テレビや雑誌など多方面で大活躍されている料理愛好家、平野レミさんのレシピ「なすのミルクポタージュ」をご紹介します。
なすを使った料理といえば、焼きなすや麻婆なす、煮浸しといった和風や中華風のメニューを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、平野レミさん直伝のこのレシピは、なすの瑞々しさと旨味を優しく包み込んだ、お洒落で贅沢な洋風のポタージュスープです。
なすの皮を贅沢にむいてしっかりとアクを抜き、たまねぎや鶏ささ身と一緒にじっくりと煮込んでから、ハンディプロセッサーなどでなめらかなペースト状に仕上げていきます。これにより、なす特有の渋みやクセが一切なくなり、驚くほどまろやかでクリーミーな味わいを楽しむことができます。
仕上げに加える牛乳とバターのコクが抜群の相性を発揮し、贅沢な一杯が完成します。平野レミさんの素晴らしい知恵が詰まった極上の味わいを、ぜひご家庭でお試しください。
【平野レミさんのレシピ】なすのミルクポタージュの作り方
Course: スープCuisine: 洋食2
servings10
minutes10
minutes248
kcal20
minutesテレビや雑誌など多方面で大活躍されている料理愛好家、平野レミさんのレシピ「なすのミルクポタージュ」をご紹介します。
材料
なす(小) 3コ(240g)
たまねぎ 1/2コ(100g)
鶏ささ身 60g
塩 小さじ1+1/2
サラダ油 大さじ1~1+1/2
黒こしょう(粗びき) 適量
【A】
牛乳 カップ1
バター 大さじ1
塩 小さじ1/2強
こしょう 少々
作り方
- なすはヘタを落として皮をむく。3mm厚さの輪切りにしてボウルに入れ、塩小さじ1+1/2、水カップ1+1/2を加えて5分間ほどおき、水けをギュッと絞る。
- ポイント
- なすは皮をむいてアクをぬいてから煮ると、透明感のある仕上がりになる。皮はとっておき、「 なすの皮ったきんぴら 」に使う。
- たまねぎは薄切りにする。ささ身は筋を除いて細かく刻む。
- フライパンにサラダ油大さじ1~1+1/2を中火で熱し、 1 と 2 を炒める。全体に油が回ってしんなりしたら、水カップ1+1/2を加え、ふたをして5分間ほど煮る。
- 火を止めてふたを取り、ハンディプロセッサーでなめらかなペースト状にする。
- ポイント
- フードプロセッサーを使う場合は、粗熱を取り、あふれないように2回に分けてかくはんするとよい。
- 4 に【A】を加え、再び火にかけて温める。器に盛り、黒こしょう適量をふる。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (なすのミルクポタージュ)
なすのミルクポタージュを美味しく作る3つの極意
なすの皮むきと塩水でのアク抜き
このレシピのポイントは、なすの皮をしっかりとむき、塩水にさらしてアクを抜くことです。なすは皮をむいてアクをぬいてから煮ることで、仕上がりに透明感が出て、見た目も美しい綺麗なポタージュになります。
3mm厚さの輪切りにしたなすをボウルに入れ、塩小さじ1+1/2と水カップ1+1/2を加えて5分間ほどおき、その後に水けをギュッと絞ることで、余分な水分とともにえぐみが抜け、まろやかな味わいのベースが完成します。なお、むいた皮は捨てずにとっておき、「なすの皮ったきんぴら」に使うことができます。
具材の炒め方とふたをして5分間煮る工程
このレシピのポイントは、具材をしっかり炒めてからふたをして5分間ほど煮ることです。フライパンにサラダ油大さじ1〜1+1/2を中火で熱し、薄切りにしたたまねぎ、細かく刻んだ鶏ささ身、アク抜きしたなすを炒めます。全体に油が回ってしんなりとするまで丁寧に炒めることで、素材の甘みと旨味を引き出します。
その後、水カップ1+1/2を加え、必ずふたをして5分間ほど煮ることで、すべての具材にしっかりと火が通り、この後のプロセッサーでの攪拌がスムーズに行えるほど柔らかくなります。
プロセッサーによるなめらかなペースト作り
このレシピのポイントは、火を止めてからハンディプロセッサーを使って丁寧になめらかなペースト状にすることです。具材をしっかりと細かくすり潰すことで、口当たりの良い極上のポタージュに仕上がります。
もしハンディプロセッサーではなくフードプロセッサーを使う場合は、安全のために一度粗熱を取り、中身があふれてしまわないように2回に分けてかくはんすると綺麗に仕上がります。このひと手間を加えることで、ザラつきのないクリーミーで洗練された食感を生み出すことができます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
なすのミルクポタージュに合わせる飲み物としては、すっきりとした酸味とコクを併せ持つ白ワインが非常によく合います。例えば、フランスのシャルドネやイタリアのソアーヴェなどは、ポタージュに使用されているバターや牛乳のまろやかな乳製品のコクを引き立てつつ、後味を爽やかにまとめてくれます。
また、なすの優しい甘みと鶏ささ身の旨味に寄り添う、軽めのロゼワインを合わせるのもおすすめです。ノンアルコールであれば、香ばしい風味が特徴のルイボスティーや、すっきりとしたコーン茶がポタージュのクリーミーな味わいを邪魔せず、口の中をリフレッシュさせてくれます。
温かいポタージュの余韻を楽しみながら、お好みのペアリングを楽しんでみてください。
保存テクニックと温め直し方
なすのミルクポタージュを保存する場合は、調理後にしっかりと粗熱を取ってから、清潔な密閉容器に移して冷蔵庫で保管してください。冷蔵保存での保存期間の目安は、作った翌日中、長くても2日室内には飲み切るようにしてください。
牛乳やバターなどの乳製品が含まれているため、傷みやすいので早めに消費することが大切です。また、温め直す際は、鍋に移して弱火でゆっくりと混ぜながら加熱してください。
強火で一気に沸騰させてしまうと、牛乳が分離して口当たりが悪くなってしまう原因になりますので、ふつふつとする手前で火を止めるのが美味しく再現するコツです。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、平野レミさん直伝の「なすのミルクポタージュ」の作り方をご紹介しました。なすの皮をむいてしっかりとアク抜きをすること、一点そしてたまねぎや鶏ささ身と一緒にじっくり煮込んでからプロセッサーでなめらかに仕上げることが、この美味しいポタージュを成功させる大切な秘訣です。
牛乳とバターの豊かなコクが、なすの優しい美味しさと見事に調和し、お店で食べるような本格的なスープがフライパン一つで手軽に作れます。むいたなすの皮は「なすの皮ったきんぴら」に活用できるため、食材を無駄なく使えるのも平野レミさんのレシピならではの嬉しい工夫です。
朝食のメインスープとしても、特別な日のディナーの始まりとしても重宝する一品ですので、ぜひ日々の献立に取り入れてみてください。
