田村隆さんのレシピをご紹介します。彩りのり巻きは、ふっくらとしたすし飯に、香ばしく焼いた鮭の旨味、爽やかな風味のみつば、味わい深いきのこ、そしてふんわりと仕上げた優しい甘さのいり卵が絶妙に調和した一品です。
見た目の華やかさはもちろんのこと、一口ごとに異なる食感と素材の持ち味が口いっぱいに広がり、食卓をパッと明るく彩ってくれます。特別な日の食卓やお弁当はもちろん、日常の食事に彩りを添えたい時にもぴったりの味わいです。
丁寧な下ごしらえとコツを押さえることで、ご家庭でもお店のような美しい断面と崩れにくい仕上がりを実現できます。ぜひこのレシピを参考に、手作りの美味しいのり巻き作りに挑戦してみてください。
【田村隆さんのレシピ】彩りのり巻きの作り方
Course: 主食Cuisine: 和食2
servings15
minutes15
minutes598
kcal30
minutes田村隆さんのレシピをご紹介します。彩りのり巻きは、ふっくらとしたすし飯に、香ばしく焼いた鮭の旨味、爽やかな風味のみつば、味わい深いきのこ、そしてふんわりと仕上げた優しい甘さのいり卵が絶妙に調和した一品です。
材料
ご飯(堅めに炊いたもの) カップ4(通常より1割減(新米の場合は1割強減)の水加減で炊く。)
甘塩ざけ(切り身) 1切れ(80g)
みつば 2ワ
しめじ 100g
卵 2コ
すしのり 2枚
塩
サラダ油 大さじ1
酒 大さじ1+1/2
砂糖
しょうゆ
ごま油 少々
【A】
酢 大さじ2
塩 小さじ1
砂糖 小さじ1弱
作り方
- すし飯をつくる。湿らせて堅く絞ったふきんをボウルに敷き、炊きたてのご飯を入れる。小なべに【A】の調味料を入れて煮立て、ご飯に回しかける。しゃもじで全体を切り混ぜる。
- ポイント
- ボウルに敷いたふきんが適度に余分な水分を吸収してくれるので、ご飯がべたつかない。ご飯は必ず炊きたて、合わせ酢は粗熱を取って。切り混ぜるときは、片手でふきんを動かして米粒を返しながら、しゃもじで混ぜる。合わせ酢がなじんだら、うちわなどであおいで冷ます。
- さけは焼いて身を細かくほぐす。みつばはサッとゆでてざるに上げ、軽く塩をふって手早く冷まし、水けをきつく絞る。
- しめじは石づきを取ってほぐし、サラダ油大さじ1を熱したフライパンでいためる。酒・水各大さじ1+1/2、砂糖・しょうゆ各大さじ1/2を加え、汁けがなくなるまでいりつける。火を止め、しょうゆ・ごま油各少々をふる。
- いり卵をつくる。卵は溶きほぐし、砂糖大さじ2、塩小さじ1/4、しょうゆ少々を加えて混ぜる。なべに卵液を流し入れ、はしでかき混ぜながら中火にかける。半熟状になったら火を止め、すぐバットなどにあける。
- 巻きすの上に、手前の端をそろえてのりを置く。 1 の半量を上に置き、奥に約4cmの余白を残して広げ、ご飯の端を少し高く盛って壁をつくる。
- ポイント
- のりの奥の端は、すし飯を置かない余白部分をつくる。余白側のすし飯は壁のように少し高く盛る、壁の高さは余白の長さよりも低くなるように。
- 2 ~ 4 の具の半量を、高く盛ったご飯に沿わせてのせていく。すし飯の端と端を合わせるようにして一気に巻き、形を整える。同様にしてもう1本つくる。
- ポイント
- バラバラになりやすい具も、すし飯を高く盛ったことによって散らばらずにきれいに巻ける。すし飯の端と端を合わせてしっかりと巻き、巻きすの上から握るようにして形を整える。
- 湿らせて堅く絞ったふきんでそのつど包丁を湿らせながら、引くようにして六つから八つに切る。
- ポイント
- 押すように切るとつぶれるので、引き切りで。
メモ
- 田村隆さんのレシピ (彩りのり巻き)
彩りのり巻きを美味しく作る3つの極意
ふきんを使ったすし飯の水分調整と切り混ぜ
