今回は、テレビや雑誌などのメディアで大活躍中の人気料理研究家、きじまりゅうたさんのレシピ「焼きたらこバターパスタ」をご紹介します。
たらこパスタといえば、生のたらこをソースにしてパスタに絡めるのが一般的な定番メニューですが、きじまりゅうたさんのこのレシピでは、あえて魚焼きグリルで香ばしく焼き上げた「焼きたらこ」を使用するのが最大の特徴です。
焼きたらこならではのホロホロとした独特の食感と、食欲をそそる豊かな香ばしさが、トッピングに乗せたバターの濃厚なコクとパスタの上で絶妙に絡み合い、いつものたらこパスタとは一味違う、奥深く贅沢な味わいを楽しむことができます。
材料も非常にシンプルで、主食となるスパゲッティ、メイン食材のたらこ、そして調味料であるバター、オリーブ油、塩、黒こしょうなど、どこのご家庭にでも常備してある身近な食材だけで手軽に作れるのも嬉しいポイントです。
休日のゆっくり過ごしたいランチタイムや、仕事終わりで手早く美味しいものを済ませたい夕食にもぴったりな一皿です。きじまりゅうたさん直伝の、シンプルながらも計算され尽くした極上パスタの作り方を、丁寧にご紹介していきますので、ぜひご自宅でお試しください。
【きじまりゅうたさんのレシピ】焼きたらこバターパスタの作り方
Course: 主食Cuisine: 洋食2
servings5
minutes10
minutes530
kcal15
minutes今回は、テレビや雑誌などのメディアで大活躍中の人気料理研究家、きじまりゅうたさんのレシピ「焼きたらこバターパスタ」をご紹介します。
材料
スパゲッティ 200g
塩
オリーブ油 小さじ2
たらこ 1腹(80~100g)
バター 20g
黒こしょう(粗びき) 少々
作り方
- たらこはアルミ箔(はく)で包み、温めた魚焼きグリルに入れて中火で5分間ほど焼く(片面焼きの場合は途中、上下を返す)。アルミ箔で包んだまま粗熱を取る。
- ポイント
- たらこはアルミ箔で包んだまま粗熱を取ると、しっとり仕上がる。
- 熱湯1.5リットルに塩小さじ1を入れ、スパゲッティを袋の表示どおりにゆでてオリーブ油小さじ2、塩小さじ1/4であえて器に盛る。
- 1 をプラスチック製のおろし器ですりおろし、好みの量を 2 にかける。バターをのせ、黒こしょう(粗びき)少々をふる。
- ポイント
- 金属製のおろし器では、たらこがつぶれてきれいにすりおろせない。プラスチック製のおろし器がなければ、焼きたらこの薄皮をむいて手でほぐす。
メモ
- きじまりゅうたさんのレシピ (焼きたらこバターパスタ)
焼きたらこバターパスタを美味しく作る3つの極意
アルミ箔で包み、粗熱を取ってしっとり感を保つ
たらこを焼く際、魚焼きグリル(中火)で約5分間加熱しますが、このとき必ずアルミ箔で包んで焼くことがこのレシピの重要なポイントです。直火で焼くと水分が飛びすぎてパサパサになってしまいますが、アルミ箔で包むことで蒸し焼き状態になり、中心までふっくらと火が通ります。
さらに、焼き上がった後もすぐにアルミ箔を外さず、包んだままの状態で粗熱を取ってください。この工程により、たらこの内部に水分がしっかりと留まり、ホロホロとしつつもパサつかない、絶妙なしっとり食感に仕上がります。
プラスチック製のおろし器で焼きたらこをきれいに粉砕
焼き上がって粗熱を取ったたらこは、パスタにふりかけるために細かくしますが、ここで「プラスチック製のおろし器」を使用するのが最大の極意です。金属製のおろし器を使ってしまうと、たらこの粒が潰れてしまい、せっかくのホロホロとした食感や美しい見た目が損なわれてしまいます。
プラスチック製のおろし器で優しくすりおろすことで、パラパラとした美しい雪のような焼きたらこを作ることができます。もしプラスチック製のおろし器がない場合は、包丁で切るのではなく、薄皮をむいて手で丁寧にほぐすようにしてください。
茹で上げたパスタの下味が全体の味のベースに
スパゲッティを茹でる際、1.5リットルの熱湯に対して塩小さじ1を加えて袋の表示通りに茹でます。そして、茹で上がったパスタを器に盛る前に、オリーブ油小さじ2と塩小さじ4分の1をしっかりとあえておく手順を絶対に省かないでください。
この下味がつくことで、パスタそのものにしっかりとした旨味と風味がコーティングされ、上に乗せる焼きたらこやバターの味わいがより一層引き立ちます。オリーブ油がパスタ同士のくっつきを防ぐ役割も果たし、最後まで美味しくいただける重要な工程です。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
きじまりゅうたさんの「焼きたらこバターパスタ」は、焼きたらこの香ばしさとバターの濃厚なコク、黒こしょうのピリッとしたアクセントが効いているため、すっきりとした白ワインや軽めのスパークリングワインと非常に相性が良いです。
特におすすめなのが、イタリア産の「ピノ・グリージョ」や、フランス産の「シャブリ」のような、ミネラル感とキレのある酸味が特徴の辛口白ワインです。ワインの酸味がバターの濃厚さをすっきりと中和し、焼きたらこの旨味をさらに引き立ててくれます。
また、カジュアルに楽しみたい場合は、「プロセッコ」や「カヴァ」などのスパークリングワインもぴったりです。炭酸の爽快感が口の中をリフレッシュさせ、次の一口をより美味しく感じさせてくれます。
保存テクニックと温め直し方
こちらの「焼きたらこバターパスタ」は、パスタ料理の特性上、出来立ての温かいうちにお召し上がりいただくのが最も美味しくおすすめです。バターの風味や焼きたらこの香ばしさは、時間が経つとどうしても失われて風味が落ちてしまいます。
もし作りすぎてしまった場合は、パスタとソースとなる焼きたらこを混ぜ合わせる前の状態で保存するのが理想的です。焼きたらこ単体であれば、密閉容器に入れて冷蔵庫で2〜3日保存可能です。おにぎりの具やお茶漬けなどにアレンジしても美味しくいただけます。
このレシピのまとめと栄養のポイント
今回ご紹介したきじまりゅうたさんの「焼きたらこバターパスタ」は、身近な食材を使いながらも、少しの工夫で劇的に美味しくなるプロならではのレシピです。
生のたらこではなく、アルミ箔で包んでしっとりと焼き上げた「焼きたらこ」をすりおろして使うという斬新なアイデアが、パスタ全体に香ばしさと奥深い旨味をもたらしています。
茹でたてのスパゲッティにオリーブ油と塩でしっかりと下味をつけること、そしてプラスチック製のおろし器を使ってたらこを美しくすりおろすことなど、一つ一つの工程に美味しさの理由が詰まっています。
休日のお昼ごはんから、ちょっと贅沢な夕食まで、幅広いシーンで活躍する絶品パスタですので、ぜひご家庭の定番メニューに加えてみてください。
