プロの料理研究家である田村隆さんのレシピをご紹介します。今回お届けするのは、香ばしさと旨味が凝縮された「さけとほうれんそうの香味焼き」です。塩ざけの旨味を余すところなく活かしながら、たっぷりのほうれんそうともやしを一緒に調理することで、ボリューム感と満足感をしっかりと演出できる一品となっています。
魚料理は準備や後片付けが面倒に感じられがちですが、このレシピでは表面加工のフライパンを活用して油を使わずに調理し、仕上げにごま油を回しかけることでカロリーを抑えつつ豊かな香りを引き出す工夫が凝らされています。
忙しい日でも手軽に作れるうえに、栄養バランスも抜群の主菜として毎日の献立に大活躍すること間違いなしの優れた和食レシピです。ぜひご家庭の食卓で田村隆さん直伝の味わいをお楽しみください。
【田村隆さんのレシピ】さけとほうれんそうの香味焼きの作り方
Course: 主菜Cuisine: 和食2
servings10
minutes12
minutes240
kcal22
minutesプロの料理研究家である田村隆さんのレシピをご紹介します。今回お届けするのは、香ばしさと旨味が凝縮された「さけとほうれんそうの香味焼き」です。塩ざけの旨味を余すところなく活かしながら、たっぷりのほうれんそうともやしを一緒に調理することで、ボリューム感と満足感をしっかりと演出できる一品となっています。
材料
塩ざけ(甘口/切り身) 2切れ
ほうれんそう 1/2ワ(100g)
もやし 100g
七味とうがらし 適量
酒 大さじ1
ごま油 小さじ1
【A】
酒 大さじ1
うす口しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1/2
作り方
- ほうれんそうはよく洗って水けをきり、4~5cm長さに切って、茎と葉に分ける。もやしはできれば根と芽を取り除く。
- 表面加工のしてあるフライパンにさけを並べて中火にかけ、皮側からじっくりと焼く。両面にこんがりと焼き色をつけ、酒大さじ1をふり、ふたをして弱めの中火で7~8分間蒸し焼きにする。
- ポイント
- 最初に皮をこんがりと焼くのがコツ。
- さけを取り出して器に盛り、あいたフライパンにほうれんそうの茎、もやし、ほうれんそうの葉を順に入れ、中火で炒める。
- 葉がしんなりとしてきたら【A】を加え、手早く混ぜて汁けをとばし、ごま油小さじ1を回しかける。 3 のさけに添え、七味とうがらしをふる。
- ポイント
- 焼き油は使わず、香りづけのごま油と、うまみの移った野菜で満足感をアップ。魚に小麦粉をまぶしてごま油大さじ1で焼くよりも、80kcal減。
メモ
- 田村隆さんのレシピ (さけとほうれんそうの香味焼き)
さけとほうれんそうの香味焼きを美味しく作る3つの極意
最初に皮をこんがりと焼く
表面加工のしてあるフライパンに塩ざけを並べて中火にかけ、皮側からじっくりと焼くことが大切です。最初に皮をこんがりと焼くことで、魚特有の臭みが抜け、香ばしい風味が引き立ちます。
両面にこんがりと焼き色をつけた後、酒大さじ1をふってふたをし、弱めの中火で7から8分間蒸し焼きにすることで、身がパサつかずにふっくらとした仕上がりになります。
焼き油を使わずに野菜の旨味を活用
このレシピでは最初に油を使わず、さけを焼き上げたあとのフライパンに、ほうれんそうの茎、もやし、ほうれんそうの葉を順に入れて中火で炒めます。魚から出た旨味が移った野菜を一緒に炒めることで、余分な油を使わなくても深い満足感が得られます。
さらに、香りづけのごま油小さじ1を最後に回しかけることで、カロリーを抑えながらもコクのある豊かな味わいに仕上がります。
手早く炒めて味を調える仕上げの工夫
ほうれんそうの葉がしんなりとしてきたら、酒大さじ1、うす口しょうゆ大さじ1、みりん大さじ1/2を合わせた【A】を加え、手早く混ぜ合わせてしっかりと汁けをとばすことがポイントです。野菜の食感を程よく残しつつ、調味料の旨味を均一に絡めることで、さけとの相性が抜群の副菜兼付け合わせが完成します。
仕上げに七味とうがらしをふることで、ピリッとしたアクセントが加わり、全体の味が引き締まります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
さけとほうれんそうの香味焼きには、すっきりとした酸味と豊かなミネラル感を持つ白ワインが非常によく合います。特に、キリッとした辛口のシャブリや、柑橘系の爽やかな香りが特徴的なソーヴィニヨン・ブランなどを合わせると、塩ざけの旨味やごま油の香ばしさを引き立てつつ、口の中を心地よくリフレッシュしてくれます。
また、普段の晩酌として楽しむ場合には、冷やした純米酒やキレのある辛口の日本酒を選ぶと、和食ならではの繊細な味わいと絶妙に調和し、より一層食事の時間を楽しむことができます。
保存テクニックと温め直し方
作り置きとして保存する場合は、粗熱をしっかりと取った後に清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。保存期間の目安としては、当日中から翌日までのできるだけ早めにお召し上がりいただくのがおすすめです。
召し上がりに際しては、電子レンジなどで軽く温め直していただくと、風味と美味しさが戻りやすくなります。なお、野菜の食感を保つためにも長期間の保存は避け、できるだけ作りたてのフレッシュな状態でお楽しみください。
このレシピのまとめと栄養のポイント
田村隆さんによる「さけとほうれんそうの香味焼き」は、塩ざけの旨味とたっぷりの野菜を効率よく楽しめる、ヘルシーかつ大満足の和食レシピです。表面加工のフライパンを活用して油を使わずに調理し、仕上げにごま油の香りをつけることで、魚料理でありながらカロリーをしっかりと抑えつつ豊かな風味を実現しています。
ほうれんそうの茎や葉、もやしを順番に炒め合わせることで食感のコントラストも楽しめ、酒やうす口しょうゆ、みりんで味付けした野菜はさけとの相性も抜群です。手軽に作れる工程でありながらプロのこだわりが詰まったこのレシピを、ぜひ今夜の献立に取り入れてみてください。
