料理愛好家・平野レミさんのレシピ「パン・デ・トロ² シチュー」をご紹介します。このシチューは、食パンを牛乳たっぷりの特製スープに浸し、そのまま煮込むという、平野レミさんならではの大胆かつ理にかなった素晴らしい一品です。
食パンがスープの旨味をたっぷりと吸い込み、とろとろの食感に変化することで、ルウを使わなくても自然なとろみと奥深いコクが生まれます。具材には、小麦粉をまぶしてこんがりと焼き上げた鶏もも肉、彩り鮮やかな赤パプリカ、ブロッコリーを合わせ、見た目も華やかに仕上がります。
さらに、味の決め手となるのはオイスターソース。牛乳のまろやかさにオイスターソースの複雑な旨味が加わることで、短時間の煮込みでも何時間も煮込んだような本格的な味わいを実現しています。生タイムの爽やかな香りがアクセントになり、最後の一口まで飽きずに楽しめる絶品シチューです。
ご家庭にある身近な材料で驚くほど本格的な味が作れる、平野レミさん直伝のシチューをぜひお試しください。
【平野レミさんのレシピ】パン・デ・トロ² シチューの作り方
Course: 主菜Cuisine: 洋食2
servings10
minutes15
minutes785
kcal25
minutes料理愛好家・平野レミさんのレシピ「パン・デ・トロ² シチュー」をご紹介します。このシチューは、食パンを牛乳たっぷりの特製スープに浸し、そのまま煮込むという、平野レミさんならではの大胆かつ理にかなった素晴らしい一品です。
材料
鶏もも肉(一口大に切る) 1枚(250g)
小麦粉 適量
赤パプリカ(小さめの乱切り) 1/2コ(60g)
ブロッコリー(小房に分ける) 120g
バター 10g
ハーブ塩 少々
こしょう 少々
生タイム 1本
【A】
牛乳 カップ4
オイスターソース 小さじ2
ハーブ塩 小さじ1/2
食パン(6枚切り/耳に切り目を入れる) 1枚
生タイム 3本
【B】
たまねぎ(薄切り) 1/2コ(100g)
バター 20g
にんにく(みじん切り) 大さじ1/2
作り方
- ボウルに【A】を入れてパンを浸しておく。ポリ袋に鶏肉を入れ小麦粉をまぶす。
- 鍋に【B】を入れ炒め、たまねぎがしんなりしたら 1 の鶏肉を加え、焼き色がついたらパプリカも加えて炒める。
- 2 に【A】を加えて、中火でふたをしないで10分間煮る。途中、ブロッコリーを入れ、仕上げにバターと塩、こしょうで味を調える。
- 器に盛り、生タイム1本を刺す。
メモ
- 平野レミさんのレシピ (パン・デ・トロ² シチュー)
パン・デ・トロ² シチューを美味しく作る3つの極意
食パンを牛乳液に浸してルウ代わりに使う
このレシピの最大のポイントは、食パンをあらかじめ牛乳、オイスターソース、ハーブ塩を合わせた液体に浸しておく工程にあります。食パンが水分をたっぷりと吸い込んでやわらかくなることで、煮込んだ際に自然に溶け崩れ、シチュー全体に絶妙なとろみをもたらします。
市販のシチュールウを使わなくても、小麦粉とバターを長時間炒めてホワイトソースを作る手間が省け、ダマになる失敗も防げます。また、パンのデンプン質が溶け出すことで、スープにまろやかなコクととろみがつき、具材とスープが一体となった極上の口当たりに仕上がります。
鶏肉に小麦粉をまぶして旨味を閉じ込める
鶏もも肉はそのまま鍋に入れるのではなく、事前にポリ袋に入れて小麦粉をまぶしておくことが重要です。小麦粉のコーティングによって鶏肉の表面が保護され、加熱した際に肉の水分や旨味が外に逃げるのを防ぐことができます。
また、バターとたまねぎを炒めたところにこの鶏肉を加えて焼き色をつけることで、香ばしさがプラスされ、シチュー全体の風味が格段にアップします。さらに、鶏肉にまとわせた小麦粉が煮汁に溶け出すことで、食パンのデンプン質とともにシチューの自然なとろみを補強する役割も果たしています。
オイスターソースで短時間でも奥深いコクを出す
牛乳ベースのシチューにオイスターソースを加えるという一見意外な組み合わせが、短時間で本格的な味を決める秘密です。中火でふたをせずに10分間煮るだけで仕上げるこのレシピにおいて、オイスターソースが持つ魚介の凝縮された旨味とアミノ酸が、長時間煮込んだような複雑なコクと深みをスープに与えます。
牛乳のミルキーな味わいとオイスターソースのコクが見事に調和し、ハーブ塩や生タイムの爽やかな香りが加わることで、味が重くなりすぎず、最後まで美味しくいただけるバランスの取れた味わいになります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
平野レミさんの「パン・デ・トロ² シチュー」には、まろやかでクリーミーな味わいに寄り添い、ハーブの香りを引き立てるワインがよく合います。特におすすめなのは、フランス産のシャルドネや、ニュージーランド産のソーヴィニヨン・ブランなどの白ワインです。
樽香のあるふくよかなシャルドネは、バターの風味や牛乳のコク、オイスターソースの旨味が溶け込んだ濃厚なスープと素晴らしい相性を見せます。
一方、ソーヴィニヨン・ブランの持つ爽やかな柑橘系の香りとハーブのニュアンスは、仕上げに添える生タイムの清涼感と見事にリンクし、シチューの後味をすっきりとさせてくれます。また、軽めのピノ・ノワールを少し冷やして合わせるのも、鶏肉の旨味を引き立てる良い選択です。
保存テクニックと温め直し方
保存する場合は、シチューが完全に粗熱を取ってから、清潔な密閉容器に移して冷蔵庫で保存してください。牛乳を使用しており、食パンが溶け込んでいるため、傷みやすくなっています。冷蔵保存の場合でも翌日中には食べ切るようにしてください。
温め直す際は、鍋に移して弱火でゆっくりとかき混ぜながら加熱するか、電子レンジの場合は耐熱容器に入れてふんわりとラップをし、途中で一度取り出して全体を混ぜ合わせると、ムラなく温まります。冷凍保存は食感が変わるためおすすめしません。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回は、平野レミさん直伝の「パン・デ・トロ² シチュー」をご紹介しました。食パンを特製の牛乳スープに浸してそのまま煮込むという斬新なアイデアで、手間のかかるホワイトソース作りを省略しつつ、驚くほどとろとろでクリーミーな極上シチューが完成します。
オイスターソースの隠し味が効いた奥深いスープに、香ばしく焼き上げた鶏肉、彩り豊かなパプリカとブロッコリーが絡み合い、食卓をパッと華やかに彩ってくれます。生タイムの香りがアクセントとなり、本格的な洋食の味わいをご家庭で手軽に楽しむことができます。
忙しい日の夕食から、ちょっとしたおもてなしの席まで幅広く活躍する素晴らしいレシピですので、ぜひこの機会に作ってみてはいかがでしょうか。
