料理研究家の杵島直美さんが提案するキャベツとベーコンのクリーム煮は、素材の持ち味を活かした温かみのある一品です。キャベツの甘みとベーコンの旨みがミルクの優しい味わいに溶け込み、食卓をホッと和ませてくれます。
このレシピでは、キャベツの形を美しく保ちながらしっかりと火を通すための下ごしらえや、ダマを作らずに滑らかなとろみを仕上げるブールマニエの使い方が丁寧に組み込まれています。特別な食材を使わなくても、手に入りやすい身近な材料だけで本格的な洋食の味わいを楽しめるのが大きな魅力です。
寒い季節にはもちろん、優しい味を堪能したい日や、たっぷりの野菜を美味しく食べたいときにもぴったりです。日々の献立のレパートリーを広げてくれる杵島直美さん直伝の心温まるクリーム煮を、ぜひご家庭でじっくりと作ってみてください。
【杵島直美さんのレシピ】キャベツとベーコンのクリーム煮の作り方
Course: 主菜Cuisine: 洋食2
servings10
minutes8
minutes245
kcal18
minutes料理研究家の杵島直美さんが提案するキャベツとベーコンのクリーム煮は、素材の持ち味を活かした温かみのある一品です。キャベツの甘みとベーコンの旨みがミルクの優しい味わいに溶け込み、食卓をホッと和ませてくれます。
材料
キャベツ 1/6コ(200g)
たまねぎ 1/2コ(100g)
ベーコン(薄切り/ハーフサイズ) 4~5枚(50g)
牛乳 カップ1+1/2
サラダ油 大さじ1/2
【A】
湯 カップ1/2
顆粒(かりゅう)スープの素(もと)(洋風) 小さじ1
塩 小さじ1/4
こしょう 少々
【ブールマニエ】
バター 15g
小麦粉 大さじ1
作り方
- キャベツは芯を少し残して4等分のくし形に切る。耐熱皿に並べてふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)に3分間かける。たまねぎは縦に薄切りにし、ベーコンは長さを半分に切る。
- ポイント
- キャベツは電子レンジにかけ、柔らかくしてから煮る。芯を残したほうが形がくずれないが、箸で食べたい場合は切り落とすとよい。
- キャベツを電子レンジにかけている間に、フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、たまねぎとベーコンをサッと炒める。片側に寄せ、あいたところに 1 のキャベツを並べて【A】を加え、ふたをして2~3分間煮る。その間に、【ブールマニエ】をつくる。耐熱容器にバターを入れて、ラップをせずに電子レンジに30秒間ほどかけて柔らかくし、小麦粉を加えて練る。
- 2 のフライパンに牛乳を加えて温める。煮汁大さじ2を【ブールマニエ】の容器に加えてよく混ぜ、フライパンに回し入れ、時々混ぜながら2~3分間煮てとろみをつける。
- ポイント
- 【ブールマニエ】はそのまま加えず、少量の煮汁で溶いてから回し入れると均一にとろみがつく。
メモ
- 杵島直美さんのレシピ (キャベツとベーコンのクリーム煮)
キャベツとベーコンのクリーム煮を美味しく作る3つの極意
キャベツを電子レンジで事前に柔らかく加熱する
キャベツは芯を少し残して4等分のくし形に切り、耐熱皿に並べてふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)に3分間かけます。あらかじめ加熱して柔らかくしておくことで、煮込み時間を短縮できるだけでなく、キャベツが持つ本来の甘みをしっかりと引き出すことができます。
芯を残すことで煮崩れを防ぎ、きれいな形を保ったまま仕上げることが可能です。
ブールマニエを煮汁で溶いてから加える
バター15gを電子レンジで30秒間ほどかけて柔らかくし、小麦粉大さじ1を加えて練り合わせたブールマニエを作ります。これをそのまま鍋に入れるとダマになりやすいため、フライパンの煮汁大さじ2を容器に加えてよく混ぜてから回し入れます。
このひと手間で牛乳やスープと均一に混ざり合い、なめらかなとろみをつけることができます。
具材を炒めてから短時間で煮込む
フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱し、縦に薄切りにしたたまねぎと長さを半分に切ったベーコンをサッと炒めます。その後、あいたところに下ごしらえしたキャベツを並べ、湯カップ1/2、顆粒スープの素小さじ1、塩小さじ1/4、こしょう少々からなる【A】を加えてふたをし、2~3分間煮ます。
短時間で火を通すことで食感を残しつつ、味がしっかりと染み込みます。
最高のペアリング:料理を引き立てる飲み物
キャベツとベーコンのクリーム煮のクリーミーで優しい味わいには、爽やかな酸味とすっきりとした果実味を持つ白ワインが非常によく合います。例えば、軽やかなシャルドネやソーヴィニヨン・ブランなどを合わせると、ミルクやバターのコクを適度にリフレッシュし、最後まで飽きることなく楽しむことができます。
また、お酒を控えたい場合には、温かいハーブティーやレモンを添えた炭酸水なども、料理の旨みを引き立てる素晴らしい組み合わせとなります。
保存テクニックと温め直し方
作り置きをする場合は、粗熱を取った後に清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存してください。保存期間の目安は冷蔵で2〜3日以内となります。温め直す際は、牛乳や少量の水を加えてから弱火でゆっくりと加熱すると、分離を防ぎながら美味しく召し上がることができます。
なお、キャベツの食感が変わるため、長期間の冷凍保存にはあまり適していません。
このレシピのまとめと栄養のポイント
料理研究家の杵島直美さんによるキャベツとベーコンのクリーム煮は、電子レンジを活用した効率的な調理法と、ブールマニエを使った確実なとろみ付けが特徴の絶品レシピです。キャベツの芯を少し残してくし形に切り、レンジで加熱してから煮込むことで、形が崩れにくく美しい仕上がりになります。
たまねぎとベーコンを炒めたフライパンで一緒に蒸し煮にすることで、短時間でも旨みがしっかりと全体に行き渡ります。牛乳を加えてから、少量の煮汁で溶いたブールマニエを回し入れることで、ダマのないなめらかな口当たりを実現しています。
身近な材料で手軽に作れる本格的な洋食として、毎日の献立や特別な日の食卓にも大活躍する満足感の高い一品です。
