田村隆さんのレシピをご紹介します。今回は、素材の持ち味を存分に活かした「里芋のみそ煮」です。里芋のぬめりや食感を大切にしながら、昆布の旨味と手前みその豊かな風味が絶妙に調和する一品です。特別な調味料を使わずとも、素材の組み合わせと丁寧な火加減によって、心温まる上品な味わいに仕上がります。
手順自体はシンプルでありながら、一度冷まして味を含ませる工程など、おいしさを引き出す工夫がしっかりと詰まっています。日々の食卓にはもちろん、ホッとする和食を食べたいときにもぴったりのメニューです。ぜひこの機会に田村隆さん直伝のレシピを試して、奥深い味わいを楽しんでみてください。
【田村隆さんのレシピ】里芋のみそ煮の作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食3
servings15
minutes25
minutes180
kcal40
minutes田村隆さんのレシピをご紹介します。今回は、素材の持ち味を存分に活かした「里芋のみそ煮」です。里芋のぬめりや食感を大切にしながら、昆布の旨味と手前みその豊かな風味が絶妙に調和する一品です。特別な調味料を使わずとも、素材の組み合わせと丁寧な火加減によって、心温まる上品な味わいに仕上がります。
材料
里芋 10コ
昆布 10g
手前みそ カップ1/3
柚子の皮(すりおろす) 適量
砂糖 大さじ1
作り方
- 里芋は皮をむき、斜め半分に切ってたっぷりの水に放す。
- 鍋に水カップ2と昆布を入れ、里芋を水けをきって加えて落としぶたをし、強火にかける。煮立ったら少し火を弱めてゆで、くしを刺してスーッと通ったら砂糖大さじ1を加える。さらに1分間煮て一度冷ます。
- 再び火にかけて 手前みそ を加えて全体になじませる。鍋を動かしながら汁けをとばすように少し煮詰め、火を止める。
- 器に盛り、おろし柚子をふる。
メモ
- 田村隆さんのレシピ (里芋のみそ煮)
里芋のみそ煮を美味しく作る3つの極意
里芋を下処理して水に放す
里芋は皮をむき、斜め半分に切ってたっぷりの水に放すことが大切です。この下処理によって余分なアクや表面の汚れがしっかりと取り除かれ、仕上がりの雑味がなくなります。切ることで火が通りやすくなり、味が均等にしみ込みやすくなるというメリットもあります。
調理の最初の段階でしっかりと水に放しておくことが、上品な口当たりを生み出すための大切なポイントとなります。
砂糖を加えて一度冷ます
鍋に水カップ2と昆布を入れ、里芋を水けをきって加えて落としぶたをし、強火にかけます。煮立ったら少し火を弱めてゆで、くしを刺してスーッと通ったら砂糖大さじ1を加えます。さらに1分間煮てから一度冷ますことが非常に重要です。
温める段階で甘味をしっかりと行き渡らせ、冷ましていく過程で味が中までグッと染み込んでいくため、里芋の美味しさが格段に引き立ちます。
手前みそを加えて汁けをとばす
一度冷ましたら再び火にかけ、手前みそを加えて全体になじませます。鍋を動かしながら汁けをとばすように少し煮詰め、火を止めます。みそは風味や香りが飛んでしまわないよう、加熱しすぎないタイミングで加えるのがコツです。
鍋を優しく動かしながら全体にからめ、適度に汁けをとばすことで、みそのコクと旨味が里芋の表面にしっかりとまとわりつき、最高のバランスに仕上がります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
里芋のみそ煮には、すっきりとしながらもコクのある日本酒がよく合います。手前みその豊かな風味と昆布の旨味が詰まった優しい甘辛い味わいが、お酒のキレを引き立ててくれます。
また、おろし柚子の爽やかな香りがアクセントになるため、少しフルーティーな香りのある純米酒や、キリッとした冷酒、あるいは温かいお燗など、幅広い温度帯で楽しむことができます。料理の繊細な美味しさを邪魔せず、互いの味を引き立て合う最高の組み合わせとしておすすめです。
保存テクニックと温め直し方
作った里芋のみそ煮は、粗熱を取ってから清潔な保存容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。保存の際は、乾燥を防ぐためにしっかりと蓋を閉めることが大切です。一般的には冷蔵で2〜3日ほど美味しく召し上がることができます。食べる際には、風味が損なわれないよう優しく温め直してください。
なお、食材の品質を保つためにも、なるべく早めにお召し上がりいただくことをおすすめします。
このレシピのまとめと栄養のポイント
田村隆さんのレシピによる「里芋のみそ煮」は、素材の持ち味を最大限に引き出した心温まる和食です。里芋の下処理から始まり、昆布の旨味を含ませた煮汁でやわらかくゆで上げ、砂糖を加えて一度冷ますことで、中までしっかりと味が染み込みます。
仕上げに手前みそを加え、鍋を動かしながら汁けをとばすことで、香り高いコクと絶妙なとろみが生まれます。器に盛った後におろし柚子をふることで、上品な香りが全体の味を引き締めてくれます。シンプルな手順でありながら料理の基本が詰まった、ぜひ作ってみたい絶品レシピです。