このレシピのポイントは、ボウルに湿らせて堅く絞ったふきんを敷き、炊きたてのご飯を入れて合わせ酢を回しかける点です。ふきんが適度に余分な水分を吸収してくれるため、ご飯がべたつかず、すし飯が絶妙な固さと口当たりに仕上がります。
合わせ酢は必ず粗熱を取ったものを使い、切り混ぜるときは片手でふきんを動かして米粒を返しながら、しゃもじで手早く混ぜ合わせます。合わせ酢がしっかりとなじんだら、うちわなどであおいで風を送り、余分な熱を取り除くことで、つややかでまとまりのある美味しいすし飯に仕上がります。
具材の丁寧な下ごしらえと味わい深い味付け
このレシピのポイントは、それぞれの具材の持ち味を最大限に引き出す丁寧な下ごしらえと味付けにあります。さけは香ばしく焼いてから身を細かくほぐし、みつばはサッとゆでてざるに上げ、軽く塩をふって手早く冷ました後に水けをきつく絞ることで、鮮やかな緑色とシャキッとした食感を保ちます。
しめじは石づきを取ってほぐし、サラダ油大さじ1を熱したフライパンでいため、酒・水各大さじ1+1/2、砂糖・しょうゆ各大さじ1/2を加えて、汁けがなくなるまでしっかりといりつけます。最後に火を止め、しょうゆ・ごま油各少々をふることで、深みのある香ばしさが加わります。
いり卵は、砂糖大さじ2、塩小さじ1/4、しょうゆ少々を加えた卵液をなべに流し入れ、はしでかき混ぜながら中火にかけ、半熟状になったらすぐバットにあげることで、ふんわりとした食感に仕上がります。
すし飯の壁を作る巻き方のコツと美しい切り方
このレシピのポイントは、のりの奥に約4cmの余白を残し、余白側のすし飯の端を少し高く盛って壁を作ることで、具材がきれいに収まるように工夫されている点です。バラバラになりやすい鮭やしめじ、いり卵などの具材も、この高く盛ったすし飯の壁に沿わせてのせることで散らばらずにきれいに巻くことができます。
すし飯の端と端を合わせるようにして一気に巻き、巻きすの上からしっかりと握るようにして形を整えます。切る際には、湿らせて堅く絞ったふきんでそのつど包丁を湿らせ、押すのではなく引くようにして六つから八つに切り分けることで、形が崩れず美しい断面に仕上がります。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
彩りのり巻きの上品で優しい味わいには、すっきりとしたキレのある日本酒や、香り高い緑茶が非常に良く合います。特に、冷酒や軽快なタイプの純米酒を合わせることで、鮭の旨味やごま油の香ばしさを引き立てつつ、口の中を爽やかにリフレッシュしてくれます。
また、お茶として楽しむ場合は、香ばしいほうじ茶や上質な煎茶を選ぶと、すし飯の酸味や具材の豊かな風味がより一層引き立ち、食事の時間を心地よく演出してくれます。
保存テクニックと温め直し方
彩りのり巻きは、乾燥を防ぐためにラップに包むか密閉容器に入れ、乾燥しやすい冷蔵庫ではなく、なるべく涼しい場所で保存し、早めにお召し上がりいただくことをおすすめします。時間が経つとご飯が硬くなりやすいため、美味しく召し上がっていただくためには作ったその日のうちに食べ切るのが最適です。
このレシピのまとめと栄養のポイント
田村隆さんによる彩りのり巻きは、丁寧な手仕事と素材の持ち味を活かした絶品のり巻きです。ふきんを使って絶妙な水分調整を行ったつややかなすし飯に、香ばしい焼き鮭、爽やかなみつば、旨味たっぷりのしめじ、そして優しい甘さのふんわりいり卵を美しく巻き上げています。
すし飯に壁を作る独自の巻き方のコツを取り入れることで、具材が散らばらず、初心者でも綺麗に仕上げることができます。特別な日の食卓や、おもてなし、お弁当など幅広いシーンで喜ばれること間違いなしの一品です。ぜひご家庭で挑戦して、その美味しさと美しさをお楽しみください。
