおかずに活用するのもおすすめです。
このレシピのまとめと栄養のポイント
平野レミさんの「さんまの塩焼きおろし5点」をご紹介しました。いつもの定番メニューであるさんまの塩焼きを、たった5種類の大根おろしを用意するだけで、まるで世界旅行をしているかのようなエンターテインメント性あふれる一皿へと昇華させる、平野レミさんならではの素晴らしいレシピです。
ナムプラーやスイートチリソース、カレー粉、マヨネーズ、豆板醤といった、ご家庭にある身近な調味料を少し組み合わせるだけで、これほどまでに焼き魚の楽しみ方が広がることには驚かされます。
ご家族や友人との食卓で「次は何味で食べようか?」と会話も弾むこと間違いなしのアイデアレシピですので、ぜひ毎日の食卓に取り入れて、新しいさんまの魅力を発見してみてください。
